記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

読書感想文)「ダメ子育て」を科学が変える 全米トップ校が親に教える57のこと

Youtubeのオススメで、この本の著者の星 友啓さんが出てきました。

その動画も最後にリンクを貼りますが、星さんのおっしゃる内容が非常に勉強になりまして、僕は迷わず著作を買いました。



内容がとても良かったです。

具体的な子育てのノウハウの情報満載でした。

また、それだけでなく、「考え方」であったり、「子供と向き合う上での心構え」的な話が非常に勉強になりました。


自分なりに印象に残った内容をまとめたいと思います。





子育ての基本


子育ての基本スタンスとして、以下のことが書かれていました。


・子供が感情的になったら、その気持ちを、言葉にしてあげるのが良い。
 背中をさすってあげるのも有効。

・子供へのストレスのかけ過ぎは良くない。
 ストレスを与えたらフォローする。

・サーブ&リターンが大事。
 つまり、子供が何か言葉や意思を発したら、漏れなく拾い、何か返してあげること
 子供を注意深く見ていくようにしよう。


これが子育ての基本とのことです。





子供が強いメンタルを持つには


子供が強いメンタルを持つことが重要と指摘されています。

そのために、親がもつべき意識や行動を整理してあります。


・子供が強いメンタルを持てるかどうかは、しっかりとした信頼関係を持てる大人が一人でもいるか、に左右される。

・その為には、やっぱりサーブ&リターンが大事。
 サーブ&リターンの繰り返しで、子供との信頼関係が醸成される。



褒める時は、


褒め方の大事なポイント。
・比較で誉めない
・結果を褒めない
・過程の努力を褒める
・チャレンジそのものを褒める

難しいなと思いますが、個人的には”結果”をほめないというのが新鮮でした。

チャレンジ自体を褒めるようにしたいですね。




しつけ


しつけの仕方は諸説ありますよね。

大人によって、考え方も様々でしょう。

しつけについて、罰を与えるような厳しいしつけスタイルと、なんでもOKというのびのび派のしつけを比較しています。

著者は、科学的な観点で、推奨するしつけの姿勢を整理されています。


・罰で脅す、罪悪感を植え付けるというしつけ 
→ これは、最悪中の最悪とのこと。
 絶対にやめるように!!と警鐘を鳴らしています。

・子育ては、のびのび派の方が、圧倒的に成果が良い!とのこと。
 なので、のびのびしたしつけスタイルが良いでしょう。

のびのび派のしつけとは、つまり、自律性を伸ばすしつけとも言えます。
自分でやりたいという気持ちになって、自分で自ら動くこと。
自分から感を伸ばすことが大切。




自律性を伸ばすには


さて、大事だという”自律性”ですが、伸ばすにはどうしたら良いのでしょうか?



自律性を伸ばすには?
・共感
・説明
・自己決定
が大事。

・甘やかさないことと、感情的に怒鳴りつけることは違う。
 なので、感情的に怒鳴りつける必要はない。
 怒鳴らなくても、甘やかさないことはできる。

・一番大事なこと。
 「子供の感情を受け入れ、共感し、理性的にやることを説明しよう。」

・それが自律性サポート型の育児。





メンタルを強くするには?


メンタルを強くすることにも言及されています。


メンタルの強さは、健康と成績の良さに強く関係している。
では、どうすればメンタル強くなる?

→自己受容
 ありのままの自分を受け入れる。
 このままで有難いと感じる。

→その為に重要テクニック
 ・ディスダンシング
  自分の心と距離をとる
  自分の心を客観視する

→もっと簡単なテクニック
 ・瞑想。マインドフルネス
 ・スリーグッドシングス
 ・他人に優しくする


個人的には、「自己受容」の大切さが印象的でした。

自分はこのままで良い。

こう子供自身が思えることが、成長に繋がるのですね。






以上です。

とても勉強になる内容だったので、まとめさせて頂きました。


冒頭に書いたYoutube動画のリンクも貼っておきます。




さて、僕がこれまであげてきた育児関連の書籍紹介のnoteを以下にまとめておきますね。






これらの情報が、育児に取り組まれている方の参考になれば嬉しいです。


#ネタバレ
#読書感想文
#育児
#子育て

この記事が参加している募集

最後までお読みいただき有難う御座います! サポート頂ければ嬉しいです😃 クリエイターとしての創作活動と、「自宅でなぜ靴下が片方無くなることがあるのか?」という研究費用に使わせて頂きます!