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子供の「考える力」を養おうと質問をしてみたら、逆の結果が・・・

僕は、このお茶の水女子大学の名誉教授 内田伸子さんの本を読みました。


素晴らしい本でした。

その中で、こんな一節がありました。

親が、なんでも知ってる博士のように、すぐに子供に答えを与えてはいけません。

子供は「なぜ?」と聞いてくることが増えてきます。

それに対して、親はすぐに答えを与えない方が良い。

なぜだと思う?と問い返してみるんです。

すると、子供は自分なりの考えを言う

その考えを、
「よく考えたね。そうかもしれないね」
と褒めてあげる。

すると、自分で考える力がつくようになる。

子どもの見ている世界 より


なるほど!

こうやったらええのか。

子供が質問をしてきたらそうするし、

例えば、絵本を読んでいる時に、色々と子供に感想を聞いてみるのもええかもしれへん。


そう思うようになりました。

そこで僕は、早速、自分の子供になるべく質問をするようにしました。



ある日、4歳の娘に聞いてみました。

絵本の読み聞かせの最中です。

「 今、このお姫様はどう思ったと思う? 」

「 うーん。悲しかったと思う 」

などと答えてくれます。


おー。ええやん。自分で考えてるやん。


僕は、内田先生に、心の中で手を合わせました。

(先生、我が娘は順調に育っています。考える力を養っています)



僕は、また別の質問をしてみました。

娘は、また頑張って考えて、自分の考えを答えてくれます。


めっちゃええやん。

手応えを感じます。

メキメキっと、娘の考える力が養われている音が聞こえるぐらいです。



そして3回目。

僕は更に聞いてみました。

「 この王子さまは、どういう気持ちやったと思う? 」


すると、娘は答えました。

「 お父さんはどう思った?

  この王子さまはどう感じたかな?

  言ってみな。 」

「 え・・・・ 」

「 早く言ってみて。王子様の気持ち 」

「 う、うん。きっと嬉しかったと思うで」

「 なんで? 」

「 え、あ、、、え? 」



僕は再度心の中で、内田先生に手を合わせました。


(先生、失敗しました。僕の考える力が伸び始めています。)


メキメキメキッ!

僕の頭の奥底で音がしました。





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