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心に残る言葉【4】

生きてきた中で日常とか漫画、映画とかから心に残った言葉を紹介するシリーズの第4弾です。かなり間が空きましたがまたやっていきたいと思います。では早速どうぞ。

9.人見知りは人見知りを求めていない<大学のサークル仲間K君>
いい年齢をして現在休学中ですが二回りも下の若い人たちと去年まで大学生活を共に過ごして「文芸サークル」などにも所属していて、その時に仲良くなった同期が言ったセリフです。まあそいつから見れば何故か僕は同じ年齢に見えるらしくまだ僕のことを20歳くらいだと思っている節があるのでそのままにしてあります笑。で、どういう経緯でこういう言葉が彼から出たのか忘れましたが凄く「ポン」と膝を叩きたくなるような腑に落ちる感じがあって最近ではかなり印象に残っている言葉ではあります。そういやそうやなあって。大学生とか今時かどうか知らないですが、人見知りが多くて、僕もかなりそうなのですが、自分からよう話しかけないくせに向こうから来るのを待っている、だから同じように話しかけられるのを待っている人見知りは求めていない…、うーん、その通り。僕自身も自分が暗く大人しいくせに、やっぱり友達にするなら明るい話しやすい方を求めている、でも空元気、演技での陽キャラづくりは面倒くさい、だから話しかけてくれ、ああでも待っていてもダークオーラで人は寄ってこない、そんなかなりきつい時期を大学で過ごしたので、この言葉が身に沁みてわかったりして。難しいですね、自分の世界を崩してまで向こうに合わせたくない、でもずっと孤独はかなりつらい、そのジレンマ。まあ時が経つにつれて少しづつ仲間は年齢は離れていても出来ていったので、それは良かったです。秘密裏にまた大学に行こうとしている懲りないおっさんですが、もしまた今目指している大学に行ったら人見知りは相変わらず人見知りを求めないんでしょうね。

10.昔仕事が出来へんかった時は先輩に「アホ」呼ばわりされて悔しかったけど「仕事が出来へんオレが悪い」と思って耐えて頑張ったわ<H.K 幼なじみ>
昔引きこもりから立ち直るきっかけをくれた幼なじみの友人の塗装工場で働いていて全く仕事が出来なかった時にそいつが言ってくれた言葉です。彼は僕の物心つく前から遊んでいた親友で中学上がるまでは一番の友達でした。でも家庭環境があまりよくなく、中学校に入るとすぐに不良になって僕とは疎遠になっていきました。僕は高校へ行って大学を目指しましたが、うつ病などで上手く行かず引きこもりにまでなり、彼は中学卒業後すぐに働いて塗装業に就いていました。でもやはり塗装業は今はどうか知りませんが、あの当時は元不良上がりのガラの悪い連中が多く集まるところで、彼も毎日ケンカしたり殴られたりしていたそうです。でも仕事が出来ない自分が悪いと思ってその理不尽な環境にも耐えて、7年くらい経って26歳の僕が引きこもり上がりのダメ人間で仕事が全くできない状態でしたが「俺も昔はお前ほどじゃなかったけど仕事が出来ない時はあった」という話の延長でこの言葉を言っていました。その時には本当に元不良でしたが本当に仕事が出来るカッコイイ(もともとビジュアルはよかったから不良でしたしかなりモテていた)男になっていて、僕は「こいつでもそんな時期があったんか。俺もがんばろう」とその時は思ったりしました。でも結局元々そういう荒々しい不良とかケンカとかの人種ではなかったので、その話を聞いた一か月後には友人には悪いと思いましたがその塗装工場を辞めて、一人で出来る新聞配達に転職してそこからマイペースで人生の階段を上がって今に至ります。でもどの仕事についてもやり始めは仕事が出来ない悩みは付き物で、その度に彼のこの言葉を思い出したりします。

11.一流の先生というのはしっかり勉強していて、分かっていて、分かりやすく伝えられる人のこと<藤野高明 全盲、両手不自由ながら高校で世界史を教えていた先生>
いつ見たかは忘れましたがNHK何かのドキュメンタリー番組でこの全盲で両手不自由ながら必死の努力で大学卒業して高校の先生になって世界史を教えていた藤野さんのことを知りました。実際その番組だけしか見ていないので他のことはあまり知りませんが、その当時大学に40歳過ぎて入ってやりたかった塾の先生のアルバイトを始めたばかりで、どう中学生や高校生に接して教えていけばいいかまだ模索していた中で、この言葉に出会いました。「そうか、あんまり会話とか自分の苦手なことに意識向けるより、まずは数学なら数学、英語なら英語といった自分が教える科目のことをしっかり勉強して分かって、そこで初めて分かりやすく伝えることが出来る。そういう先生がいい先生なのか」と少しだけ自分の目指すべきスタイルというものが見えた気がしたそんな言葉でした。もうこの45歳という年齢で普通に国公立大学工学部出ても就職活動とか実際やってみましたが、履歴書送っただけで落とされるということが立て続けに3回あって、そこで大学の勉強やる気なくして本当に学びたい理学部物理学科を、また休学中ですが本当に行きたい大学理学部目指して今頑張っている最中です。結局この年齢から普通の大学学部に行ったのも「塾の先生」になりたいという思いがあったので人生はそっち方面へと向かって行ってます。生徒と向かい合うのもやっぱり自分が向き合う科目についてしっかりとした関心や興味があって勉強して、分かって、そして生徒に分かりやすく伝えることが出来る、その自信があってこそなので、数学とか物理とか自分が好きな教科を極めるべく、そして一番高いレベルで学べば受験業界ではこの年齢でもなんとか食べていけるのではないかと思い、関西の某国立大学理学部目指して、受験勉強をまたやっているところです。なんとかこの道で生きていけるように夢を叶えたいと思います。

また今回も漫画とかかなかったですが、今の自分の気持ちに近いものを選んでみました。次やる時は名言の宝庫「スラムダンク」からも何か選んでみたいと思ったりしています。ではまた次回があれば会いましょう。


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