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【小説】ゆれるかご・3

商社に勤める中村亜希子は、恋人の田畑聡とその娘小梅と、シェアハウスに暮らす同居人のような気負わない暮らしをしていた。
 ある日、亜希子は会社の人事部から突然呼び出されあらぬ疑いをかけられる。

*全5話です。毎週火曜日の夜に更新予定*

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「ママー!」

 幼い子供が庭先から母親を呼んでいる。母親らしき女性は家事に追われなかなか出てこないようで、少女の声は徐々にボリュームを増していた。

「マーマーー!!」
「まってー、いまいくからー」
「ママー! はやくきてよー!ねーねーー」
「もう……ちょっとまってよー」

 少女にしつこく呼びつけられた母親が、重い足取りで階段を降りている。大きなお腹を抱えて、少々しんどそうに母親はようやく娘のところへ来た。

「どうしたの? ちーちゃん」

 娘の顔を覗き込むように母親は訊ねた。母が降りてきたことに満足げな微笑みを返したあと、〝ちーちゃん〟はこう言った。

「みて、ママ! この人、ママのイモウトのあっこちゃんだよね?!」

 得意気な娘のお知らせに母親は門扉に顔を向けた。その様子を見ていた亜希子は、肩をすくめるように軽く頭を下げた。

「えっ亜希子!! どうしたの? 今日ド平日だけど?? ま、まさか……」

 そう言いながら亜希子の姉、由紀子は手のひらを水平にして首もとにあてた。

「ちょっと、縁起でもないこと言わないで……」

 しかし、そう的はずれとも言えない。亜希子は心なしか顔がひきつるのを感じた。

「ごめんね、突然。お母さんは?」
「なんか町内会の集まりとかに行ったわ。もう少しで夕飯の準備もあるし、戻ると思うけど。ま、あがれば?」

 久しぶりに帰省した実家は相変わらず時が止まったかのように昔のまんまだった。玄関には亜希子の母お手製のブリザーブドフラワーが飾られており、マットは薔薇柄、いったいどこで入手してきたのか印象派風の小さな絵画が飾られていた。

 亜希子はそんな母の趣味が今一つ理解できなかったが、姉の由紀子は最近母と一緒にブリザーブドフラワーを造っているらしい。由紀子は結婚して実家と同じ市内に夫と5歳の娘と暮らしていたが、来月出産のため里帰りしていた。

「そ、それで?聡は昨晩から音沙汰もないわけ?」

 亜希子は会社での出来事は〝省いて〟これまでの経緯を姉に話した。会社での出来事を省いたのは、臨月の姉にこれ以上余計な心配をかけたくない、という大義名分もあるが実際のところ自分自身がまだ受け入れられていないこともあった。

「今日の昼、公衆電話から電話があった。元気だから心配するなって。でもそれ以降は携帯にかけてもつながらないまま」
「なんじゃそら……」
「なんじゃそらぁ〜!」

 由紀子のつぶやきに対し、娘がおちゃらけて真似をした。

「それで、行方を捜しに会社を休んで帰ってきたの?あっこちゃん、お正月もお盆も帰ってこなかったのに、突然帰ってきたら……。お父さんが仕事から戻ったら腰を抜かすわよ」

 聡と暮らし始めてからなんとなく実家へ足が遠のいていた。

「うん。まあお父さんたちには私から適当に話すから。それで……誰か、聡の知り合いの人とか頼って行きそうな人、知らないかな? お姉ちゃん、高校も一緒だったよね?」

 亜希子の言葉に姉は腕を組んで考え始めた。姉の由紀子は聡と同学年で高校まで同じ学校に通っていた。
 亜希子は別の高校に進学したこともあり、中学を卒業してからの聡のことはほとんど記憶に残っていない。
 もっとも中学時代の聡のことも「なんとなく声をかけづらくなった近所の先輩」くらいの認識しか亜希子にはなかった。

 ともに暮らし始めてからも、その時代のことは勝手に自分の中で話題としてタブーにしていた。近所から漏れ聞こえてくる離婚した聡の両親のことは、聞かずとも聡に暗い影を与えているように亜希子は感じていた。

「私、高校一緒とはいっても普通科だったからほとんど聡と話したことなかったんだよね。子供の頃はさ、近所の公園であっこちゃんも一緒に遊んだこと何回かあるでしょ? でも、中学高校になったら人が変わったみたいに、話しかけづらくなっちゃったし……。あっこちゃんが、付き合ってる人だって連れてきたとき、ほんとびっくりしたもん」

 それは亜希子自身も感じていた。昔の聡は人を寄せ付けないような空気をまとっていた。表情を変えず心のうちがうかがえないような顔をして、常に一人でいたイメージだ。

 ところが再会してからの聡は幼少の頃のような穏やかな表情で、飄々として何を考えているのか分からないときはあるものの感情が乱れたり、ましてや突然失踪するような人物に思えなかった。
 大人になって仕事と家庭をもつと雰囲気が変わる男性はいるので、深く気にも留めていなかったが、いまも親しくしている中学高校の友人がいるのか不安を覚えた。

「お子さんいるっていってなかった?前の奥さんとの間に。その子はどうしたの?一緒に居なくなっちゃったの?」

 亜希子は黙って頷いた。

「一緒に暮らすって挨拶しにきたとき、その子一緒に来なかったじゃない?誰かに預けてたの?」
「近所の友達の家にいるっていってた。その友達のママがとても面倒見のいい人で何かあるときはその家で預かってくれていたらしい。私と一緒に暮らし始めた頃からは中学生ってこともあって、預けたりとかはほとんどなかったけど」

 なるほど、そう言って由紀子は黙った。二人の間にしばしの沈黙が訪れ、3歳の娘がするおままごとの声が部屋に響いた。

「いいですか、みなさん。せんせいのお話を、ちゃんと、聞きましょう!」

 並べた人形たちに向かって、幼稚園での先生の口調を真似する幼い声が耳に入った。ハッとしたように、姉が亜希子の顔を見つめた。

「あっこ!あの人は?えっと……小学校のとき担任だった先生。おぎや…じゃないや、おぎの!荻野先生は?」

 突然閃いたように、姉は聡の小学校時代の恩師の名前を口にした。


 翌日である土曜日の11時、亜希子は荻野先生の家を訪問する約束をした。荻野先生は近所に住んでおり、なんと電話番号も変わっていなかった。個人情報がいまほど煩くもなかった当時の連絡網を、後生大事に亜希子の母親が取っていたことが幸いした。

 亜希子は小学校で荻野先生が直接の担任となったことはなかったが、先生のことはしっかりと覚えている。教師の鏡のような先生で時には公私問わず児童のために奔走していた。
 先生のことを悪く言う人物に会ったことがない。

 由紀子によると、聡は高校在学中も時折荻野先生の家に入っていくのを見たという。親身になって聡の相談に乗っていた可能性は高いと思った。

 翌日、約束の11時に荻野先生宅のインターフォンを緊張感をもって押した。先生の家に訪問するのはただでさえ緊張する。ましてやこれからの話をどう説明するべきか……。

「いらっしゃい。中村さんの妹さんね。すっかり大人の女性になられたわね」

 初老に差し掛かった荻野先生が顔をだした。小綺麗で歴史を感じるような居間に通されソファに腰をかけた。

「ご無沙汰しています。突然ご連絡して申し訳ありません」
「いいのよ。たまにね、こうして顔を出してくれる生徒さんがいるのが、教師をしていたことで一番良かったことだわ」

 荻野先生は2年前に教師を辞められたそうだ。亜希子は、姉の由紀子と同じクラスにいた、田畑聡を覚えていますかと訊ねると、ややあってから

「よく覚えているわ。田畑くんがどうしたの?」
「実は、いま私と一緒に暮らしていまして……」

 言いながら亜希子は顔が熱くなるのを感じた。親に言うよりも恥ずかしい気がする。荻野先生はそんな亜希子の様子を見ると少し微笑んだ。

「あら……そうなの。それはよい縁に恵まれたのね、あなたも田畑くんも」

 聡と再会して共に暮らすようになった経緯を簡単に説明した後、本題に入った。

「本日お伺いしたのは……実は、彼は一昨日の夜から突然居なくなってしまったのです。どうも何かに巻き込まれているような気がして……。一度だけ公衆電話から連絡があったんですが、どこにいるかも何故いなくなったかも分からずじまいで……」

 先生は亜希子の話を静かに聞いていた。
 その落ち着いた様子から、亜希子は一瞬自分が大騒ぎしすぎなのではないかと錯覚した。付き合っている男性が居なくなったくらいで、いろいろな人にそのことを相談している自分は、かえって聡にとってよくないことをしているのではないか……。

「大騒ぎするようなことでもないかもしれないのですが、お恥ずかしながら私は大人になってから彼の両親とも会ったことがなく、身近に彼の行方を知りそうな人がいないのです。何かに巻き込まれているなら心配で……」

 黙って聞いていた先生の表情が一瞬曇った。

「ご両親はなかなか連絡がとれないかもしれないわ。お父さんは連絡がとれるかもしれないけど……」

 亜希子は意外に思った。確かに母親は行方知れずだと聞いたが、少なくとも高校生くらいまでは聡とともに暮らしていたはずだ。
 逆に父親のほうが小学生のころ離婚して以来、連絡がとれないと思っていた。
 もっとも聡からそう聞いたわけではなく、彼の様子からそう判断しただけだった。いくらなんでももう少し詳しく聞いておけばよかった。

「お父さんとは連絡がとれるかもしれないということは、先生は連絡先をご存知なのですか?」
「いえ……」

 そういって、先生は少し躊躇するような表情を見せた。

「実をいうと、こういった話は本人の了承を得ない限りお話することはできません。ただ、あなたの置かれた立場を考えるとそれは確かに心配でしょう。ご実家はご存知ね?ご実家には行ってみましたか?」

 亜希子はまさか、と思った。実家は真っ先に頭によぎったが、一度聡と亜希子の実家に行った際も、聡は自分の実家のあった方角は見向きもしなかった。
 ひょっとするとすでに他人が住んでいるのかも、と思っていた。

「もちろん実家は存じております。ですが、もう誰もいないものと思っていました」
「住んではいないけど、人手にはわたっていないはずです。以前と変わりなければ、ですが……。一度訪ねてみる価値はあるのではないかしら」
「先生、ありがとうございます。このような相談をしてすみません。中学生の小梅もいるので、どこかに身を寄せているのではと私も思っていましたが、実家には居ないものと決めつけてました」

「いえいえ。……中学生? ……ああ、妹さんのことね……。もう中学生になるのね……」

 亜希子は先生のこの何気ない感慨を一瞬そのまま聞き流した。
 その後、自分の耳を疑った。いま、なんと?

 亜希子が次の言葉を紡げずにいると、荻野先生はこう続けた。

「そう、今も一緒に暮らしているのね。あの田畑くんが、貴女に何も告げずに居なくなるとしたら、それは妹さんを第一に思っての行動ではないかしら」

 亜希子は不思議と冷静に先生の話を聞いていた。人間はあまりに想像を超えたことが起きると、言語能力が麻痺するものかもしれない。
 喉がつかえるようだ。
 先生、妹って小梅のことを言ってるんですか?
 あの子は聡と前の奥さんの子供じゃないんですか?
 という言葉が出てこない。その亜希子の様子を、先生はよっぽど聡と小梅が心配なのだと判断したらしい。

「そんなに心配しなくてもきっと会えますよ。何かあったら私に連絡ください。お話しくらいは伺えますから。一応私もね、数年前から携帯電話を持つようになったの。ガラケー? とかいうやつですけどね」

 そう言うと携帯番号を書いた紙を亜希子に手渡してくれた。


 荻野先生の家を失礼した後亜希子はあてもなく歩いた。なにがどうなっているのか、さっぱり判断がつかない。

 だが思い起こせば不思議なことはいくつかあった。
 同居してしばらくして、住民票を移すという話になったときだ。亜希子は何気ない気持ちで同一世帯にするか訊ねたが、聡からは正式に結婚することになったときにしたいので、ひとまず別世帯にしてほしいと頼まれた。
 たしかにそれもそうか、その場では納得したが、大抵のことは任せるよとノホホンとしている聡の意見に少し違和感を覚えた。

 もう一つは小梅の聡への呼び方だった。亜希子は一度も聡のことをお父さんと呼んでいるのを聞いたことがなかった。
 いつも「あの人」とか「さとっさん」とか「大黒柱」とか、気分で呼び名は変わっていた。
 思春期だし、父子と言うより小梅は少し奥さんみたいに聡の世話を焼いてるとこもあったから、不思議だと思いつつ亜希子は受け入れていた。
 何より普通の父親なら「なんだ、その呼び方は?」とかムッとしそうなところでも、聡はニコニコしていたので、私が口出すことではないとも思っていた。

 亜希子は走りだした。背中や胸のあたりにざわざわとした焦燥感が訪れ、走らずにはいられない。

 聡から初めて小梅の話を聞いたときのことを思い起こしてみた。

「うちには、中学生の女の子がいるんだよね」

 確かそんなふうに告げられた気がする。婚姻歴があり、中学生がいるとなれば、実子だろうと考える、いや、そこまで深くも考えず「そうなんだ」と亜希子は受け入れたと思う。

 焦燥感は続いて泣き出しそうな寂寥感に変化していった。娘でなく妹なら、どこかで教えてくれてもよかったような……。私が娘だと認識していると分かっていたはずだ。なんで? 今まで私は蚊帳の外にいたのだろうか?

 走って辿り着いた場所はかつての聡の実家だった。20年以上も来たことがなかったが、荻野先生の言うとおり〝誰かが定期的に手入れしている気配〟を感じた。郵便物が溢れていない。表札も〝田畑〟のままだった。

 インターフォンに恐る恐る手をかけたが、押すことが出来ない。
 聡との暮らしは居心地がよかった。お互い干渉しすぎずそれでいて気にかけているような適度な距離感が良かった。連絡さえしておけば、亜希子が一人で飲んで帰っても聡は何も聞かないし気にも留めていない様子だった。

 逆に元夫は、亜希子の行動を細かく指摘してきた。理想も高かった。家庭はこうあるべき、みたいな要求に次第に疲れていった亜希子には、聡のスタンスがありがたかった。だから、亜希子も深く相手のことを追及しないことにしていた。

 でもそれは相手のことをきちんと知らないことだったのだろうか、と亜希子は思った。
 インターフォンを力を込めて押した。知らなければいけないことが、そこにあるような気がした。

 三度ほどチャイムを鳴らしたが、反応はなかった。ほんのりと期待していた、聡と小梅がひょっこり顔を出してくるような都合のいいことはなく、静寂のままだった。

 亜希子は大通りに出てタクシーを拾った。特急の止まる駅を指定すると深呼吸した。自宅のマンションに帰ってみようと思った。

 ふいに涙が一筋頬をつたうのを感じた。マスターの言った「〝サト〟は何か重大なことを亜希子ちゃんに隠している」という言葉を思い出した。聡は何を抱えているのか……。

 そもそも妹だとしたら……。元奥さんと二人の生活の中に幼い小梅はやってきたのだろうか?

 それとも、何らかの事情で途中から引き取ることになったのだろうか?

 暮らし始める前「中学生の子はどんな子?」と亜希子は訊ねたことがあった。何枚か写真を見せてくれたが、その中には幼少の頃の写真もあった。
 『なんかこの写真、小梅がお気に入りなんだよね』といって見せてくれたそれは5歳くらいのまだあどけない表情のものだった。
 少なくとも聡自身はまるで実子のように小梅を育てていた。亜希子には子供はいなかったが、姉の様子を時折みて幼子を育てる大変さは想像できた。

 幼い小梅と聡、そして聡の元奥さん。3人はどういう風に関わり合っていたのか。しっかりした今の小梅との生活に入っていった自分とは大違いのはずだ。

 駅につき、次の特急券を購入して待合室に入った。亜希子は姉にSNSでメッセージを送った。

『荻野先生とは無事会えた。お姉ちゃんいろいろありがとう。確認したいことがあるため帰宅します』

 すぐに既読になり、姉からはやや慌てたような返信があった。

『え、帰宅って、こっちには戻らないってこと?ちょっと伝えたいこともあったんだけど』
『ごめんなさい。お母さんとお父さんによろしく。伝えたいことって何?』
『メッセージで伝えることじゃないかもしれないけど。その……聡の元奥さんって会ったことある?』

 亜希子はどきっとした。時折姉はこのように何かを見透かしているのかと思うようなコメントをしてくるときがあった。反応に迷っていると続けざまにメッセージがきた。

『今日たまたま高校の時のユカコと会って、詳しいことは話さなかったけど妹が同級生だった田畑くんと暮らしてるって話したら、元奥さんの話になって……。
 同じ高校の子みたいなんだよね。離婚してしばらくはこっち戻ってきてたらしい。でも、お父さんだけ単身赴任で東京にいるらしくって、彼女もまた東京に戻ったとか。
 で、たまたまかもしれないけどそのお父さんの勤め先が〝友井物産〟なんだって!聡の行方、知ってたりしないかね?』

 姉のメッセージに亜希子は思わず笑った。お父さんが友井にいたからって、何人従業員がいると思うのだ。本人ならまだしも、父親……。
 なんと返事をしようか悩んでいると、ホームに特急の入線を知らせるアナウンスが流れたので、亜希子は立ち上がり乗車口に立った。

 再度姉からメッセージが届いた。

『大きい会社だから、さすがに無理かな……。ちなみにね、お父さんの名前は〝たかくら けんじ〟さんっていうらしいよ!芸能人みたいな名前で覚えてたらしい。聡、無事に見つかると良いね』

〝たかくら けんじ〟

 特急に乗る間際、亜希子も思わず口にした。どこかで聞いたような気がする。指定席につくと、スマートフォンで自社名とのかけ合わせで検索してみた。すぐに該当の人物が表示された。高倉賢治氏は、友井物産の執行役員の一人だった。

 まさか……。いや、ありえないか。この話と私の人事異動の話は関係ないはずだ。しかし否定しようとすればするほど自分の中の疑惑が膨れ上がった。

 亜希子には再び、人事部同期の森本に追及したときの様子が思い起こされた。
〝こんなことされたって、何かが覆るわけじゃない〟
〝中村さん、なんかやっちゃったんだろ? 身に覚えないの?〟

 亜希子はいつのまにか足が震えていることに気が付いた。電車の走行音でも打ち消されないような体の中から湧き上がる不協和音に、じっとしていられなくなりデッキへ移動した。

 東京に帰ったら、確認しなければならないことが二つになった。

 ひとつは、小梅が聡の妹なのか確証を得ること。
 もうひとつは、高倉賢治氏のことを調べること。

 ドアの向こうに広がる景色を眺め、亜希子は深呼吸を繰り返した。


つづく

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