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一時帰国しました!『YinとYangの必要性』

Bonjour !  お久しぶりです!大変な時期ですが日本にも徐々に明るい兆しが見えてきていつもどおりの風景や生活が戻ってきそうですね!

報告が遅れましたが4月の2日に実は帰国をしていました。遡ること3月の後半、フランスの大統領が2週間に1回のペースで緊急事態宣言後『国民へのスピーチと新たに設ける制限』を発表しておりついにフランスで2番目に大きいオルリー空港を4月前半に閉鎖する宣言を出しました。ずっとこの夏はフランスにいる予定でしたが実際に家族や仲の良い友達や恩師の方々に相談に乗ってもらい緊急帰国をすることに決めました。

そこからは時間との戦いで数日後に帰国するための片道の航空券、ホテル、また帰国後の自主隔離のためのホテルの予約などに追われ、荷物のパッキングやフランスで住んでいた部屋の片付けや現地での様々な契約の解約もフルコミットで行いました。

まあフランスは完全なロックダウンなので1日1時間1キロ圏内の外出が上限でこれをこえないように荷物の整理や郵便物や解約手続きのための外出を計画的に行なっていました。(今思うと本当にフルで動いていました笑)

そしてまあ無事帰国をしたのですが、まず空港に着くとすぐに飛行機からおりられるわけではなく、防護服を日本人の医療専門のスタッフの方に書類を3つ渡され(帰国までのルート、今後のルート、PCR検査の概要と承諾を求めた紙)機内で1時間、空港で3時間ほど待ちました。

それからはすぐに実家には戻らず空港近くのホテルで2週間の待機をしていました。実際に書かなければいけないレポートや論文がたくさんあったので暇ということは全くなかったですが家族や友達に帰国後すぐに会えないのは初めてで本当に変な感覚でした。

あとすごく異様に感じたことが現地のメディアのコロナウイルスに関する報道と海外からの帰国者に対する目や意見でした。実際に僕の場合は学校もコロナの影響ですぐにしまりオンラインにすぐに切り替わりましたし、現地での生活も生活環境的にも経済的にも苦しいものでした。

なので実際に現地にいると生活することで精一杯で研究どころではないし、経済的にも家族へのストレスという意味でも総合的に判断しての帰国でした。(ロックダウン後はほぼ毎日連絡をとって情報交換をしていました)

しかし『なんで帰国するの』『日本への入国を許すな』などネットでたまたま見た有名人の帰国や街中での意見でこのような発言が目立ち、実際に政府側の援助やサポートもありませんでした。まあどんな理由があったにしろ自分で判断して帰ってきたわけですから自主隔離や援助がないのはまだしも非国民や犯罪者のような扱いをうけたことに関してはすごくしんどかったですし、それが報告を遅らせた理由でもあります。

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まあ自分の言いたいことを代弁してくれたようなTweetの書き込みがちらほらあったのでそのひとつを共有します。

今は提出すべき論文をすべて終えてようやく落ち着いたところです。また動画やブログの更新も徐々に行なっていくので見て読んでくださったら嬉しいです:)

ちなみに冒頭に貼りました『Yin&Yang』のイメージですが、これは僕が感じたいまコロナでしんどいときだからこそ、普段通りの生活ではないからこそ必要なマインドではないかなと思いシェアさせていただきました。

ブリコラージュの哲学である『あるもので創作する』『手持ちのものでクリエイティビティを活かし新しいものを生み出す』の考え方はコロナにはぴったりですが『院と陽』のような二項対立的にみえて柔軟性や強さをもった考えは重要だなと改めて感じました。

『こうだからあれはだめ』『こっちが正しくてあっちは正しくない』ではなくてどの角度から見るとどうなるか、もっと言えばInvolve(巻き込む)というような対立ではなくスクラムを組むイメージでシェアリングエコノミー的なゆるくそしてするどい考えやマインドはどうでしょうか。

ハードパワーだけではなくてソフトパワーもたまには。ソフトパワーだけでなくてハードパワーもたまには。どうでしょう?

またたくさんのコメントや意見をお待ちしております。今回も読んでくださりありがとうございました。

ではまた次回!




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