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一般書の感想

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マンガや小説以外の読んだ本の感想です
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記事一覧

清水俊史氏の学説をめぐる仏教学の論争を見て思ったこと

先日、仏教学の世界で清水俊史氏の学説をめぐって論争が起きていることを知りました。 私の属…

立木茂
4か月前
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感想:「私物化」される国公立大学:味方の大学私物化は正義で、敵の大学私物化は悪

本書は「国公立大学が個人や役所によって私物化されている」という批判をしています ですが、…

立木茂
4か月前
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感想:ポケモン×工芸―美とわざの大発見:全力で遊ぶ工芸職人がカッコいい

本書は 金沢の国立工芸館で2023年3月21日から6月11日まで開催されていた「ポケモン×工芸展」…

立木茂
4か月前
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感想:宗教と日本人 葬式仏教からスピリチュアル文化まで:宗教を構成する3つの要素「…

本書では宗教を「信仰」と「所属」と「実践」の3つの要素で解釈します。 教義を信じ、それを…

立木茂
4か月前
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感想:パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか:説得力がある反面、分析を恣…

本書は、境界性、自己愛性、演技性、反社会性などの10タイプのパーソナル障害の特徴を解説し…

立木茂
5か月前

感想:小説家になって億を稼ごう:小説執筆は念能力の修行ではありません

何のことか分かりにくいタイトルをつけてしまいましたが、本書で推奨している小説執筆方法の想…

立木茂
7か月前
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感想:京大 おどろきのウイルス学講義:トンデモに走った学者の駄本

本書の著者は、コロナワクチンの効果を否定する反ワクチン派の代表的な人物になります ワクチンを否定する人物がウイルスについてマトモな講義ができると期待できません 実際に本の内容を軽く流し読みすると、ウイルス進化論など、一般的には証拠不十分で受け入れられていない話が目立ちます もし、あなたが真面目に勉強している人で、この事実を知らずにこの本を読めば、誤った知識や価値観を身につけ、今後の学習に支障をきたすようになることでしょう。 もし研究者や医師を目指している人が、この本で「

感想:土偶を読むを読む:専門家としての責任を果たした力作

本書は、「土偶を読む」という本の問題点を指摘した本であると同時に、最新の縄文研究を分かり…

立木茂
7か月前
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感想:ネットの荒野を独り征く:ゆゆうた氏に見る成功するYouTuberの条件

1968年、現代美術家のアンディ・ウォーホールは「未来には、誰でも15分間は世界的な有名人にな…

立木茂
7か月前
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感想:予測する心:内容は素晴らしいですが、訳があまりにも直訳すぎる

本書は自由エネルギー原理について解説した良書です。 この本の内容の素晴らしさは、様々な書…

立木茂
7か月前

感想:作家で億は稼げません:文客商売

本作は、専業作家として生計を立ててきた著者がそのノウハウを紹介した本です。 本書は小説の…

立木茂
7か月前

感想:人怖 人の狂気に潜む本当の恐怖:最低最悪な胸くそ悪い気分になれる素晴らしい…

この本は、金を出す価値のある不愉快な話のオンパレードです。 無料で読める掲示板や動画を何…

立木茂
7か月前
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