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辰井圭斗個人のあとがき
遼遠小説大賞が終わった。Twitterでは沢山好意的な声を頂いている。私としては、遼遠小説大賞が終わったら、特に私からは発言せず速やかに私のあるべきかたち(=死体)へと移行するつもりだったけれど、思いのほか「遼遠小説大賞を1つのベースに企画をやってみたい」とか「次の遼遠小説を書きたい」といった更に遠くに旅立とうとしている声が多いので、私が知っている限りのことをここに書き残していこうかと思う。何らか
もっとみる第二回遼遠小説大賞結果発表&講評
2024年6月1日~7月31日に「遠く」=「小説の可能性」を裏テーマとしてほぼサイトを問わず開催された第二回遼遠小説大賞には、計30作の参加がありました。参加いただいた皆様ありがとうございます。
結果発表と講評を行います。まずは結果発表から。
大賞
毛盗『川のある土地』優秀賞
倉井さとり『剥がして食べなきゃいけないんだよ』
杜松の実『ドキュメンタリー』
立談百景『ヤバき者』
辰井圭斗個人
第二回遼遠小説大賞ここまでの振り返り 最終
第二回遼遠小説大賞の募集期間が終了した。計30作の参加があった。本当の挨拶は結果発表の時に書くけれど、まず心から感謝を。さて、最後の振り返りだ。
振り返り押田桧凪さん『からめて』はさすがの一作だった。この前パンダの話を読んだけど、今回はタコだ。第一回の時から一向に衰えない独自の小説は、今回その独自性を保ちがらもどこか突き抜けた爽やかさがある。
外清内ダクさん『Stayin' Alive in
第二回遼遠小説大賞ここまでの振り返り④
第二回遼遠小説大賞の募集期間も今日を入れて残り3日となった、参加作が続々と集まってきていて、とても嬉しい、どうか今書いている方も締切に間に合わせてほしい。
さて、恐らく募集期間中最後の振り返りである。ここまでエントリーしている19作品目まで振り返る。
振り返り杜松の実さん『ドキュメンタリー』はかなり変なことをしている。お気付きになっただろうか。語りの順番が普通あり得ないのだが、そのあり得ない語
第二回遼遠小説大賞ここまでの振り返り③
早いもので遼遠小説大賞も残り2週間となった。だが、正直これから来る心当たりのある作品が多過ぎるので、終盤と言うにはまだ早い気がしている。ここまで来てくれた作品に感謝しつつ、まだ来てない作品については「間に合いますように」と空に向かって祈っている。
さて、3回目の振り返りだ。
振り返り楠木次郎さんの『周回遅れのタイムトラベラー』はよく練られた短編だった。終盤が白眉で思わず手に汗握って読んでしまっ
『アリン・イ・ダイン』(『デルギ・ハンの大叛乱―皇孫アリンの復讐―』)がKindleで読めるようになったよ
表題の通り、『アリン・イ・ダイン』がKindleの電子書籍になりました。
買い切りで購入できるほか、Kindle Unlimitedの会員なら読み放題で読めるはずです。著者も実際の商品版を読んでいますが、ようやく謎の1.35字下げとか前付・後付の文字化けなどが解消されて安心して読める状態になりました。
『アリン・イ・ダイン』の内容『デルギ・ハンの大叛乱―皇孫アリンの復讐―』から内容に大きな変化
第二回遼遠小説大賞ここまでの振り返り②
開催期間も残り1ヵ月弱となりましたが、みなさま進捗いかがでしょうか。なぬ、挫けそう? 書けると思って書けば書ける(かもしれない)。応援してます。
さて、2回目の振り返りです。
振り返り新しく集まった5作品について振り返る。
コンディションによって人間がポメラニアンになってしまう「ポメガバース」の世界観で、自分を殺した男に転生した男の話を描いた藤泉都理さん『あだばな』は、設定のてんこ盛り感にも
第二回遼遠小説大賞ここまでの振り返り①
今日から第二回遼遠小説大賞の開催期間(6月1日(土)0:00~7月31日(水)23:59)となりました。これ以降は評議員も活動を始めます。
さて、ここでここまでの振り返りをします。今回、私がやる分についてはピックアップは行わず、振り返りで全作品について軽く触れる予定です。では、以下振り返り。
振り返り3作品。3作品だ。準備期間に来てくれたのは3作品。
こういうテーマで最初の1ヵ月によく3作品来
第二回遼遠小説大賞応募要項
準備期間:5月1日(水)20:00~5月31日(金)23:59
開催期間:6月1日(土)0:00~7月31日(水)23:59
以下の全てを満たす自作の小説で1人1作のみ参加できます。参加作全てに評議員5名からそれぞれ講評が付き、大賞作品などが選出されます。受賞者が得るものは名誉のみです。
①3000字以上2万字以下で完結している作品
②この企画のための新規書下ろし作品で告知後(5月1日(水)2
第二回遼遠小説大賞受付作品一覧
第二回遼遠小説大賞の参加を受け付けた作品を一覧にしていきます。
複数サイトでエントリーされるので参加順は大雑把です。
6月以降に応募後48時間を超えても記載されない場合は“自分の作品がレギュレーションを満たしているかを再度確認した上で”辰井圭斗まで何らかの方法で連絡してください。
受付作品一覧辰井圭斗『彼岸』
サトウ・レン『空音』
功琉偉 つばさ『光の園』
藤泉都理『あだばな』
南沼『雨上がり
第二回遼遠小説大賞仮告知
ご無沙汰しております。辰井です。
ツイートでも告知しましたが、第二回遼遠小説大賞の開催に向けて準備を進めています。開催は数ヵ月単位でしばらく先になりますが仮告知をしておきます。
評議員の方々と調整中の段階なので今の時点で出せる情報はほぼありませんが、事前にお知らせしておいた方がよい情報は出しておきます。
①今回はnote、Twitter、小説家になろう、カクヨムなどからエントリーできる予定です
第一回遼遠小説大賞結果発表&講評
お待たせしました。「小説はどこまで遠くに行けるか」を裏テーマにカクヨム上で4月2日から6月8日にわたり開催された「第一回遼遠小説大賞」の結果発表及び講評です。最終的にエントリーされた作品は33作品でした。長い話は後回しにして、早速結果発表と講評に移りましょう。
第一回遼遠小説大賞結果発表大賞
ポテトマト『青い繭のなかで』
金賞
椎名 蝶太郎『ごし』
銀賞
狂フラフープ『重さのない瓶にき
第一回遼遠小説大賞開始
企画ページはこちら
こんにちは、辰井です。予告通り今日から第一回遼遠小説大賞を始めます。今回は色々特殊なので、必ず企画概要・レギュレーション・裏テーマを(あとできれば「一言」も)確認してから参加してください。
◆◆企画概要◆◆
企画開催期間 4月2日(土)企画開始時刻~6月5日(日)23:59
レギュレーションを満たした全作品に対し、講評が書かれ、大賞・金賞・銀賞作品などが選ばれます。賞品等