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「広報PR」として事業貢献を追求したくてカミナシに入った人の話

はじめまして!
2023年9月にカミナシに2人目の広報として入社しました、達橋亜希と申します。

ふと気が付けば、入社から丸5ヶ月…!
あっという間すぎました。時の経過速度に年齢を感じる32歳です。

私はこれまで広報・広告・ブランディングの領域を約10年経験していて、カミナシは5社目となります。
職種の経験年数でいうと広報が一番長いのですが、多くの方の「広報」に持っているイメージは “サービスや組織、メンバーの良さなど、自社の情報を社外に向けて発信しているよね” というものが多いように感じています。

が、個人的にはもっと “広報がやってるあの取り組み、事業や組織の成長にめっちゃ響いているよね!”と思ってもらえるような広報活動をしていきたい…!!と思っています。
(もちろん、業界や企業のフェーズにより様々な広報の目的な業務が存在すると思いますが)


というわけで、入社後初めて書くこのnoteでは
・これまで様々な業界・フェーズ・規模の企業4社を経験をした上でカミナシに入社したワケ
・なぜ「広報の取り組み、事業や組織の成長にめっちゃ響いているよね!と思ってもらえるようなことがやりたいのか
・今後カミナシでチャレンジしたいと考えていること

などをお伝えしたいと思います。

カミナシや、カミナシで働くことにご興味をお持ちの方に
・カミナシの広報の人ってこんなこと考えてるんだ!
・カミナシに入ったらやってみたいなと思っていたこと、広報と一緒にできそうだぞ…!/やってみたいぞ!!
と感じてもらえたら本望です。

(副次的に、キャリア迷子でお悩みの方にも
・紆余曲折経たからこそ得られる視点や自分の価値観もあるんやな〜
・色々悩んでたけど、まずは動いてみっか!
と前向きな気持ちになってもらえたり、何か役に立つことがあったらいいなとも思っております!)




齢32にして4社経験してようやく見えてきた「実現したいこと」と「そのために最適な環境」


まず、私のこれまでの経歴は以下の通りです。

紆余曲折を経てカミナシへ…


冒頭でお伝えした通り、私はこれまで広報PR・広告・ブランディングの領域を浅く広く経験してきたのですが、在籍していた企業の業界やフェーズ、従業員規模はさまざまです。また、支援会社側と事業会社側の両方で働いた経験もあります。

一見すると「こいつは一体何がしたいんや…」「年齢の割に経験社数多くね?w」と思われる職歴かと思います。
しかし当然、軸として大切にしている思いや、それぞれの転職の目的はありました。
また、さまざまな業種・フェーズ・従業員規模の企業を経験してきたからこそ「自分の実現したいことはこういうことだ」「それを実現するにはこういう環境が必要そうだ」ということが明確になってきたなとも思っています。


「実現したいこと」とは

結論から言うと「多くの人に、自分にはない新しい価値観を得たり前向きになったりしてもらうことがしたい。そのために、誰かの暮らしや仕事を良くしようと作られたのにまだ知られていない商品やサービスとその"誰か"を出会わせるために、自分ならではの視点やアイディアを活かしたい」ということです。

実は、新卒の就職活動時に目指していたのは漫画の編集者でした。しかし、狭き門と自分の甘さに、あっけなく夢は破れました。
そこで、改めて自分が「漫画の編集者」という仕事を通じて何をしたかったのかを見つめ直しました。その時に言語化したのは「多くの人に、自分にはない新しい価値観を得たり前向きになったりしてもらうことがしたい。そのために、誰かの暮らしや仕事を良くしようと作られたのにまだ知られていない商品やサービスとその"誰か"を出会わせたい」ということでした。

ただ、当時は自身の知見の狭さや経験不足もあり、具体的に「この業界の、この職種で、こういう風に実現したい」という明確なwillはありませんでした。そこで「とりあえず一番実現できそうな広告業界に身を置いて、おそらく関わる大勢の社内外の人々を見て、自分がどういう手段(職種)で実現していきたいかを決めることにしよう」と、広告業界でご縁を頂けた会社に飛び込みます。

その1社目では「プロダクションマネージャー」という職種を3年間経験しました。主にCMなどの映像制作において全体の進行を管理する仕事で、スケジュール管理・予算管理・撮影に関わる社内外のスタッフとのコミュニケーション(ディレクター/カメラマン/キャスティング/美術/スタイリスト/エディターetc)・オーディション・ロケハン・撮影準備・撮影当日の現場の仕切り等々、企画が決まった映像広告の納品に向けての仕切り・管理を行います。

▲担当させていただいたTVCMの一部。CMに出演するクライアント企業の社員の方の日々の仕事に密着したり、取引先の工場を1人でロケハンさせてもらったり、振り返ると貴重な経験をたくさんさせてもらいました。

この仕事を通じて「プロジェクトマネジメント力は鍛えられたな」という思いもあるのですが、一方で、業務上特に重要だった「決まっている企画の撮影・納品に向けていかに案件を円滑に進行していくか」ということに対して、1年目が終わるころには徐々に「この仕事、別に私でなければならない必要が特にないかもしれない」という気持ちが強まっていきました。
また同時に、1社目は社内にコピーライターやデザイナーが所属している会社だったのですが、日々、そんな周囲の人々が自分自身ならではの視点やアイディアを活かして働く姿を目にしながら「私も“私ならでは”の視点やアイディアを活かして、商品やサービスと"誰か"を出会わせることがしたい」と思うようになりました。(できるかどうかはさておき…)

その後、プロダクションマネージャーとしての業務を行いながら、興味が強まった「コピーライティング」を学ぶために外部のコピーライター養成講座に通ったり、社内の案件に自分の企画を提出したりする日々を送りました。その中で企画が形になったものもあり、ますます気持ちが強まり、転職活動を開始。
そして、その中でエージェントからの紹介をきっかけにPR会社という存在を知り、「やりたかったことが実現できそう!」と感じてPRコンサルタントとして転職をします。(なぜコピーライターではないのかは長くなるので割愛します)

ちなみにここで事業会社ではなく支援会社を選択したのは、まだ具体的に「この業界/この商材に関わりたい」という確固たる思いがなかったので、さまざまな企業を支援する中でそれを見つけていきたいと思っていたからです。
PR会社では、人事・組織コンサルティング企業や旅行商品、自治体の観光PRなど、幅広いジャンルの企業・サービスのPRに携わらせていただきました。
その後は、その経験や培ったスキルを活かして、自身の興味関心が強まった領域(「街づくり」「食」「働き方を変える」)でサービスやプロジェクトを展開する事業会社を2社経験し、カミナシ入社に至ります。

「実現するために最適な環境」とは

ここも結論から言うと、以下の通りです。

※あくまで個人の意見です!

まず、広報PR領域で施策を実行するにあたっては、やはり事業会社に属していた方が実現可能性は高く、スピード感も早いと思います。
事業会社と支援会社の両方で働いてみたからこそ分かるのですが、どうしても支援会社側では把握が難しい、計り知れない事業会社側の複雑な背景や社内事情、戦略等々があるなと思います。そういったことを十分に鑑み企画を立案・実行をしていくには、事業会社側に属し、日々行き交う社内の情報をキャッチし密度の濃いコミュニケーションをとることが必要不可欠と思っています。

従業員規模に関しては、これは主観が大いに入っていたり組織のカルチャーによる部分も大きいかもしれませんが、個人的には100名前後が最適に感じています。
広報PR施策の企画・実行にあたっては、社内で異なる立場・チームに属する複数のメンバーから合意を得、協力してもらうことが必須です。
そうした際、100名前後の組織だと広報サイドとして各メンバーやそのミッション、業務内容を把握した上で相談することができ、調整や合意形成が比較的スムーズに進む感覚があります。(単純に私のキャパシティの問題かもしれません、、)

そして最後に企業のカルチャー面ですが、「前例のないことでもまずはチャレンジし、そのチャレンジからの学びを次に活かすことを重視している」ことが重要だと感じています。
広報PRでは、局面局面で、世の中の空気作りやコミュニケーションターゲットのパーセプションチェンジなどを目的に、大規模で前例のない施策を打ち出し実行していくことも必要だと思います。また、時流に合わせてスピード感を持って発信することも大切です。そういったときに、石橋を叩きまくったり、二の足を踏み続けたりするカルチャーだと、何もできないまま時だけが過ぎていくことになりかねません。
しかし、企業として「すばやくチャレンジすること、そこから学び次に活かすこと」を大事にしていると、好機を逃さず大きな効果を生めると思っています。

つまりカミナシは、これまで4社での経験を経て形成された今の私の価値観上「超最適な環境やないか!!」というところもあり、ご縁を頂いて入社しました。

広報PR施策を考える・実行する上で大事にしていること


そんな私が実際に広報PRとして施策を考えたり実行したりしていく上で何よりも大事にしたいと考えているのは「その施策を通じて、ターゲットに態度変容/行動変容を起こせたのか」ということです。

パーセプションフロー・モデル」というマーケティング・マネジメントの手法をご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私は常にこちらのフレームワークを頭に置いています。

【引用】パーセプションフロー・モデルとは | FICC BLOG | FICCのデジタルマーケティングブログ


例えば、カミナシをより多くのお客さまに導入したいと思ってもらうためには、導入される企業の担当者の方々はもちろん、その方々以外の認識も変えていく必要があるのではないか。
では、どんな人たちの、現状のどんな認識を、最終的にどのように変えることができたら良さそうか。現状の認識を変えていくためには、どういう媒体を活用し、どのように情報を届けるべきか。

「誰に」「何を」「どうやって」伝え、どう態度や行動に変化を起こすのか。
至極当たり前のことではあるのですが、カミナシというサービスをより多くのノンデスクワーカーの方々に使っていただき、ノンデスクワーカーの方々の働き方を良い方向へ変えたり、日々の仕事を楽しいと感じてもらったりするためには、きちんと狙いを持った施策を企画・実行することがとても重要だと思っています。

カミナシの広報PRとしてチャレンジしたいこと

さて、冒頭で私は 「“広報の取り組み、事業や組織の成長にめっちゃ響いているよね!”と思ってもらえるようなことがやりたい」と書きました。
そのためには「施策を通じて、ターゲットに態度変容/行動変容を起こせたのか」の検証と、その結果を踏まえた上での企画立案・実行のサイクルを回していくことが重要だと考えており、私はカミナシの広報PRとしてこれにチャレンジし「事業成長に貢献する広報PR」を追求していきたいと思っています。

なぜかというと、「広報PR施策の効果検証は難しい」というのは耳タコの話なのですが、やはり私個人としては、自分自身が企画・実行したことが意味があることだったと感じたいですし、社内メンバーの多くの協力を得て実行したことをきちんと社内に還元していきたい、そしていい循環を生むエンジンになりたいと思っているからです。

「広報PR施策の効果検証は難しい」というのは、何がそのターゲットに影響を与えているかを細かく分析し切ることは難しいからと言われています。
例えば、カミナシ広報チームで「中堅企業の経営者の現場DXに関する意識を “興味・関心なし” という状態から “興味を持ち始めた” というレベルまで引き上げるための広報PR施策を行おう!」と企画立案・実行をした場合、もちろんその施策を通じて意識が変わる方もいるでしょうが、その施策以外の情報を通じて意識が変わる方もゼロではない…ということです。
広報PR施策の効果指標としては「メディア掲載後の指名検索数」「メディア掲載数」「広告換算額」あたりがよく挙げられるところですが、せっかく「実現したいことに最適な環境」と巡り会えたので、難しいことかもしれませんがチャレンジしていきたいと思っています。(入社してまだ数ヶ月ですが、頼れる 宮地さん と力を合わせて徐々に進めていたりもします✏️)

▲社外の方と会うと必ず言っていただく「カミナシさんの発信力すごいですね!」のカルチャーを作られた宮地さん。私も 「カミナシの広報がやってるあの取り組み、事業や組織の成長にめっちゃ響いているよね!」を目指します🔥

さいごに

ここまで読んでいただいてありがとうございました!
自身のこれまでの経験を踏まえての主観強めの内容となってしまいましたが、カミナシや、カミナシで働くことにご興味をお持ちの方に
・カミナシの広報の人ってこんなこと考えてるんだ!
・カミナシに入ったらやってみたいなと思っていたこと、広報と一緒にできそうだぞ…!/やってみたいぞ!!
と感じてもらい、これまで以上にカミナシへの興味・関心を深めていただけていたら嬉しいです。

カミナシでは全ポジション、積極採用中です。
この note を読んで少しでもカミナシに興味を持っていただけた方、ぜひカミナシで一緒に働きましょう!


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