宮地 正惠 | カミナシ広報PR
採用広報は全社員で!執筆・発信するカルチャーのつくり方
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採用広報は全社員で!執筆・発信するカルチャーのつくり方

宮地 正惠 | カミナシ広報PR

「カミナシさんって、noteとかSNSの発信頑張っていますね」

最近、広報仲間やスタートアップ界隈の方からこのように言っていただく機会が増えました。見ていただけて嬉しいです……!

おかげさまで、カミナシnote編集部も2020年10月末に立ち上げてから1年半経ちました。
現時点での記事本数は約140本。編集部ではなく、ほぼメンバーが書いた記事ばかりです。

そんなカミナシnoteですが、実は常に順調というわけではありませんでした。そこにテコ入れをするために、開設からちょうど1年あたりで社内イベントを開催。
そのイベントが、カミナシの発信カルチャーを盛り上げるのにとても良いものとなったので、今回はnote編集部の立ち上げから執筆イベントについてご紹介します。

この記事は、社内に発信カルチャーをつくりたいと考えている方や、noteやブログをみんなに書いてもらうのにはどうしたらいいかと悩む方に読んでいただければ嬉しいです!

メンバーの執筆記事をメインにしている理由

カミナシのnoteは、主に採用広報を目的としています。
ご覧いただけるとわかりますが、メンバーが自ら執筆する記事を多く公開しています。
もちろん編集部としての記事もありますが、その割合は9:1くらいでメンバー記事の方が断然多いです。

なぜそうしているのか?

  • メンバー個人のアウトプットとして
    自身が取り組んできたことをアウトプットすることで、業務やキャリアの棚卸しにもなります。

  • リアルな言葉で伝えられる
    編集部がインタビューして記事にするのではなく、本人が自ら書くことで、よりリアルな言葉として採用候補者に伝わると考えています。

なぜみんな書いているのか?

現状では、会社としてnoteやブログの執筆を評価に組み込んではおらず、執筆は強制ではありません。
(チームによっては評価やOKRに取り入れているところもあります)
note編集部を立ち上げた当初はまだ十数名の組織だったこともあり、すでにその時点で数名のメンバーは個人的にnoteを書いていた状態でした。
また、CEO諸岡もプロダクトをローンチする際に執筆したnoteで反響をいただいていたこともあって、「発信をするといいことがある」という意識がすでに根付いていたのかもしれません。

そこで、note編集部立ち上げ後は、新しいメンバーが入社するたびに一人ひとりと1on1を実施して、経歴や業務の話を聞き、「この話は●●さんにしか書けないと思う。絶対面白いからnoteにしてみませんか?!」とスカウト。
一時期は、これを「noteハラスメント」と称して続けていきました(笑)

入社メンバーに「noteハラスメント」発言をしている様子

そうして徐々に執筆してくれるメンバーを増やしていき、いつからか「入社したら入社エントリーを書く」という意識を持ってもらえるように。また同じチーム内でも「これnoteにしたら面白そう!」という会話も聞かれるようになってきました。

メンバーが忙し過ぎて執筆できない問題

カミナシnote編集部を開設してから1年が経った頃、開設当時は10名程度だったメンバー数は30人を超えるようになりました。
毎月、複数名が入社する状態で、一人ひとりと丁寧に1on1を実施することがだんだん難しくなります。
それに比例して、メンバーからの発信数もペースダウン……。

月ごとのnote発信数。
開始後、徐々にペースダウン

noteやブログの執筆はあくまでも任意で強制ではありません。
自身のアウトプットのためだったり、採用面談で話がしやすくなるようになど、さまざまな目的で執筆をしてくれています。
ただ、スタートアップあるあるで、全員が入社直後から多忙を極めているため、執筆する時間がなかなかとれません。

編集部としては、なんとかみんなに楽しんで発信をしてもらいたい、発信することでの反響やメリットを感じてもらいたいという想いがありました。
そこで考案したのが「note・ブログまつり」だったのです。

「note・ブログまつり」でやったこと

カミナシの発信基盤であるnoteと開発者ブログを対象に、発信イベントを開催しました。これまでに2回開催し、現在第2回の終盤です。

【開催期間】
第1回:2021年10月〜11月
第2回:2022年4月〜5月

【概要】
・個人戦とチーム戦を開催

<チーム戦>
・4名程度のチームに分ける
・執筆した本数と「スキ」「ブクマ数」に応じたポイント制
・優勝チームには賞品を贈呈

<個人戦>
・「スキ」「ブクマ数」に応じて、①焼肉コース ②高級寿司コース ③高級ステーキコースor高級焼鳥にご招待

某パンメーカーのまつりイベントにインスピレーションを得て、「カミナシ春(秋)のnote・ブログまつり」と命名。

第2回からは、記事1本につき「カミナシオリジナルプレート」をプレゼントすることに。
ちょっとした遊びゴコロだったのですが、意外と「プレート欲しいから執筆します!」と言ってくれるメンバーもいて、嬉しくなりました。(ということで、私もこの記事でプレートをもらえます笑)

プレートの裏側。デザイナーがロゴも作ってくれました

みんなを巻き込むためにやったこと

開始時は、月に1回開催される全社MTGで時間をとってもらい、まつりの説明とチームごとの企画会議を実施しました。

会議前にまつりの説明で使ったスライド

企画会議で話してもらうことはこちら。

  1. チーム名を決める

  2. リーダーを決める

  3. どんな内容を書くか、誰がいつ書くかを決める

個性的なチーム名が多いです

notion上にカレンダーを作成して、公開予約を入れてもらいます。
執筆したらチーム内でのレビューや編集部のチェックを経て、公開するながれです。

リーダーの役割

各チームでリーダーを決めてもらい、まつりに協力してもらいます。

  • スケジュール管理

  •  記事のクオリティ担保
    編集部では日本語レベルの校正や出していい情報かどうかなどの広報チェックがメインのため、業務的な内容のクオリティはリーダー(チーム内)でブラッシュアップを依頼。

  • チームを盛り上げる
    実は一番大事。

企画会議後は、すぐにチームのSlackチャンネルを立ち上げてくれたり、期限管理をしてくれたりと、リーダーの皆さんには大変助けていただきました(感謝)

まつりの結果はどうだったのか

公開した記事本数

まつり期間以外は月平均4本程度の記事公開数でしたが、まつり期間は急増しました。

第1回:20本(月平均10本)
第2回:40本(月平均20本)

中には「スキ」が100を超える記事が複数発生するなど、良い反響をいただいています。

採用には寄与したのか

  • 第1回ではセールス2名の採用に寄与
    第1回の、セールスの大西が公開した記事に記載したMeety経由で、2名の採用が決まっています。

  • 採用面談・面接でのアイスブレイクや話題にも
    面談に参加いただく方はほぼ全員と言っていいほど「noteを読みました」とおっしゃってくださり、話題には事欠かないという状態に。

第2回でも、入社エントリーを公開したセールス藤田の記事を読んで、カミナシに応募してくれた候補者もいるようで、早くも効果が見えています。

このように、noteやブログは採用候補者のアトラクトに寄与していることが伺えます。アトラクト寄りではありますが、ノウハウ的な記事はその職種で広く読まれることも多く、拡散されると認知にもつながることが期待できます。(実際に、noteでカミナシを知ったという話も時折いただきます)

メンバーからの感想

第1回終了時に実施した社内アンケートでは、「自身のアウトプットのきっかけになった」「他チームの解像度が上がった」「面談の話のネタになった」と感じてくれているメンバーが多く、軒並み好評だった様子。

第1回終了後に実施した社内アンケートの一部

当初、CEO諸岡とまつりの企画を考案したときは「企画が大スベりしたらどうしよう……」と震えていましたが、実際にやってみるとみんな盛り上がってくれました。忙しい最中にもチームごとに企画や進捗管理をしてくれ、とっても協力的でありがたかったです。

何より、カミナシのバリューである「全開オープン」を体現しようと一生懸命書いてくれたことに感謝です。(そんなカミナシのメンバーが大好きです)

まとめ

私も過去に在籍していた会社では、メンバーに執筆してもらうにはどうしたらいいか悩むこともありました。
すべてが再現可能ではないかもしれませんが、見えたこととしては以下の3つです。

  • 経営陣の理解や協力が必要(自ら発信してくれたら最高)

  • 小さな成功をつくり、継続する(協力者をみつけ、まずは結果を出す)

  • 新しいメンバーにもカルチャーとして意識してもらえるようにイベント化する(楽しんでもらう)

今回のまつりには、経営陣もチームとして参加してくれています。
発信力が強めな人が多いため、実はハンデをつけているのですが、ハンデを超える結果を出そうと全員本気で執筆してくれています……!(ありがたや〜)

まつりイベントもまだまだ改善の余地がありますが、今後も継続していきたいカルチャーの一つです。

最後に。noteのキャッチ画像やプレート制作などのクリエイティブをすべて引き受けてくれた、カミナシのデザイナー(@nana3chi)に感謝です。いつもありがとう!!



そんなカミナシで、一緒にカミナシの発信文化をつくっていきませんか?
メンバーになってくれる方を募集中です〜!


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\ありがとうございます/
宮地 正惠 | カミナシ広報PR
現場DXプラットフォームを提供するカミナシの広報PR担当。 ペットをこよなく愛し、人間①犬①猫⑤と日々賑やかな生活を送っています。 いつか地元の横須賀に戻って穏やかな生活を送るのが密かな夢。