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「NEEDY GIRL OVERDOSE」:リアルなインターネットの闇に触れたゲームが気になる話

こんばんは、福田達也です。

今日は先日共有した記事に掲載されていたニュースの元になったゲームについて、気になっているという話をします。先日の記事はこちら。

ちなみにトップ画像はゲームの公式ページから引用させていただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。

https://store.steampowered.com/app/1451940/NEEDY_GIRL_OVERDOSE/?l=japanese


製作者のにゃるらさんについて

製作者のにゃるらさんについて、恥ずかしながら何も知らなかったので調査してみました。こちらは、公式に公開されている情報です。

1994年生まれ。沖縄県出身。上京後に即大学を中退し、主に家でアニメや漫画・インターネットを繰り返すだけの人生をおくる。オタク。
著書『僕はにゃるらになってしまった ~病みのインターネット~』(KADOKAWA; New版)、『承認欲求女子図鑑』(三才ブックス )、ゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE』など。

Amazonの書籍レビューなど知ったことですが、製作者であるにゃるらさんは、普段から自身の鬱傾向やOD経験などを日常的に開示しているそうです。その中でTwitterなどのSNSを通して同じような経験を持つ様々な女性と共感を通して、踏み込んだ話に触れてきたとのことでした。

今回のゲーム制作の経緯ですが、エロゲの企画を考えてよと言われて、今回のゲームの企画書を持っていった所、プロデューサーの方が「じゃあこれやろう」と言ってすぐ決まったそうです。

にゃるらさんについては、noteのアカウントも持っているようなので是非御覧ください。

https://note.com/nyalra2/


ゲーム:NEEDY GIRL OVERDOSEについて

記事内で今回販売台数20万本を達成したゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE』ですが、個人的な興味があり少しウォッチしていました。

『NEEDY GIRL OVERDOSE』は、最強のインターネットエンジェル(配信者)を目指す承認欲求強めな女の子(超絶最かわてんしちゃん)との生活を描くマルチエンディングADVです。配信を行いながら、ちょっぴり病んだり、ストレスが減るやつをキメたりする日常を過ごしつつ、超絶最かわてんしちゃんのフォロワーを増やしていきます。様々な形の破滅を体験しつつ、この物語にハッピーエンドが存在するかどうか、あなた自身の目で確かめてください。 ―― Steamのゲーム紹介より ――

ちなみに知ったきっかけは、発売ちょっと前にGoogleのニュースサジェスト機能で上がって来たからです(googleのニュース選択のアルゴリズムなんかも興味があるのでいつか調べたいところです)。

最初に気になったのは、ブランディングを学んでいる身として、Youtuberという自分をブランディングしていくキャラクターを題材としているという点、それも応援/プロデュースする立場からの視点であるということ。そして、自分がイメージするだけだったその生き方や、華々しく見える裏側の部分を知ることができるじゃないかという点です(あと、超絶最かわてんしちゃんの見た目がかわいい)。

そして幾つかの記事やレビューを見る中で、このゲームが実際の世の中で起こりうる恐怖であったり、インターネット黎明期から現在までの縮図のような世界観を扱っているなど、リアリティーを重視していると聞いてより気になっています。

「このゲームでしか味わえない驚き」みたいなものをすごく重視しています。好きだったインターネットが急に敵に見える恐怖感とか。通常の美少女ゲームのヒロインなら絶対に行わない言動や行動とか。
―― にゃるらさん @ itmediaインタビュー ――

先の章でも触れましたが、自己開示を通して、同じような体験を持つ沢山の方々の体験に触れてきた作者だからこそ作れたゲームなのでしょう。

シナリオはにゃるらさんです。
AUTOMATONさんの記事にアングラ系インフルエンサーと呼ばれるくらい
インターネット関係の元ネタがたくさん出てきます。
2ch全盛期の1990年後半から2000年前半が多く感じました。もちろん最近のもあり
そういったネタも楽しめます。
私のようにこの時代からネットの住民だった方
例えば、コンビーフの缶の形はですねぇ…。が何なのかわかるような方にもオススメ。

ちなみに余談ですが、私自身1990年代からインターネット文化に触れてきた身として、郷愁に駆り立てられそうなネタにもすごく興味があります笑。

プレイすると精神が削られそうなので、購入には至っていませんが、内容は気になっているので、もしプレイした方がいればこっそり感想を教えて下さい。

まとめ

Youtubeや、Vtuberなど一見華々しい世界に見えますが、どのような世界であったとしても、それぞれの世界で特有の悩みや大変なことがあり、そこで必死になって努力している人がいるのだと思います。

だからこそ、自分が普段触れず、見当がつかない世界であったとしても、拒絶するのでなく、理解しようとし続ける努力をする自分でありたいと思います。

本日も読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いできるのを楽しみにしています。

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