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たかぱん
2022年10月27日 09:59
作文を小中学生に教えることがある。中学生となると、いろいろな大人の文章に国語で触れるものだから、さすがに感得できるようになるが、小学生だと、どうにも直らない性質がある。それは、話し言葉をそのままに文字にする、ということである。 耳で聞いて言葉を覚える幼児の段階では、文字で書いたときに発覚することがある。宿題を「しくだい」、体育を「たいく」、言うを「ゆう」のように書いてしまうのだが、これも話し言
2022年5月10日 12:08
文章を書くのが上手でない人の特徴の一つは、読点が打てない点にある。小中学生の作文を見ると、言いたいことが整っており、スムーズに伝わってくるときには、概して自然な読点が打たれている。だが、風呂上がりにジャージを穿くように、足がひっかかりもっかかりとなるような印象で読む文章は、読点の打ち方がおかしいという場合が多い。頻繁に不自然にブレーキランプが点く車の後ろを走るとドキドキすることがあるが、読点は、走
2022年2月19日 09:59
不思議なもので、うまい人が見ると、文章の上手さ下手さはよく分かるらしい。私の文章もそうで、人に読ませるようなものではないのだという。 だが、文章をそれなりに書き続けていると、小中学生の作文の指導くらいはできるようになってくる。彼らもまた、自分では頑張って書いているつもりなのだが、そこは教育的指導をこちらがすることで、いろいろ気づかされることがあるようだ。文章を比較的書き慣れているであろう生徒も