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医者になりたかった

僕の子供の頃の夢は医者になることだった。
しかしその夢は夢のまま終わってしまった。
シンプルに頭が悪く医学部に入るだけの学力も僕にはなかったのだが、他に致命的な理由がある。
「血が見れない」
そう僕は血が大の苦手だったのだ。
僕は医療ドラマが大好きで医者になりたかった僕は外科医にあこがれていた。
兎に角手術がしたかった。手術で人の命を救いたいと思っていた。
だが、僕は本物の血を見ることができないのである。
それに気づいたのは小学6年生の時だ。
友達と公園でサッカーをしていた時に友達が転倒し頭から血を流したことがあった。
僕はその時リアルな血を見た。
圧倒的恐怖感だった。
擦りむいて血が出るとは分けが違った。
それからの記憶はあまり覚えていない。
それを経験してから血を見るとすぐ隠したくなるようになった。
そんな経験もあり、医者になることをあきらめたのだ。

だが、医療ドラマは大好きだ
その中でも医龍というドラマが大好きだ。
外科医かっこよすぎる。
命救いたい。
あんなオペがしたい。
バチスタ手術かっこいい。
僕もチームドラゴンに入りたかった。
最近コロナウイルスの影響でドラマの再放送がたくさんある。
その中で医龍が再放送されてほしいなとめっちゃ思っている。
医療ドラマを見るたびに命の尊さを学ぶ。
一つの命に沢山の人の思いがあること。
救われない命があること。
ひと昔では救えなかった命が救われる世の中になっていることはホントにすごいことがと思う。
これからも医療が発展していくのを期待している。