【小話】子どもは目で9割判断する【第一弾】
子どもは話を聞いてない
どうも、プロ保育士のたすきです。「うちの子どもって話聞いてないよなー」と思うこと、たくさんありますよね。それこそテレビを見ていると話をしているとうわの空になってて「おーい きいてるー?」というやりとりは数知れず。保育園・幼稚園では大丈夫なのかしら?と心配になりますよね。
タイトルにもある通り、子どもは目で物事を判断してるよ、という話をしていきます。(結論言っちゃった)
「なーるほーどねー ふむふむ」と流し見でもいいと思います。いつもの記事とはテイストを変えてお届け出来たらいいなと思っています。
では本題にはいりましょー!レッツゴー!(/・ω・)/
子どもが目で9割判断している、という根拠からお話しますね。子どもの発達過程の中で
【視覚優位性】
というものがあります。聞き分けがよく、人の話を聞いて動けている子は耳で情報を理解しているので【聴覚優位】と言います。逆に目で見て情報を理解するのを【視覚優位】と言います。
私でいうと話を聞くよりも図や絵をパッと見せられると「そういうことね」とかなり早く理解し動くことが出来ます。なので私は【視覚優位】なんだなと感じています。
大人になるにつれて耳からの情報の取り入れ方が分かってきますが、ほとんどの子どもは視覚優位が強い傾向にあります。
なので目から入る情報で伝えることを増やす・意識するというのが重要だと分かりますね。
それでは視覚優位の子どもたちにはどういう風に伝えていけばいいのか、というお話をしていきましょう。
実践例:時計を使った時間の示し方
時間を伝えることがあるとしましょう。出掛ける時間や御飯を食べ終わる時間などですね。この時に手を止めさせて時計を見るよう声を掛けます。見ないと子どもは理解出来ないので、必ず手を止めさせて時計を見ているか確認してくださいね。
そして「今、針が1にあるでしょ?あれが3になったら終わりにするのよ」
というと何となく次の行動の見通しが立っていきます。【視覚化】といいますが、見えない時間を目に見える形で提示していく。そうすると子どもの理解力はぐんぐん伸びていく、そういうものですね。
「時計がまだ読めないよ」という方は砂時計がおすすめです。
「この砂が全部落ちるまでに片付けをするのよ」というと「終わる」という感覚は掴めると思います。1分・3分など使いやすいものが100均にありますので、遊び道具としても使える砂時計、ぜひ使ってみてください!効果ありますよ(*´▽`*)
実践例2:親のマネをさせる
時計以外に関しては見てマネさせることが多いと思います。
コップで飲み物を持つ
という時には、親が両手で飲んでいる様子を見させて、持たせてみる。最初は中身が入ってなくてもいいと思います。自分も同じように出来ているか分からない時は手鏡など自分の姿が映るようにするといいでしょう。目で見て「ママのやり方と違う」というのが分かるからです。
見てマネさせて、違うところは修正してあげる、そうして1つ1つ教えやらせることで、子どもは色んなことが出来るようになっていきます。
親は最大のお手本
ですので、正しいやり方を示して、子どもがよい方向に伸ばしてあげたいものです。
【余談】
たまたま何も考えずに私がコップを片手で飲んでいたら「何それすごい!私もやってみる!」と2歳の娘もチャレンジを始めてしまいました。私がやってる手前、やめなさいとも言えず。。。器用に持ってくれたから、そこまでこぼすこともなく習得していきましたが、親がお手本になってるのを忘れると何でもマネして恐いなあ(;´・ω・)と思った次第でした。
【まとめ】
いかがでしたか?
子どもの視覚優位という特性が分かると、日頃の子どもとの関わり方も変わってくると思います。子どもが「何だか動きが悪いなー動いてほしいなー」という時はこの記事を思い出して実践して上手くいけば幸いです。
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