ミニマルに、想いも未来も届けたい。 +hanaのこだわりについて。（その２）

前回は、＋hanaがこだわっている「花の魅力を伝えること」と「価格へのこだわり」をお話しました。今回はその続きとなる、輸送についての考えや、その際に必要となる箱やパッケージについて、私たちが試行錯誤したことなども交えてお話します。

●郵送のこだわり

花の定期便サービスでは、ユーザーの方にとって負担となるのが、輸送コストです。少しでもその負担が減るように、輸送コストを最小化することが重要だと考えました。また、荷物が大きい宅配の場合、不在時には再配達の手間や労力が発生してしまいます。
そこで、すべてのご家庭に必ずある郵便受け箱を活用してスムーズにお届けできるよう、郵便でお送りしています。

●箱やパッケージのこだわり

毎回お届けする上で、箱やパッケージは重要です。花を安全にお届けするだけでなく、エコで無駄が発生しない『ミニマル』であることに、とてもこだわりました。

試行錯誤した結果、+hanaのパッケージとなったのは厚みが3cmで台形の箱。JP(日本郵便)規格の最大サイズで、ご家庭の郵便受けの幅が狭くても差し込めるよう考えて台形にしました。あえて厚みのある箱型にしたのは、荷重がかかった時につぶれにくくなるため。もちろん、プラスチック素材は使いません。

サービスをスタートさせてから、荷重に強い構造や注意事項の印刷表示など、まだまだ改良の余地あることがわかりました。初期ロットがなくなった段階で改良する予定ですので、新しい箱も、ぜひお楽しみに。

また、花の鮮度を保つための実験も繰り返し行いました。保水キャップの利用も考えましたが、毎回プラスティックのゴミが発生する上に回収するとしても無駄なコストが発生することから、利用することをやめました。最重要ポイントは、花の鮮度を保ちながら、輸送中に水分がこぼれ出ないこと。そしてゴミを最小限度に抑えることができ、発送前の作業効率や資材コストも考えたうえで試行錯誤の末たどり着いたのが、バーガー袋でした。これはうまく機能しているので、今後は紙の色なども見直していけたらと考えています。

箱やパッケージについてもそうですが、すべてにおいて「『ミニマル』であること」は、＋hanaがサステナブルなサービスであるうえで、とても大切にしている考え方のひとつです。

私たちのこだわりは、まだ他にもあります。また機会をみて、ご紹介したいと思います。

公式サイト　https://tasuhana.com/

＋hana　クッキー（プロフィール）

『あなたの楽しみは花のために、花の魅力はあなたのために』をコンセプトとし、季節に合わせた素敵な花を、手ごろな価格でご自宅のポストにお届けするサステナブルな花の定期便「+hana（タスハナ）」の、リーダー＆立ち上げメンバー。実現したい思いや夢を中心に、花のあるくらしや魅力、花の世界にあるさまざまな情報をお伝えします。