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#6「僕と彼氏、俺と彼女」

連日の「おうち生活」に慣れすぎて逆にアフターコロナが心配です。ものの見事に平日の仕事終わりにしか更新していないこのnoteも、リモートワークが終わったら更新が止まりそうな気がしてなりません。ので、それまでに過去のことは綴りきりたいな~なんて。

さて、彼と“お付き合い”が始まった僕の日々。人生のなかでも相当大きな出来事ではあるものの、彼との時間以外はそのことが全く頭によぎらない、いや、よぎらせない能力を兼ね備えていたようで、日常生活は特に変化なく過ごしていました。

そしてお付き合いを始めてから1ヶ月くらい経ち、ウルトラ大好きな12月がやってきました。その12月に、「人生で“最初で最後”、そして“ちょっと特殊な”二股」をスタートさせることになります。

もう嘘ついてもしょうがないので事実を書くと、その年の夏に一度女性に告白をされていました。でもそのときは断って。なんかその彼女と付き合うイメージが湧かなかったのと、シンプルに好きになれなかった、ていうのが理由です。

でもその後もちょこちょこアプローチ?というか、彼女から会う接点をつくり続けてはくれていた、という感じでした。その流れのまま12月のクリスマス時期も予定を合わせ、会うことに。

でもその予定が決まったあと、#4の出来事が起きていたわけです。

正論を通すなら、彼女とのクリスマスデートは断るのが正。なぜなら彼と付き合っているから。そして何より、彼女は恋愛対象として俺を見ているから。

でも、僕はクリスマスデートに行くわけです。

そしてさっきも書いたように、彼といる時間以外は“彼との事実をないものとして生きていた”自分。「クリスマスデートに行くってことは、俺は彼女と付き合うんだよな。」って冷静に自分の頭で理解し、自分を納得させられてしまうほど、ほぼサイコパス状態でした。

そして迎えたクリスマスデート当日。日が暮れる頃、彼女と良い雰囲気になったときに“自分から”告白。彼女の返事はもちろんOK。

こうして彼氏と彼女、という僕だけが知る“二股”が始まりました。

あの時、なんであんなことしてしまったんだろう。これは今も、きっとこれからも思うこと。

でも、もう一度あの時に戻ったとしても、きっと同じ選択をしてしまうとも思います。

自分、世間、自分、家族、友人にとっての自分、初対面での自分、自分自分自分…。

どうしても“自分”を主語にしか生きられなかったから。

こうして書き記すことで正当化させる気もないし、確実に彼と彼女を傷つけてしまったことに違いはありません。

でもあえて、懲りずにまた“自分”を主語にするのであれば、「確実に必要な時間だった」こともまた、事実ではあります。(正当化しちゃってますね、最低)

先に言っておくと、この二股、1年近く続きます。(ていうか全然「おっさんずラブ」みたいにピュアな話じゃないね…ごめんなさい…)次はこの1年のことについて。

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