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連続140字『長崎すひあすくわっど』2-10

 それと同時に、べっこうはコハクに、らでんはアコヤに戻った。

「あん人らは?」

 コハクは振り向いた。ぎやまんとびいどろが顔を見合せ笑っていた。
 コハクはお礼を言おうとして──口をポカンと開けた。

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