実録 私の可能性〜自分に学ぶ生き方のヒント〜①



「事実は小説よりも奇なり」ということわざがある。

ことわざとして
受け継がれるためには、
それ相応の理由があると私は思う。



さて。
なぜこの小説が
私にインパクトを与えたのか。


理由は、
運なくして今の私が存在しないことを、
思い出させてくれたから。




運について
検索してみると、

境遇を左右するような
出来事の巡り合わせや、

その巡り合わせを支配している
人知を超えた作用、

と、説明されている。





私が経験した出来事は、
まさにこのような意味に他ならない。



そして
運について考える時、

いつも父親の魂を
感じずにはいられない私がいる。




ところで、
いくつかの欠かせない事実がある。



・幼少期に父親と死別したこと
・5年前にガンの告知を受け、
 その後パニック障害を発症したこと
・2年前に
 公認心理師と臨床心理士の資格を取得したこと



そして
この小説に出会えたこと。






一見、
何のつながりもないように見えるが、
全てはつながっている。



さらに言えば、
事が起きたタイミングも
私にとって意味のあるものだった。



だからこそ、
点と点を線としてつなげたくなる。





5年前。
私は初めて人間ドックを経験した。

長い間
健康診断を受けていなかったが、
「なんとなく」気になったので病院へ行った。

だからといって、
自覚症状があったわけでもない。



臓器の中にあるシコリが発見されたのは、
まさにその時だった。












つづく

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