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目標設定 ~『職能』と『場所』~

◆やりたい仕事はなにか=はたらく意味を考えるということ


物事はやる前からできるかできないかは分かりません。でも片っ端からなんでもやっていては時間が足りない。

だから仕事を選ぶ際は、できるか・できないかで選ぶのではなく、やりたいか・やりたくないかで選んだ方が良い。

自分がやりたい仕事がみつからない。という声が聞こえてきますが、
やりたい仕事はなにか?=はたらく意味を考えるというのは同義。

働くとは、誰かの役に立って世の中に価値を生み出すことです。
そう考えると、誰かに対して価値を生みやすい領域、つまり自分の
価値が生きる領域に好きな仕事があるはずです。

好きなこと、得意なこと、うまくいったことの中に小さくても必ず成功体験があり強みがあるはずです。

◆自分の強みをみつける方法

自分では大きな労力をかけていないのに周りから凄いと言われたり、感謝されたりすることをはありませんか?
それがあなたの強みだったりします。

また、自分が好きなことを書き出してみるのも有効です。
車が好き。という『名詞』ではなく、〇〇することなど『動詞』で考えみましょう。

◆好き・得意を強みに変換する

自分の好きなこと・得意なことをならべて
『誰』に対して『何が出来るか』を付け加えて
最後に『なんの為に』と目的意識を加えます。

すると誰に対してどんな目的をもって何が提供出来るかが言語化される。
それがあなたの強みです。

◆強みを活かせる領域探し

人間の属性を3つの同心円で考えてみましょう。

・一番中心の小さな円 →価値観
・その周りの円            →能力
・一番外の円                →スキル

能力は職種など垣根に関係なくどこにでも持っていくことができ、
その能力を駆使して専門性を磨くいたものがスキル。

ビジネスの領域で職務を遂行する能力を『職能』といいます。

プロ野球選手で例えると
・価値観→野球が好き
・能力    →筋力・フィジカルの強さ
・スキル →芯を捉えるバットコントロール

私は人間の強みは
『能力』が一番大事だと思っていて
能力を3つに分類すると

①考える能力
②伝える能力
③巻き込む・引っ張っていく能力

この3つの中で得意だったり行きたい領域の仕事に
絞っていくと自分に向いた職種・仕事が絞られてきます。

・考える能力が強みの場合、『コンサルタント、士業、マーケティングなど』

・伝える能力が強みであれば『営業、広報担当、プロデューサーなど』

・巻き込む能力が強みであれば『経営者、マネージャー、管理職など』
が向いているのではないでしょうか。

自分の職能と適した場所を選ぶことで活躍できる=価値の提供が可能。
つまり稼ぎに繋がりやすい。
こういった観点から自分の進むべき道を決め目標を設定してみましょう。


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