なりたいビジョンが決まると行動が変わる。
こんにちは!歯科医師Hachiです!
みなさんは将来どんなふうになりたいとか、やりたいことってありますか?
なんとなくはあるかもですけど、それは「明確なビジョン」としてありますか?
僕はつい最近までありませんでした。
ただ、漠然と「治療が上手なドクターになりたいなー」とか、「それなりに給料をいただいて良い生活ができるようになりたいなー」みたいなフワッとした感じでした。
「それを本気で欲しているか?」と言われると、正直「なれたらいいなぁ」程度だったと思います。
じゃあ今はどうか?というと、
「日本を世界一の予防国にしたい」
というビジョンが芽生えています。
なぜ、そんなビジョンが芽生えたかというと、
普段、卓越した治療技術をもった院長のもとで勤務してます。そこでは、歯がボロボロの患者さんに対してインプラントなどを駆使して、噛めるように、笑えるようになった患者さんを何人も見てきました。
それはそれでドラマチックで素晴らしい職業だなと改めて思うわけですが、それと同時にこんな思いも感じてました。
「こうなる前にできることがあったんじゃないか」
壊れた口の中を治すことよりも、壊れる前に壊れない口にすることに興味を持ったのです。
つまり『予防』です。
また、こんな出来事もありました。
僕は今まで、日本の予防意識が低い背景に「経済力」も少し関係しているのではないかという仮説がありました。
特に痛くもなく困ってないのに、メンテナンスでかかるお金がもったいないとか、歯並びを良くする矯正は高価で手が出ない、なんて思う人は多いと思います。
先日、異業種の方も含めたセミナーに参加した時の話です。
周りは会社経営者とか、年収何千万みたいな人がゴロゴロいました。
ところが口の中を見ると、歯がなかったり、かなり劣化して見た目も悪い被せ物が入っている方がたくさんいたのです。
僕はすごくショックでした。
結局お金ではなく、『意識』の問題なのです。
こんなことから、僕は「日本を世界一の予防国にしたい」というビジョンをもつようになりました。
そうなると、どんな変化が生まれたか?
患者さんにお話しする内容が変わりました。
今までは治療に関する説明が主体だったのですが、
予防に関する知識を少しずつ伝えるようになりました。
そうすると、患者さんの反応も意外と良くて、
今までなかったようなコミュニケーションができるようになりました。
僕は嬉しかったです。
みなさん、全く興味がないわけでもなかったのです。
これは本気で目指せば、日本人の予防意識を高めることは不可能ではないと思いました。
そんな小さな自分の変化に成長を感じつつ、今後もアクションをしていきたいと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします!
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