日々新たに取り組み、あっという間の20年間。


◆寿司職人としていろんなお店を経験

これまで社内でいろんな店舗を経験しましたが、店舗によってお客様も違い、それによってやり方も違い、店舗それぞれの仕事にやりがいを感じてやって来れました。
もちろん良いことばかりではなく嫌なことや苦労もありましたが、次の日には気持ちをリセットして日々新たに一生懸命やって来たら、いつの間にかこの会社に入ってから20年経っていた感じです(笑) 職人としてのキャリアはもう50年近くなりますが、最近はキッチンでの調理をメインに担当していて、一品料理などの調理に関していまだに勉強になってます。


◆労働環境の変化

あっという間の20年でしたが、それだけ年齢は重ねて今や老体なのでやはり疲れが取れにくくなって来てますね。。そういった中、これまでも少しずつ残業時間は減って来てましたが、この4月から定休日数が増えたのは身体も楽になりとても助かります。それこそ自分たちが修行の時代は帰って寝るだけでしたが、今では趣味(釣りetc..)にも時間が使えるようになってきました。


◆職人を目指す見習いの後輩(若手)へ

昔は見て覚えろの時代でしたが、今は後輩が早く技術を身に付けて店舗全体がうまく回り、良くなるよう積極的に教える時代。自分たちの頃と比べたら羨ましく思えます。ですが、逆に受け身になりすぎてしまう事もあるので、是非環境を生かしてどんどんいろんな技術習得にチャレンジして欲しいですね!


◇今回は大ベテランの職人さんからお話を伺うことができました。ベテランであっても、いまだに調理を勉強中というような言葉がとても印象的でした。人それぞれの意識次第かと思いますが、職人の技術、仕事はずっと熱中できる素晴らしいお仕事ですね。

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