デリバリールームを読んで欲しい!
今回紹介する作品は、西尾維新の「デリバリールーム」だ。簡単なあらすじと、どのような点に注目して読んでもらいたいかをここで紹介する。
中学生で身ごもった少女、宮子は甘藍社が主催しているイベント「デリバリールーム」の招待状を受け取る。招待状には、参加すると『幸せで安全な出産』が保証されると記載されていた。小説家で、別居中の父親、佐助から、半ば脅し取るようにして参加費50万円を手に入れデリバリールームへ向かうと、そこには様々な妊婦が集められていた。この後宮子は四人の妊婦(それぞれ