アンリミユアンネメシス(HOS前期)

はじめに

全てはここから始まった。

神アプデ

単に共鳴ネメシスが強化されたはずだった。
しかし、ローテーションで何やらおかしなことが起こっていた。

アンタニタとエレナでユアンを5枚生成し6TにOTKできるという画像がTwitterに流れ、変な空気が流れた。

「これ、アンリミでやれるんじゃね?」


ユアンネメシスとは

従来の共鳴ネメシスとの差別化する意味合いも込めて、ここで『ユアンネメシス』という新しいアーキタイプについて定義づけを行うこととする。

いろいろな考え方があると思うが、ここでは『ユアンをリーサルのメインプランとして構築されており、ハーメルンまで採用したデッキ』と定義づけようと思う。

このデッキの基本的な勝ち筋は以下の4つだ。

  • ユアン5枚によるOTK

  • カシム早期着地、によるアグロ

  • オートマティックメイデン、カシム、ユアンを絡めた面押し分割リーサル

  • カオスオーラを絡めた長期戦プラン

ユアンを揃えるのに有効な札、カシムアグロに欲しい札、面押しに欲しい札はそれぞれ少しずつ異なるため、どのプランが相手に有効かを見極め、それに向けたカードを集めていく。

レシピ解説

このリストもまだまだ進化の過程

ユアン

ユアンは基本ガメる。勝ち筋そのものだからだ。
アグロプランか、どうしても共鳴が足りない時、除去が必要な時だけ早期に投げる。
それ以外は大体4t〜5tまでキープする。

ユアンを集めるカード

エレナ
手札のネメシスカードをユアンに変換できる。
進化時効果も強力で、二面除去としても消滅としてもそこそこの仕事をこなしてくれる。
最大の課題は手札消費の重さだ。
このデッキはおいそれとユアンを吐けないため、手札を捨てて得たユアンは死に札になってしまうとも言える。
つまり、二枚手札を捨てているようなものだ。
このデッキの多くは手札枚数を維持するカードで構成されており、手札を増やせるカードは少ない。
そのため、手札的にも共鳴的にもかなりの余裕がないと一枚しか置くことができない場合が多い。

ハーメルン
このデッキを共鳴ネメシスと差別化しているカード。
共鳴に関与できない点、役割的な意味合いで、エレナと割と近しい立ち位置のカード。
こちらはアンタニタで増やせない、ユアンと一緒に引けないと基本的に置けない、2PP要求される、と一見弱いカードのように思える。
しかし、手札が減らない、たまにカシムを増やすこともできる、というメリットが存在しており、こっちはこっちでとても便利。
2/1スタッツも地味に嬉しく、序盤から積極的に顔を殴りたい対面や除去が欲しい対面で非常に助かる。

アンタニタ
二枚か三枚か非常に悩ましいカード。
基本的には共鳴を回す観点、手札を増やす観点から進化を切りたい一枚。
特にエレナとの相性が抜群で、このカードでエレナをコピーしてエレナを出してユアンを手札に加え、進化時効果でユアンを増やすコンボは鉄板。
ただ、進化ターンまでのバリューは控えめな点、ゲームスピード的に進化を切れるタイミングが一回しか無い、あるいはそれすら許されない対面がほとんどであるため二枚でもいいかもしれない。
とは言えこのデッキは指輪やテイカー、ユアンで被ったこのカードを戻せる上、エレナで捨てるコストとしても使えるため、二枚引きを許容できると判断して今回のリストは三枚採用とした。
基本的にはニュートラルカードもコピーしたいため、このカードを置けそうなら手札のニュートラルカードを一枚温存しておけると良い。
ただし、手札が潤沢で他に打つカードがないならわざわざ温存するほどでも無い点は注意。
また、地味に大切なポイントなのだが、このカードはデッキの中身の質を上げてくれる稀有なカードなので覚えておくと良いかもしれない。

共鳴を回すカード

指輪
手札が減る点が基本的に弱い。
このカードの特徴は即時ドローとニュートラルカードである事、デッキ汚染の度合いがマシなことだ。
即時ドローが偉い状況はいくつか存在する。
一つ目が、PPが余っているが手札に共鳴を回すカードが指輪とターン終了時ドローしかなく、戻したいカードが他にない場合。
このデッキは手札枚数が大切ではあるが、それ以上にできるだけアクションを増やせた試合の方が強い動きができるので、アクションを増やす可能性を作れるのは偉い。
二つ目はシンプルで、手札にあるカードだけでは状況を打開できない場合、祈りながらこのカードに縋れる場合。
これでカシム引いて勝つ試合もそこそこあるので意外と侮れない。
ニュートラルカードである点は、メリットにもデメリットにもなる。
エレナで捨てられないが、アンタニタで増やせる。
最後は地味に大切で、このデッキは性質上、多くのカードを埋めるが、それらを引いても基本的に嬉しくないので、基本的に共鳴を回すカードを使うたびにデッキが薄まってしまう。
カオスオーラについても、カオスオーラプランを取らない対面ではデッキを薄めていると言う点は変わらない。
とは言え、いらないカードを一枚埋めた場合は製造術と大差ないので、比較的マシ程度。

テイカー
1/1がついてネメシスカードになった指輪。
あて先になる可能性と面を埋める可能性がある代わりに面取りの手助けや顔詰めができる。
面を埋めるのがネックなのでアグロしたい対面以外での価値は下がる。
ワンドローお祈りで使う際も面を埋めてしまいキーパーツを引けてもリーサルが取れないことがたまにある。
1/1をアグロに使うにしても、1tにこのカードを置くと、その後手札が枯渇する事もあるため、なかなか難しいカード。
ハーメルンと同じく進化時効果がないため、進化で面を開けることがしやすい点は覚えておくとたまに役に立つ。

製造術
手札が減らない上にデッキの汚染度が低く、共鳴稼ぎとしてはかなり優秀なカード。
アナライズはほぼほぼ使わないが、それでもレディアントよりはまだ使い所が多い。

構造の解析
手札が減らない、デッキに入るゴミも1枚、優秀なカード…なのだが隣に製造術がいるから見劣りはするよな…うん。
レディアント、ほぼほぼほぼ使わない。

カオスオーラ
これ一つでプランを形成するほどのポテンシャルがあり、除去としても使えるかなりの強カード。
弱点はユアンが引きにくくなること。
でもまぁ、それを差し引いても流石に強い。
ユアンは引きにくくなるが、共鳴を回す速度には大きく貢献してくれるので手札と相談して打つタイミングを決めていく。

ターミナルガールズ
アナライズ二枚と自身を戻すため、デッキ汚染が激しい。
調子に乗って連打するとすぐにデッキがアナライズまみれになるので、他に使えるカードがあるならそっちを使う方が欲しいカードを後々引きやすい。
本体性能が高いためユアン等で戻して引き直しを狙ったりもする。

干絶
どちらかと言うとドロソ。
バリューは高いが、打てるタイミングが狭い。
三枚ドローしてやっと元が取れるかな、ぐらいの塩梅。
二枚なら大体レリックハンターでいい。

その他

虚数
ダメカ。
ホズミとアルジャンテとマジカルキャットの対策として採用している。
ネメシスはメタ枠が多いが、最大の強みはやはりコストの軽さ。
このデッキは低コストカードが多く、1PP払いつつの動きが豊富なため、虚数を置いたターンでもそれ以外のアクションが取れる点が高相性。
このデッキはドローが豊富なため、大体のメタカードは一枚で十分だが、熾天使が虚数を割ってくるため、このカードは二枚採用。

カシム
このデッキで一番使い方が難しいカード。
カシムを制す者が試合を制す。
一時的とは言え手札が減るので、本当に使い所が難しい。
顔を詰めるのか、除去に使うのか、あるいは置かずに10共鳴を最速で回すのか、その場その場の判断が必要になる。

メイデン
縁の下の力持ち。
このカードの存在が分割リーサルの難易度をグッと下げている。
手札に来ても処理が容易いので三枚あっても良いのだが、引きたいカードではないこと、このカードを二枚出して勝ちきれていない時点で三枚目を出して勝てる場面は少ないため二枚でいいという判断。
面ロックをしやすくする為にピン挿しにとどめる構築も無いことはない。

採用検討枠

ファイヤバラージ
対武装ドラのディフェンスモードを葬るための選択肢。
相手のカシムに対しても一応使用できる。
ブレイズバラージもなかなか偉いが、手札消費はかさむので要検討。
あと共鳴じゃないと融合しても変身しないことに注意。

レリックハンター
干絶互換。
このカードの強みは被っても最悪二枚置けば良い点とミラーでも使えることだ。
弱みはハンドレスに対するメタにならない点と、カウントダウンが2で割と長時間盤面に残って邪魔になる点だ。
干絶は二枚目が確定で腐るため、干絶二枚、レリック一枚の構築は十分考えられる。

反転する翼
回復、自分の面ロック解除、ディフェンスモードの処理が主な役割。
2コストなので、後引きで使えるタイミングが限られてしまう為、個人的にはあまり評価が高くない。

ローザ
カードパワーが高いが、ミラー以外での明確な役割が先2で置くことしか存在しない点、面ロックされやすい点を考慮して不採用。
ただ、このカードはミラーの勝率に大きく影響する為、ミラーを重く見るなら採用はアリ。

プレイング

対面ごとに異なる部分は次の章に記載する為、ここではできるだけ共通項目について書いていく。

共鳴回転カードの使い方

共鳴稼ぎを行うカードが手札に複数種類存在する場合は、基本的にデッキ汚染が少ないものから使いたい。
ただし他の要素も沢山あるため、それらをここで紹介する。

ユアンもしくはユアンになれるカードを複数枚引けていて、共鳴稼ぎが不足する可能性がある場合
カオスオーラ>ターミナルガールズ>製造術>構造の解析>テイカー>指輪

ユアンがあまり引けていないし共鳴が足りるかもまだ確定していない場合
製造術>構造の解析>カオスオーラ>ターミナルガールズ>テイカー>指輪

基本的にはこのように、ユアンの枚数と共鳴回数によって分岐する。
他に考えるべきことのリストも置いておく。

  • 当て先ケア、相手からの面ロック考慮が必要ならテイカーは出さない

  • 手札にニュートラルカードが他に無く、アンタニタ進化が可能な場合、指輪をキープする

私はこの辺りを意識している。

分割リーサルの際のユアンの置き方

分割リーサルをする場合、手札にユアンを一枚残して展開すると良い。
メイデンの出る場所を空ける意味もあるが、それ以上に大きいのは、次のターンにハーメルンやアンタニタからユアンを増やしてリーサルラインを上げることが可能になる、と言う点だ。
必ずユアンは残そう。

アナライズアーティファクトの使い方

素引きして他に使えるカードがない、もしくは使いたくないなら置いてしまっていい。
1ドローが付いているので手札減少は気にしなくていい。

各対面考察

対エルフ

ほぼホズミ想定でいい。
五分。

マリガンはユアン・虚数・カシムをキープ。
ユアンと虚数が見えているならハーメルンを、更に後攻ならアンタニタもキープする。
また、後攻で虚数が見えているならエレナとアンタニタをセットキープする。

プレイング上の注意もあまり無く、ひたすら虚数を適切なタイミングでおいてリーサルパーツを揃えていく。
カシムが2tに置けて、相手が腐食の絶命を持っていないなら全力でアグロする。
カシムは3t

対ロイヤル

最近はおおむね連携。まれに財宝。
連携は4:6ぐらいで不利。
財宝は7:3ぐらいで有利。

マリガンはユアン・カオスオーラ・カシムをキープ。
ユアンが見えているならハーメルンを、更に後攻ならアンタニタもキープする。
また、後攻ならエレナとアンタニタをセットキープする。

連携ロイヤルはアグロで顔詰められたり、分割リーサルが通しにくいので戦い方がなかなか難しい。
しかも、このデッキは守護裏ヴァイスを取るのが難しく、カシムとターミナルガールズかユアン効果二回を合わせて取るしかない。
ただし、10共鳴にさえなればユアンを五枚おいて勝ち切れる。そのためユアンを増やすカード、特にヴァイス適応下でも使えるアンタニタは大事になってくる。しかし、エレナは腐りがちなため、ヴァイス着地を許しそうだと判断したら着地前に使用できると良い。
手札の細いデッキでもあるため、カオスオーラを回しながら手札枯渇を狙うルートが存在するが、もたもたしすぎるとギルネに殺されるので注意。
あと、あまり見ないが、リオードがマジでどうしようもない。

財宝相手は分割リーサルこそ多少回復されて通しにくい場合もあるが、さっさとパーツを集めて押し切るのが吉。

対ウィッチ

最近は超越が多いが、土もたまに見る。
超越は五分。
土は5.5:4.5ぐらいで微有利。

マリガンはユアン・カシムをキープ。
ユアンが見えているならハーメルンを、更に後攻ならアンタニタもキープする。
また、後攻ならエレナとアンタニタをセットキープする。

超越には勝ち方がいくつか存在している。
OTKも分割も可能。
カシムは有効に働くが、カシムだけでアグロし切るのはまず無理(ごくまれに通る)なので、カシムを押し付けながらユアンを集めるという流れになる。
カシムを置くのは早ければ早いほどいいが、流石に相手が使い魔の契約を使用して大地の魔片が残っている場合にはカシム単体で投げるのはやめよう。
ホズミ相手と違って5T目に走ってくることはあまり無い。ケアができる場合も存在するので落ち着いてユアンを集めよう。
今の超越は、石英・チャクラム・ローズパレス・グリモアなどの大量のフォロワーが搭載されている。
当然それらを使って面処理や展開を行ってくるわけだが、この時によく4~5面埋まるのだ、
しかもローズパレスの進化後スタッツは4/6。
面ロックした上でこちらはハーメルンやアンタニタで下あたりできる。
オマケにエレナを置いても面が開かない事もある。
面ロックの選択肢をぜひ覚えておいてほしい。

土相手では、どちらかというと自分よりも、相手の構築と練度が勝負に関わってくる。
スぺコンとオリゴでアグロを仕掛けられるか、早期パメラによる面押しをされると負ける可能性がある。
それ以外では基本勝てるが、パメラに対する対抗策が特に少ないのが難点。

対ドラゴン

母数こそ多くはないが結構しんどい。
現在は武装が主流。残りはほぼディスカ。
庭園ゾーイ系については、ユアン一枚で大体なんとかなるか、相手の手札が良ければ防ぎようがない即死コンボを叩きこんでくるのでここでは特に記述しない。強いて言うなら庭園相手に不用意なあて先は作らない方がよい。インフレが飛んでくるぞ。
武装は3.5:6.5ぐらいで不利。
ディスカは5.5:4.5ぐらいでで微有利。

マリガンはユアン・カシムをキープ。
後攻なら虚数も単キープ。
ユアンが見えているならハーメルンを、更に後攻ならアンタニタもキープする。
後攻ならエレナとアンタニタをセットキープする。

武装ドラはディフェンスモードがとにかく苦しいので、バラージが引けたらそれで対処。
ただ、バラージ無しでもディフェンスを取れるなら温存すると楽ができる。
カオスオーラからのシン、ターミナルガールズ進化当てにユアンを重ねて除去などがある。
こちらが先に展開できれば、相手はレーヴァテイン進化以外のビッグアクションが取れないため、できるだけ先に仕掛けたい。
しかし武装は低コストフォロワーに突進持ちが多くアグロも通しにくい。
なんならカシムが無いと低コストフォロワーのアグロで殺されることすらある。
幸い、相手の手札は太くはないのでディフェンス二枚を処理した後には相手は何も残っていないケースもそれなりにある。

ディスカ相手でも、相手のOTKが成立する前に勝ち切ることが重要。
序盤はこちらの手を進めながら、カシムにドラゴニュートの怪力を使わせられると相手の手札が伸びないので1ターン貰える可能性があったりする。
ブレイズバラージやターミナルガールズのダメカも有効に働くので、あれば使う。

対ネクロ

骸がやや多いが、葬送もまだまだいる。
骸は4:6ぐらいで不利。
葬送は6:4ぐらいで有利。

マリガンはユアン・カオスオーラをキープ。
ユアンが見えているならハーメルンをキープする。

骸対面では3骸に殺され、なんなら4骸でも殺される。
虚数を貼りながらユアンを集めることになる。
とはいえ虚数では骸展開の次のターンまで耐えることがやっとなので、相手が骸展開をする直前に虚数を貼ることでユアン五枚OTKの邪魔にならないようにするとよい。

葬送相手では、デスタイラントよりもリッチ横展開からネクロインパルスで殺されることが多い。
なのでユアンを集めつつ面を捌いていきたい。
メイデンとターミナルガールズが有効に働くので共鳴を稼いでいくことが大切になる。

対ヴァンプ

狂乱七割、ハンドレス三割ぐらい。
狂乱は3.5:6.5ぐらいで不利。
ハンドレスは6:4ぐらいで有利。

マリガンはユアン・カオスオーラをキープ。
先攻ならカシムもキープ。
公開制などで相手がハンドレスと分かっているなら干絶キープ。

狂乱対面の先攻でカシムをキープ出来た場合、ほとんどの状況において、カシムは4Tに使用する。
贈り物などでこちらの盤面にコウモリが残った場合、カシム+共鳴回すカード二枚+コウモリ突撃で盤面を全処理でき、仮にコウモリがいなくても、フラウロスとその他を処理できるからだ。
カオスオーラも当たり先がランダムの関係上、カシムと併用しないと有効に働かないことも多い。
カシムはなるべく除去に使う。
後攻で二枚見えていても片方はローザ用と考えよう。
後攻だとひたすらカオスオーラを回すか、4T展開できるかぐらいしかできることがない。
正直かなりしんどい。
相手の自傷によりユアン三枚などの早期リーサルが成立する可能性が存在するため、見逃さないようにしよう。

打って変わって対ハンドレスは割と楽だ。
カシムで大体の面が処理できるし、ルムサケアもしやすく、干絶を打てばパラセリゼはほぼ出てこれない。
上振れられて負けるのは仕方ないので、割り切りが大事。

対ビショ

ウヌエル・回復・ホリセが6:3:1ぐらいで存在している…気がする。
最近ランクマでビショップが少ないので詳しくは分からない。
ウヌエルは4:6で不利。
回復は7:3で有利。
ホリセは6:4で有利。

マリガンはユアン・カシムをキープ。
ユアンが見えているならハーメルンをキープ。後攻ならアンタニタもキープ。
後攻ならエレナとアンタニタをセットキープする。

対ウヌエルの勝ち筋は相手の事故祈りか神鳥持ってない祈りのカシムアグロ。先攻なら4T展開から殴り勝ったり5リーサルで勝ちに行く。
カシムの処理が即座にできなかった場合、できるだけフォロワーを並べて神鳥がカシムに当たらないように立ち回ると良い。

対回復はベレロフォンを処理できない事態さえ招かなければ特に言うことはない。
ゆっくりパーツを集めてワンショットを狙う。
カシムだけで攻め切ることはほぼほぼ不可能なのだが、相手の2Tが終わるまでウヌエルと見分けがつかないことも多いので先2カシムは投げていい。
相手が先1パスなら回復の可能性が高いのでカシム温存も考える。
4Tに共鳴10展開が出来てもベレロフォンで返されるので、意味がない事に注意。
メイデンのドローとデッキ圧縮で共鳴10達成狙いはアリ。

対ホリセはライフ上限を上げるカードに注意する。
序盤のカシムが取られた、もしくは中盤以降にカシムを引いた場合はカシムを温存、あるいは探しに行き、6T〜7Tの分割リーサルを見据えると良い。
意外に思えるかもしれないが、ホリセには回復と複数除去を両立するカードが基本ないため、除去にPPを割くと回復は大して出来ないことが多い。

対ネメシス

共鳴ユアンとAFが8:2ぐらいでいる。
ミラーはこの構築だと五分。
AFは6:4ぐらいで有利。

マリガンはユアン・カオスオーラ・カシムをキープ。
ユアンが見えているならハーメルンをキープ。後攻ならアンタニタもキープ。
後攻ならエレナとアンタニタをセットキープする。

ミラーはカシムの使い方がとても大事になる。
犬とローザの存在により、アグロを通しにくい。
序盤で除去以外でカシムを置いていい場面は相手側にスピネAFが見えていない先2だけだ。
ただし、二枚以上り、相手がカシムで対処するしかない状況なら置いてよい。
後2で軽率にカシムを置いて返しにカシム+共鳴回しをされてカシムが取れなくなることだけは絶対に避ける。
カオスオーラプランも存在するので、デッキのすべての力を用いて戦い抜こう。

AF対面はシオンを絡めたアグロに気を付けつつユアンを集める。
正直共鳴と見分けがつかないこともあるが、スピネAFと犬だけしか出てきていないAFはそこまで脅威ではないので気にしなくてよい。
基本的にのんびりできるが、ギガスが出た次のターンには殺されるのでユアンは大事。
エヴァミアでOTK阻止されたりもするのでOTKが阻害される可能性がある。
分割が通しやすいのでOTKできなくても粘っていこう。

最後に

ここまで読んでくださってありがとうございます。

リストはまだまだ改良の余地があります。
僕がグラマスの到達したのはかなり早かったのですが、現在はそれより超越のシェアがかなり伸び、構築も洗練されたものになっています。
また、狂乱とハンドレスのバランスも狂乱に寄りつつあり、環境の変化を感じています。

本当はもっとリストの話をしたいのですが、ほかにやらなくてはならないことがたくさんあるのでここで筆を置くことにします。

また、アディショナルが全部リサージェントの可能性が濃厚なので、環境はここから大きな変動はないと思います。

また何かあったら記事を書きます。
それでは、よいシャドバライフをお過ごしください。

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