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未経験からマンガ編集者になれた理由【入社1年で担当作リリースまで】

こんにちは!taskey STUDIOです!

taskeyの社員の中には、全くの未経験からマンガ編集者になったメンバーも多いのですが、今回はその理由を、入社してちょうど1年のマンガ編集者 奥本さんに聞いていきたいと思います!


 1. 1人前になるまでには3ステップ

──奥本さんは、入社されてからマンガ編集者として1人前になるまで、どのようなステップがあったのでしょう?

奥本:大きく3つのステップがあって、
 ①先輩編集者のアシスタント(2〜3作品)
 ②制作同行(3作品以上)
 ③既存作品の引き継ぎ & 新規作品の立ち上げ
のような流れでマンガ編集者へステップアップしていきました。③で初めて自身が立ち上げから行う担当作品を持ったのですが、ここでマンガ編集者として担当作を持つまで4ヶ月くらいでしたね。

──それぞれのステップは、どれくらいの期間で進行していくのでしょう?

奥本:入社してすぐは、先輩編集者のアシスタントから始まり、2ヶ月目くらいにはアシスタント業務と並行して作家さんとのMTGに参加したり、作家さんと直接コミュニケーションをしながら制作同行をおこないます。3ヶ月目には先輩編集者から既存作品を引き継ぎ、4ヶ月目には新規作品の立ち上げに入っていきました。

半年を経過したあたりで制作同行の作品数が少し減り、自身の立ち上げる新規作品が順々に増えていきます。今ちょうど入社後1年経つのですが、こんなに早く3つも自分の担当作がリリースされるとは思っていませんでした

──入社して1年で3作品がリリース…!とても早いですね!

奥本:入社前に想像していた3倍以上のスピード感でした!
分からないことやアドバイスを貰いたいときはいつでも先輩編集者に相談できますし、コミカライズをしていく上で原作との改変などが生じた場合は、社内の原作編集者や原作者さんにすぐ確認・相談したりと、横一列で聞きたいことや知りたい情報をいつでもキャッチアップできる体制なので、スピード感を持って制作進行ができました。

2. 電子書籍ストアで売れるために必須の、販売・マーケティングの知識も学ぶ

──ここまでは実務のお話でしたが、インプットという点ではどういったものがありましたか?

奥本:未経験からのジョインだと、まずは基本的な物語の作り方を学ぶ必要があるのですが、taskeyには社内にいる原作(ノベル)編集者向けの研修プログラムがあるので、それに沿ってマンガ編集者も物語の作り方を学びます。

 その他に、10年以上マンガ編集を経験されている先輩編集者によるマンガ制作講座があったり、先程ご紹介した実務部分のマニュアルがあったり、写植講座があったりと…実際に作品づくりをしながらマンガ編集者になるための基本的な知識が学べるので、直ぐに実践に生かせるスキルが身についたと思います。

──なるほど、基本的な部分が網羅できますね!マンガ制作に限らず様々な部署と連携した会議もあると伺いましたが、具体的にはどんなものがありますか?

奥本:マンガ制作に関しては、新規立ち上げ作品の場合は関係者でおこなうキックオフMTGや、作家さんとお話する同行MTG等があります。

その他に、営業やマーケティングの部署と一緒に電子書籍ストアで売るために大事な作品表紙(書影)を決めるMTGがあったり、各作品の売れ行きや、他社作品も含めたジャンル別のトレンド広告トレンドなどを知るためのMTGもあったりします。営業やマーケティングの観点は、マンガ制作にも大きく役立っています。

3. 初担当作が公開された時の心境は…?

──初めてマンガ編集者として担当されたマンガが公開された時の感想を聞かせてください。

奥本:やはり自分の担当した作品が形になった時はうれしいですし達成感がありました。
あとは、「この作品は売れるのか?」というドキドキも大きかったです。毎日売上を確認して、何が良かったのか?どうすればもっと良くなるのか?自分の思う面白い作品が世の中の読者にマッチしているのか、視点はあっているのかなど常に考えながら作品を制作しているので、公開の達成感より、今は次への意識の方が高いかもしれません。

──公開して終わりでなく連載が続くので、さらに良いものにするには、と考えているわけですね。これまで担当された作品を教えていただけますか?

奥本:今仕込んでいるマンガも複数ありますが、これまでリリースしたものとしては下記の3作品です。

 「ぬらりひょんの棲む家」は先輩編集者から引き継いだ作品で、「グリーンボックス」「異世界禁忌婚」は新規立ち上げから担当しており、立ち上げから大体6ヶ月ほどで公開されました。

──どの作品も面白かったので続きを楽しみにしています!最後に、マンガ編集者に向いている人はどんな人か、伺えますか?

奥本:エンタメの分野は移り変わりが激しく多様化もかなり進んでいるため、それらに触れ続けることを楽しめる方が向いていると思います。マンガ以外にも映画やドラマなど色々なエンタメにアンテナを張って、SNSを見たりネットサーフィンをして色んな広告や考えに触れている人はマッチしやすいのがイメージできます。

あと、人とのコミュニケーションが苦でなく、人の意見を素直に受け止められる人、その上で自分の考えも貫ける人ですかね。taskeyでは様々な人からフィードバックをもらう文化がありますが、それを一度受け入れた上で、改めて自分の考えや意図はどうだったのか?をまとめられることが大事かなと思います。

その上で、世界中の人の心を動かしたいという情熱とつくりたい作品がある方は是非ジョインしていただきたいです!

──マンガや映画の他にも、スポーツや音楽など幅広く社内でおすすめ発信している奥本さん、よく見かけますね。笑 色々な人とモノづくりをする編集者はコミュニケーションが重要であることにも納得です。ありがとうございました!

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