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中国生活で知った中国の良いところ23選、日本との違い30選
私は36歳から45歳まで9年間中国で暮らしていました。
初めの2年間は北京で、6年間はフフホトで、最後の1年は深圳で過ごしました。
中国での生活〜良かったところ
物価
中国での生活で良かったことは、当時、物価が日本の10分の1で、
日本では貧しかった私も中国ではそこそこの豊かな暮らしができたことです。
マッサージ師
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中国人のマッサージ師はレベルが高く、全身のツボを上手に押さえてくれます。
地域にもよりますが、当時は価格も1時間500円くらいでした。
フットマッサージ師は医者のように病気を言い当ててくれます。
病気があれば、〇〇科の医者で診てもらった方がいいとアドバイスしてくれました。
私には婦人科をすぐ受診した方が良い、とアドバイスしてくれました。
婦人科で検査してもらうと子宮がんでした。
漢方医
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漢方医のレベルも半端なく高く、西洋医学では完治できない甲状腺機能低下症も漢方薬で完治できます。
漢方医は対処療法ではなく、体質そのものを改善してくれるので、根本的に治療してくれるのが特徴です。重度のうつ病も漢方で治せます。
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ただ、漢方は体質改善なので徐々に変化していく身体に漢方薬の処方を変えていく必要があります。
軽い症状なら一度漢方薬を処方してもらうだけで完治することもあります。
重い症状なら何度か通う必要があり長期滞在でなければ、根本的治療は難しいです。
ちなみに私が実際に通って良かった病院は「平心堂」です。
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北京中心にある病院ですが、北京の大病院の名医が出張で週に何度か診てくれます。
信頼のおける病院です。病院内で漢方薬を調合し、患者が望むならその場で生薬を煎じてパックにしてくれます。
とても便利です。
漢方薬の知識
日本で漢方薬が処方されても、飲み方の説明をされることはほとんどありません。
丁寧な病院でも、白湯で飲むようにといわれるくらいです。
中国では、一般の人にでも漢方薬の知識が広まっていて常識のようによく知っています。
漢方薬を飲んでいる時、冷たいものを食べたり飲んだりしてはいけないそうです。魚介類も食べてはいけません。辛いものもダメです。
私は若い頃、漢方薬を日本のお医者さんに処方してもらって何年も飲んでいましたが、何の指導もなかったので、冷たい水やコーヒーなどで漢方薬を服用したり、辛いものものや魚介類を普通に食べていました。
中国人医者から聞いたのですが、そのようなことをすると薬効が半減するだけでなく、顔にシミ(肝斑)ができるそうです。
まさしくその通り、まだ二十代だったのに頬に大きくて濃いシミができてしまいました。
日本では漢方薬が効いたという実感は、全くありませんでした。
漢方の生薬が薬局で売られている
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一度、漢方医で処方された処方箋をとっておけば、また同じ症状になった時、処方箋を持っていきさえすれば家の近くの薬局で生薬を買って、煎じて飲むことができます。
中国では日本のように国民健康保険医療制度がありません。貧しい人は滅多に病院にかかれません。
中国人は普通、風邪くらいで病院にかかることはしません。近くの薬局で漢方の風邪薬を買って飲みます。
ですから、中国には薬局がとても多いです。
薬局には漢方医がいることも多いです。一度よく効く処方箋を書いてもらうと、その処方箋は何度も使えます。
例えば、水虫の処方箋なども出してくれるので、体質の変化に関係なく、いつでも必要な時に同じ処方箋を使って漢方薬を手に入れることができます。
風邪やインフルエンザ、鼻炎や花粉症、喘息など、色んな症状を漢方薬で改善できます。
漢方薬の利点は、副作用がないことです。
生薬は苦手と感じる方もいると思います。「良薬口に苦し」という言葉もありますが、通常自分の体質に合った漢方薬は美味しく感じるものです。
少なくとも、私は中国滞在中に漢方の名医に処方してもらった漢方薬は、どれも美味しく、飲むと体が喜んでいるのを感じました。
同じ漢方薬を飲んでいても、体質が変わると味が変わると言われています。
美味しくなくなったら、体質改善できたという証拠です。
まだ完全に治癒していない場合は、漢方薬の処方を変えてもらう時が来た、ということを身体が知らせてくれているのです。
漢方薬が不味くて飲めない、という人は、本当に自分の体質に合った漢方薬を飲んだことがないのかもしれません。
医食同源
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中国人は医者や栄養士でなくても一般人が、食材や香辛料の薬効効果をよく知っています。
その日の家族の体調に合わせて薬効のある食事を作り、薬膳を食卓に並べます。
生理痛は病気とみなし、身体を温める効果のある料理を作ります。
風邪を治したり、咳や喉の痛みを治す食材を知っていて、大抵の中国人は調理できます。
「中国5000年の歴史は侮れないなぁ」と思いました。
鶏肉は丸ごと全て食べる
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中国のスーパーでは、鳥を丸ごと売っていたり、鶏の首、手、腕、鶏冠、など全ての部分が売られています。
グロテクスな鶏の手のひらを美味しそうに食べていました。
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私も中国人の友人に勧められて食べてみましたが、コラーゲンたっぷりでした。
友人は私が風邪をひくと、鶏を丸ごと買って、鶏のスープを作ってくれました。
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クコの実や棗(ナツメ)も入れてコトコト炊いた丸鶏のスープは絶品です。
滋養強壮の効果抜群で、すぐに風邪が治りました。
健康的なおやつ
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大抵の家庭にはテーブルの上に何十種類のナッツや種などが置かれています。
小腹が空いた時はナッツやナツメ、ひまわり、スイカ、カボチャなどの種(瓜子)を食べます。
とても健康的な習慣だと思いました。
果物の種類が多い
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中国は領土が大きく、北方から南方まで全ての領土で採れる果物が市場に出回っています。
日本より圧倒的に果物の種類が豊富で、しかも安価です。
日本では出回っていない珍しい果物をたくさん食べることができました。
愛情表現が豊か
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中国語には日本語より愛情を表現する言葉が豊富にあります。
中国人は子供を愛情を込めて宝宝(バオバオ)と呼びかけます。
文字通り「私の宝物」と言っています。
心肝宝贝(シン ガン バオ ベイ)という表現もあります。
意訳すると、「心の奥深くから愛する宝物のような我が子」という感じでしょうか。
そして、子供や恋人、夫婦間、親友同士でも、「愛してる」という言葉をよく使います。
日本人は〇〇ちゃんと呼ぶくらいで、子供をどれくらい愛してるか表現しないし、
「愛してる」という言葉も滅多に口にしないので、中国人からすると、冷たい印象を持つようです。
中国人は、いったん親しくなればとても人懐っこく、女性同士の友人同士、思春期の男の子や成人した息子とお母さん、成人した娘さんとお父さんでも腕を組んで普通に歩いています。
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私も中国人の友人(女性)と良く腕を組んで歩きました。楽しい思い出です。
またよくハグして親愛の情を表現します。
中国人が女性同士ハグしたり、腕を組んだり、手を繋いだり、頬にキスしたりするのは、普通の家族や友人としての愛情表現です。
決してレズではありません。
情が厚い
中国人は親友になると、家族ぐるみの付き合いになります。
モンゴル族の中国人と親友になりましたが、親友のお母さんが、私を自分の娘のように大切にしてくれ、「あなたは私の大切な家族だ」と言ってくれます。
日本に完全帰国した今でも親友のお母さんとLINE交換しています。
親友のお母さんは、自分の娘にお小遣いをあげるときには私にも同じようにくれました。
財産わけも、自分の子供3人だけでなく、私と妹にも同じ額を分けたいと言ってくれました。
もちろん丁重に断りましたが。。。
また、中国人の教師が生徒を気に入ったら、生徒の家族に奨学金をあげたり、優遇してくれます。
フフホトの大学のモンゴル族の教師が、私の妹を大変気に入ってくれました。
モンゴル族は家族の絆が非常に強く、自分以上に家族の幸せを願います。
モンゴル族の教師は、妹を喜ばせようと、姉である私に1年間の奨学金をくれました。
姉の喜びは、妹の最大の喜びだろうと考えたからです。
私の弟夫婦も内モンゴル大学に留学しにきました。すると妹を気に入っている教師は弟のお嫁さんにも奨学金をくれました。
2年間続けて妹の家族に奨学金をあげるということは、よっぽど妹を気に入ってくれていたのだと思います。
友情が深い
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中国人は一旦親友になると、自分を犠牲にしてでも親友に尽くします。
中国語でこんな言葉があります。
两肋插刀(リャン レイ チャー ダオ)
(ピンインliǎng lèi chā dāo)
((成語)) (両方のわき腹に刀を突き刺す→)(人のために)甘んじて一切を犠牲にする,喜んで苦しいめに遭う.
直訳するなら「友のためなら両脇に刀を刺せる」という意味です。
自分の命さえ友のためなら投げだせる。
どんなに苦しい思いをしても友を助ける。
それくらい友情が深いです。
私自身、中国人の親友を通して、中国人の友情の深さを実感しています。
中国人の親友は度々、当たり前のように自分を犠牲にして私を助けてくれました。
中国での友人との生活は感動と喜びで満ちたものでした。
国を代表して外国人をもてなす
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北京にいた時、書店で1人の中国人女性と出会いました。
田舎から北京に出稼ぎをしていたようです。
私が日本人だとわかると、「ようこそ、中国に来てくださいました!」と歓迎の言葉を述べ、「中国を代表して是非あなたを食事に招待したい」と言ってくれました。
豪華な料理をテーブル一杯に並べ、親切にもてなしてくれました。
その日の料理だけで中国人女性の1ヶ月分の給料の半分は消えたと思われます。
彼女のもてなしの精神に感動しました。
犬をただで飼える
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フフホトでは犬を2匹飼っていました。
1匹はダックスフンドです。
親友のお母さんの友人が動物病院を開いていて、赤ちゃんのダックスフンドを飼ってくれる人を探していました。
私たちが犬を飼いたいと知っていた友人のお母さんを通して、ダックスフンドを飼えるようになりました。
2 匹目は、パピヨンです。
ダックスフンドの散歩をしていたら、道路で可愛い、生後2ヶ月くらいのパピヨンが追いかけてきました。
誰かに捨てられ野良犬をしていたようです。
その犬は私たちのマンションまで付いてきて、家の中に入り、すべての部屋を探検した後、私たちを見て「ワン」と吠えました。
あたかも、「気に入った、私今後はここに住む」と言ってるように聞こえました。
それ以来、パピヨンも我が家の一員になりました。
中国の家の床は大きいタイルのような作りで、犬を飼いやすいです。
犬が粗相をしても染み込まないので、モップで簡単に掃除ができます。臭いも残りにくいです。
家の中が快適
北京、フフホトは中国の北方で寒い地域なので、建物全体に暖房が備え付けられています。
家全体のどこもが暖かく、外の気温が零下10度〜零下30度でも、家の中ではTシャツ一枚で過ごせます。家の中がとても快適です。
外も零下30度になっても、寒冷地用の下着から服や靴まで、全て揃っているので、しっかり身につければ全然寒くありません。
雪道でも滑らない靴も売っているので、日本の雪道では必ず滑って転んでいた鈍臭い私でも、中国では一度も転んだことがありません。
仕事
深圳では、たった一年しか滞在できませんでしたが、良い仕事に出会えました。
日本語教師の仕事ですが、ネイティブ日本人であれば中国では、誰でも日本語教師になれます。
日本のアニメブームと、深圳に日本企業が多かったことで日本語を学ぶ人が結構いました。
私は、資格も経験もありませんでしたが、動画で日本語の教え方を勉強し、独学で教師をすることができました。
時給は50分100元(当時の為替レートで日本円の2000円)1ヶ月100時間以上仕事していたので、日本円で20万円以上の収入を得ることができました。
家賃は3万円弱で食費も交通費も日本より安くつくので、かなり贅沢しても、毎月10万円〜15万円は貯蓄できていました。
年長者を敬う文化
中国では年上を敬い大切にする文化があります。
そのためバスでも高齢者が乗ってくると、若い人が必ず席を譲っている光景を目にします。
私は中国には36歳〜45歳の時に行っていたので、20代〜30代前半の中国人に敬意を払われました。
中国人は長生きする人は、それだけ「徳」がある、と考えています。
一歳でも年上だと、敬語を使い、意見を尊重してくれます。
中国のタクシーはとても安い
私が中国で過ごしていた時の日本の為替レートで、1メーター10元、日本円で120円〜150円でした。
ほとんどの場所は150円以内で移動できます。
バスはもっと安い
フフホトでは市内どこでも1元でした。日本円で12円〜15円です。
道端で野菜や果物を売っている
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道端であれば、どこでも農家の人が野菜や果物を売りにきています。
スーパーより新鮮で安く、とても便利です。
道端で自転車修理
中国人は自転車によく乗るので、その分、自転車修理をする人が多いです。
どこで自転車のタイヤがパンクしても困ることはありません。
非常に安価で修理してくれます。
中華料理が安くて美味しい。
大きいレストランでも中華料理が1皿10元〜12元(日本円で150円くらい)で提供されているので、4〜5人で食事をしても500〜600円でお腹いっぱいご馳走が食べられます。
家庭的な男子
日本でも料理のできる男性が増えてきましたが、中国では基本男性は家事をします。
夫婦共働きがほとんど、という背景もあると思いますが、料理のできない男性は珍しいです。
中国での生活〜中国と日本の違い
専業主婦がほとんどいない
経済的な理由だと思いますが、中国では専業主婦はほとんどいません。
結婚して寿退社ということはありませんし、子供ができても、休暇を取るだけで、数年で会社に復帰します。
親しい間柄では、ありがとうを滅多に言わない
中国人の多くは親しい間柄で「ありがとう」というのは他人行儀で気持ち悪いと感じるようです。
何かしてもらっても、何も言わないか、言ったとしても、
辛苦了(シン クー ラ)お疲れ様と言うくらいです。
国営の会社
中国の国営の会社では仕事をしなくても給料がもらえるので、真面目に仕事をする人はほとんどいません。
出社さえしない人もいます。
出社したとしてもやることはなく、パソコンでゲームをしたり、ドラマを見たり、ネットショッピングして過ごしている人が多いです。
一応会社に出社するものの、上司に挨拶してすぐ家に帰ったりする人もいます。
それでも給料は普通に支払われます。
真面目に働いた人は損する社会です。
日本のように真面目に8時間きっちり仕事をする人はいません。
共産党社会ならではの現象です。
時間の感覚が違う
中国人同士が会う約束をする時、30分から1時間は遅刻とは思いません。
私の中国人の親友は、幼馴染に会う約束をしましたが、会いに行く日にちと場所だけ約束して、何時に行くかは約束しません。
1日のうち、午前なのか、正午なのか、午後なのか、幼馴染は友人がいつ来るか分からなくても全くお構いなしです。
滅多に笑顔をしない
中国人は大人が満面の笑みを浮かべるのは子供っぽい行為だと思っているようです。
キリッと引き締まった、無表情でいることが立派な大人で、人から敬意を払ってもらえると思っています。
だから無表情の人が多いです。
もちろん友人同士、家族同士で談笑することはありますが、愛想笑いは絶対しません。
頭を下げて挨拶しない
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中国人から見ると、日本人が挨拶や相槌を打つ時、頭を下げたり、縦に振るのは非常に奇妙に思えるようです。
中国人は相手をまっすぐ見て握手して挨拶します。
話を聞く時、相槌に首を縦に振ることはなく、無表情で聞いていることが多いです。
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日本人が電話をしている時、相手もいないのに頭を下げながら笑顔で会話している姿を見て中国人は不思議に思うようです。
通行
中国は右側通行で日本と反対です。
信号無視
日本人は車が通ってなくても赤信号なら止まって待ちますが、中国人は車が通っていなければ赤信号でも平気で渡ります。
クラクション
日本では、よっぽどのことがなければクラクションを鳴らしませんが、中国人はちょっとイライラすると、ずっとクラクションを鳴らし続けます。
道路が静かだということはありません。
箸の置く向きが違う
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日本人は箸を横に置きますが、中国人は縦に置きます。
また中国の箸は先が太く長いのが特徴です。
取り箸
日本では大皿で料理をシェアする時、取り箸を使いますが、中国では取り箸の習慣がありません。
自分の箸でみんなが平気で同じお皿の料理をつついて食べています。
例えば、結婚式で知らない人同士が同じテーブルにつき、大皿から食事をするときでも同じです。
食べている最中に自分の箸を使って料理を取ってくれる。
中国人は親しみや愛情の表現で、一緒に食事をしているとき、自分の使っている箸で料理を一緒に食べている友人のご飯の上に取り分けて、「食べろ食べろ」と熱心に勧めてくれます。
日本人にとっては不衛生だし、人の唾液がついた箸で取り分けられた料理を食べる気になれませんが、中国人にしたら好意を示しているだけです。
中国のお酒
中国ではアルコール50℃以上のお酒がザラにあります。
アルコール濃度が高いほど、いいお酒と思われています。
なので、お酒好きな中国人に日本酒をプレゼントすると、水のように思われ、そんなに高級ではないと思われてしまいます。
中国の水
中国では水道水を直接飲むことはできません。
貧しい家庭では水道水を沸かして飲んでいます。
ちょっとお金がある家庭では、水は買います。
水を売る店がたくさんあり電話一本で15〜30リットルの水を配達してくれます。
それをウォーターサーバーに取り付けて使っています。
お冷
日本はレストランでお冷が出されますが、中国では冷たい水は体に良くないとされ、白湯が出されます。
レストランでお冷を頼んでも出してくれません。
もしどうしてもお冷が飲みたい人はペットボトルの水を持参することをお勧めします。
家庭でも、中国人は冷たい水は飲みません。
夏でも白湯かお茶を飲みます。
店の店員の態度
日本では、お客様は神様という考えで接客サービスがとてもいいですが、中国では売ってやってる、食べさせてやってるという感覚で、とても横柄な態度です。
無表情で笑顔を見せる店員はほとんどいません。
買ってくれない客に「貧乏なお前には、どうせこの商品は買えない」とか「2度と来るな!馬鹿やろう!」と罵る店主もいます。
私も口汚く罵られたことがありますが、幸い中国語を学び始めた頃でしたし、大学では罵りの言葉は学びません。
全く聞き取れず、てっきり「またきてくださいね」と言われたと思い込み「ありがとう!」と言ってしまいました。
罵ってもニコニコして、お礼までいう客に店主はもっと逆上してしまったようです。
一緒に買い物していた中国人の友人は恥ずかしくて真っ赤になっていました。
レストランの食器
大きくて立派な店構えのレストランでも、欠けた食器で料理を運んできます。
小さい店なら、ほとんどの食器が欠けているということは普通のことです。
欠けたお皿でも、中国人からすれば、まだ十分使えるのです。
お酒持ち込みOKのレストラン
レストランでお酒を注文すると割高なので、多くの中国人がレストランにお酒を持参して食事をしながら飲みます。
レストランの店員も嫌な顔せず当たり前のようにコップを出してくれます。
マナーの違い
日本人は料理を残さないのが食事のマナーですが、中国では料理を食べ切ると足りなかったとみなします。
特に中国人は誰かを食事に招待する場合、食べきれないほどの量の料理を注文し、テーブルいっぱいに料理を並べないとケチだとみなします。
最近、中国でも料理を大量に残すのはもったいないということで、残った料理を持ち帰るようになりましたが、日本人の感覚と大きく異なるところです。
逆を言えば、中国人に招待された場合、料理を残しても全然マナー違反にはならないので、無理に食べ切る必要はありません。
レストランでのオーダー
中国では注文の際、大声で店員を呼ばないと無視されることがよくあります。
一般に服务员(フーウーユエン)と呼びますが、美女(メイニュ)とか帅哥(シュワイ グー)と言うと飛んで来てくれます。(美女とイケメンという意味です)
化粧
中国人女性はほとんどの人が化粧をしません。
中国人男性も化粧をする女性を好まない傾向があります。
真実の姿を隠す行為と思い、嘘っぽく感じるようです。
日本では社会人がお化粧をするのはエチケットとなっていますが、中国では社会人のほとんどがスッピンです。
服装
中国人はスーツを着る人はほとんどいません。
結婚式でも特別な服は着ません。普段着で出席します。
一度、北京の大学の同級生にベトナム大使館で開催れるパーティに招待されたことがあります。
私は一着だけスーツを持って行っていたので、正装しましたが、中国人の友人はジーンズで出席しました。
悪気はないのですが、その場に敬意を払うとか、そんな意識は全くありません。
しかも一般の中国人は正装する衣装を持っていないのがほとんどです。
バスの中
日本人は公共の乗り物の中では、できるだけ静かにしていますが、中国では大声で会話する人や、携帯電話で会話する人が普通にいます。
バスの中で食事をする人もいます。
バスの中は騒がしく、いつも食べ物の匂いが充満しています。
犬を食べる
日本では犬を食べることはしませんが、中国では犬を食べます。
愛犬が盗まれ小さな店で肉料理にされるということはよくあることです。
雀の焼き鳥屋
中国の焼き鳥は鶏の肉とは限りません。
中国で9年過ごしましたが、雀を見たことがありません。
中国人は雀をとって焼き鳥にするからです。
小さな屋台ではよくあることです。
公園
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日本では子供が遊具で遊んだり、高齢者がゲートボールをしているイメージの公園。
中国では、色んな年齢層の老若男女が公園で楽しんでいます。
将棋を打ったり、太極拳をしたり、音楽を大音量で流して、一緒に踊ったり、いつも大勢の人で賑わっています。
日本に比べて賑やかで人で混み合っているのが特徴です。
ティッシュが分厚い
中国のティッシュは日本のものと比べ非常に分厚いです。
1枚のティッシュが4〜5枚重ねられたくらい分厚いです。
外出時にトイレットペーパーとしても使用するので、そうなっているのかもしれません。
中国のトイレ
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中国の下水道施設は発達していません。
そのためトイレットペーパーをトイレに流すとすぐに詰まってしまいます。
トイレにはトイレットペーパーは設置されていません。
外出時は必ずトイレ用のティッシュを持参していないと困ったことになります
トイレで用を足したら使ったティッシュは便器に流してはいけません。
プラスティック製のカゴが目の前に置いてあるので、汚物と一緒に使用済みのティッシュをそこに捨てます。
蓋もなく丸見えで、臭いもきついので最初は慣れません。
日本人にとっては不潔な習慣で何年経っても慣れないかもしれません。
絶対に慣れることが出来ないのが、扉のないトイレです。
中国人は入り口に向かってしゃがみますが、用を足しながら平気で目の前で順番待ちしている人と会話しています。
全く恥ずかしくないようです。
キッチンの流しはいつも詰まる
中国で借家を借りて住んでいましたが、北京でもフフホトでも、キッチンの流しが詰まらなかったことはありませんでした。
中国の下水道や排水管の設備はかなり劣悪です、すぐに詰まってしまいます。
中国人の友人はいつも便器用のラバーカップで流しの詰まりを直していました。
中国でも大人気の嵐の大野くん
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私が日本語教師をしていた時、生徒の一人は日本語を勉強する理由は大野くんが好きだからということでした。
大野くんに出会ってから人生が薔薇色に変わったと話していました。
給料のほとんどは嵐のコンサート代に使っていると言っていました。
コンサートチケットは中国の闇サイトで通常価格の3〜5倍の値段で買うことができるそうで、かなりの出費ですが、そんなことお構いなしに、コンサートのために日本まで旅行していたようです。
今は嵐が活動を停止してしまい、コンサートチケットの闇サイトでチケットが売り買いされることは無くなりましたが、いまだに大野くんのファンはいます。
タクシーの運転手が自分の身分証明書の写真を大野くんの写真にして、堂々とお客さんに提示しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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