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#32【おすすめの本③】嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

こんにちは!ヴェルティーナです^^
今回はおすすめの本紹介です!

とっても有名な本なので、ご存知の方も多いと思います。
嫌われる勇気は「アドラー心理学」について解説している本です。

アドラー

アドラーは「人の悩みは全てが対人関係の悩みだ」と考えました。
他人と比べて劣等感を持ったり、好きな人の気持ちがわからなくて不安になったり、一生懸命頑張っても評価してもらえなかったり悔しかったり。

  • 認められたい

  • 愛されたい

  • 褒められたい

  • 必要とされたい

  • 嫌われたくない

こんな風に他人からの評価を気にしたり人と比べたりしながら生きていると悩みや苦しみが発生する、というわけです。

この対人関係の悩みがなくなることで、人は「誰でもすぐに幸せになれる」というのがアドラーの思想。

不安や悩みがなくなって幸せな人生を送るためにはどうしたら良いのでしょうか?
「嫌われる勇気」を読んで、幸せに生きる方法を学んでみましょう♪

それでは本題へど~ぞ☆

🟦「嫌われる勇気」ってこんな本


まず、この本の特徴なのですが、「哲人と青年の対話形式」になっています。

哲人は「アドラー心理学」を極めている人。
そして青年は悩める一般人。

哲人は「人は今日からでもすぐに幸せになれる」と説きます。
ですが、青年は劣等感のかたまり。

「悩みがなくなってすぐに幸せになれるなんて 嘘に決まっている!」などと哲人の教えに対し質問や反論を繰り返します。

アドラー心理学の理解が難しいポイントを青年が読者の代わりに質問してくれている感じですね。
青年の視点で読み進める事ができるのが、この本の素晴らしい点だと思います!

🟦嫌われる勇気で学べる「アドラー心理学」とは?

この本を通じて、どんなことが学べるのでしょうか。
この本の中のアドラー心理学について少しだけ解説したいと思います。
本の中身全てを解説すると、とんでもないボリュームになるので冒頭部分のみお話しますね!

★トラウマは存在しない

え?本当?って思いますよね。
わたしもはじめて読んだときはびっくりしました。

  • いじめられたトラウマで引きこもりになった

  • 前の彼氏に浮気されたトラウマで男性不信になった

  • モラハラ夫に暴言を言われていたので自分に自信がなくなった

など、誰しも大なり小なりトラウマを持っていると思いませんか?

このトラウマ=原因ですよね。
いじめられたことが原因で、その結果引きこもりになってしまった、とも言い換えることができます。
この「現象には原因がある」という考え方は「原因論」と言います。

  • 甘いものをたくさん食べたから太ってしまった

  • 商談に失敗したから上司に怒られた

  • 嫌味を言われたから腹が立った

など、トラウマに限らず「○○という原因があったから、○○という結果になった」というのは一般的な考え方だ、って思いますよね^^

★原因論と目的論

しかしアドラーは「原因論」で考えている限り、悩みはなくならないし問題も解決しない、と、この考え方を否定しました。

アドラーが提唱しているのは「目的論」です。
原因ではなくて「目的」があるから、今の状況を作り出している、ということなんです。

引きこもりになったのも、男性不信になったのも、自分に自信がなくなったのも。
原因ではなくて、「目的を達成するために、自分が選んで行っていることなんだ」とアドラーは言うわけです。

そんなバカな、、、ですよね。

自ら望んで引き込もりになったり男性不信になったりする人はいないです。
「なんとかしたい」と悩み苦しんでいる人も沢山いるはずです。

だけど。よく考えてみてください。

いじめられた人は全員引きこもりになっているでしょうか?
彼に浮気された人は全員男性不信でしょうか?

これって100%じゃないんですよね。

  • 過去にいじめられた経験があるけど、コミュニケーション力があり、楽しく人生を謳歌している人

  • 浮気された経験もあるけど、人を見る目を養い、自分の魅力をUPさせてステキなパートナーをゲットした人

こういう人も存在していますもんね。
同じ出来事でもネガティブに捉えて「原因だ」と言っている人と、そうではない人がいる。

うん、確かに、、、。

さて、ではここで、アドラーが提唱している「目的論」の考え方をもう1度振り返ります。

現在の起こっている出来事は、何かしらの目的があって生み出されている・・・
つまり浮気をされたことが原因で男性不審になったのではなく。

「これ以上傷つきたくないから」
「彼のことで不安感でいっぱいになるより1人でいるほうが楽だから」
「新しい出会いをさがすのが面倒だから」

などという目的があるから、その目的を達成するために「自ら男性不信である現象を作り出している」ということなんです。

信じて裏切られたら傷つくかもしれないから、「男性不信」ということにして、行動するのをやめる選択をしている、ということですね。

原因論が普通だと思っている感覚だと、目的論は「ちょっと何言ってるからわからない状態」かもしれませんね笑

きっかけは元カレの浮気かもしれませんが、「それを原因」にして「今」を決めているのはあなた自身。

だからこそ、「原因」に問わられるのではなく、「今自分はなんの目的にそう考え、そうこうどうしているのか」という目的に着目しましょう、ということなんですね。

起こってしまった過去=原因を変えることはできません。
でも 目的=目指す道 は自分で変えることができます。

人はどうして「原因論」では幸せになれないのか?
トラウマさえも自分の目的を達成するために作られている、とは一体?

この辺りの事も含め、改めて「嫌われる勇気」を読んでみると、アドラー心理学について理解が深まるのではないでしょうか^^
ぜひ読んでみてくださいね♪

オーディオブックもあります♪

🟦まとめ


いかがでしたか?
今回は嫌われる勇気、アドラー心理学のほんの一部分ご紹介しました。

私のnoteでは今後アドラー心理学をはじめとした心理学についても書いていく予定です。

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