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時にはストレスを受け入れる

前回書いた、ストレスを解消する方法の話の続きです。

ストレスに対抗して闘って行くことも大切ですが、時には受け入れることも大切です。

例えば病気になった場合に「その病気と対抗する!」と考えるとストレスが大きくなるものです。
ところが、「その病気とうまく付き合う」と考えると、そこまでストレスは大きくならないものです。

確かに、行動が制限されたり、今まで出来ていた事が出来なくなることは、ストレスになる場合が多いです。
でも、行動が制限されることで、新たに見えてくるものがあると考えることが出来ると、面白いのです。
「ありのまま」を受け入れるしかない場合を、素直に受け止める姿勢も時には大切です。

私の場合は、着物を着るようになってから、このことを意識して考えるようになりました。

着物で散歩すると、明らかに洋服の時と歩くスピードが違うのです。
最初の方は、早く歩けないことがストレスに感じました。歩くスピードの遅さに、ものすごい違和感しか感じなかったのです。

ところが、早く歩けないことを受け入れるようになってからは、周りの景色をゆっくり見よう、歩いている人を観察しよう。
そのような考えをすることで、街中で新たな発見をたくさん出来るようになりました。
そして、その結果として、着物で歩くことでのストレスを感じなくなったのです。

昔の日本古来の考え方で「精神論」がもてはやされることもあるのですが、精神論でどうにもならないことが、世の中にはたくさんあります。

一つのストレスを受け入れて、新たな視野を広げていく。
ストレスをうまく付き合う方法として、時には「受け入れる」と言う選択肢を思い出してみましょう。

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