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私の旅のディスカバー

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旅での出会い、嬉しかったことを書き留めておく。
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#青森

#22 ”故郷”を離れるとき

#22 ”故郷”を離れるとき

岩手、青森とSNSでのつながりで旅をした。

本当に温かい、人間臭い旅。

今の日本に失われかけている、そんなちょっと昔は当たり前だった「旅」に何か近いものができたのではないか。

岩手の矢幅、青森の浅虫、弘前という場所が、心のしおりとして留まることになると思っていなかった。

ただ、自分らしく最も理想的な過ごし方をした時間だった気がする。

そんな旅の最後は感謝で締めくくりたくなり、Twitte

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#21 たった一言からの乾杯。

#21 たった一言からの乾杯。

ひょんなことから「オフ会」をすることになった。
Twitterでつながった、フォロワーさんとの話がきっかけだ。

もちろん面識も無いのだけれど、気づけば仲良くなり意気投合して、つぶやき続けて、気づけばつながる。
面白い世の中になったものだ。

浅虫でプリンの甘さと心の温かさに触れ、青森市内へと車を走らせながら、連れは市内で下ろし、蟹田に寄り道をする。

ああ、駅前の食堂は今回はお預けか。

そんな

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#20 甘さ、苦さと温かさ

#20 甘さ、苦さと温かさ

オンラインでのつながりは、浅く、儚く、一方で終わるときも傷つかず、誰でも容易に作れるものだ。

一方で対面でのつながりは、オンラインのそれよりは深いが、あとはその発展性次第でどうにでもなる。
つながりたければつながるし、つながりたくなければつながらない。
縁という言葉の存在を意識せずにはいられない。

”前作”に次ぐSNSモノである。

岩手から一気に北上し、一路青森へと足を伸ばす。
昔は特急に乗

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#18 シンボリック

#18 シンボリック

1992年生まれ。2階建てが目を引くバブリーな電車。
きっと設計は1991年より前。バブル後半に設計されて登場したら弾けてしまったそんな世代。
どこかこれからの時代を背伸びしていて、次世代感を出していて嫌いじゃない。
湘南から東京への長距離通勤を支えてきた。
登場から29年、役目を終えて青森へ。

老朽化と言われるが、牽く機関車は42年。
仕事があるっていいことだ。本人はどう思っているかはわからな

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