ババチャップ、いよいよ本格始動いたしました。 ローカルメイドが旗を振り、lepicerie paneterieと広島市安芸区阿戸町のみんなで作るケチャップ、ババチャップ。 ホームペ…
金曜日、新しくカフェを開くお店の方々が山のパネテリエへ遊びに来てくださいました。 すごいね!良いね!と、恥ずかしいほどお店を褒めてくださる大人たち。 腐りかけて…
webセミナーを終えて 静岡県の空き家対策プロジェクト「しずみん」にて少しお話をさせていただきました。参加してくださった方々、ありがとうございました。これからも応…
山の中で動物に囲まれて暮らしていますというお話を少し。 山の中にはイノシシや鹿、フクロウやアナグマ、イタチなど連れて来たわけではないけれど、お互い気配を感じなが…
不思議なご縁で、広島市現代美術館の学芸員さん達と、お食事したり、何度となくお話をさせていただいたりしていく中で感じた事を少し。 学芸員、キュレーター、賢そう は…
私のお店では経営の肝となる、採用について少し複雑なプロセスがあるのですが、なかなかうまくいかないという現状のお話です。 得たいか与えたいか 私のお店は特殊なため…
普段私がお店づくりで大切にしていることをメモがわりにここへ。 静かな山の中での定休日は、試作や仕込みもそこそこに、頭の中では色々な考えが浮かんでは消えを繰り返し…
私の家族のようにしている小さなアヒル達の事を少し。数が増えたり減ったりとよくご存じの方は不思議に思われているかも知れません。 近くの協力してくださる知人のところ…
私のやっているお店では予約制などのおかげもあり食品ロスはゼロ。フルーツの皮やコーヒー豆は飼ってるミミズの食事、庭のテーマは環る庭(メグルニワ)、木を植え、個包装…
そもそもはカレーパン工場? 広島市安芸区阿戸町の山の中、この場所に出会ったのは、2011年の冬の事でした。 googlemapで見かけた変な場所にあるお店へふらりと立ち寄った…
生活芸術を表現したくて パネテリエを開業する時に決めたテーマの一つが 「生活芸術 Art de Vivre」 とはいえ芸術家でもない私がそんな事を表現できるのか、挑戦するつ…
食料品店を営む私たち、安全な食品を提供しているつもりではいるものの、「安全」を表現する上で必要な物差しが曖昧だなと感じています。 天日塩だって塩なのだから添加物…
不思議な出会い 2018年各地で豪雨災害が起きる直前、長雨が1週間ほど続いている7月6日の夕方、一匹の灰色の猫がやってきました。 1週間ほど前から気配は感じていたもの…
ゴミとの五年戦争 普段オシャレとかかわいいとか、そんなありがたいお言葉をいただいているパネテリエですが、裏側には色々な事が進んでいます。 そのひとつ、パネテリエ…
ババチャップ、いよいよ本格始動いたしました。 ローカルメイドが旗を振り、lepicerie paneterieと広島市安芸区阿戸町のみんなで作るケチャップ、ババチャップ。 ホームページを改修しているのでこちらに色々書きこんでおきますね。 はじまりは ババチャップのはじまりは、私が6次産業化プランナーとして活動をしていた頃のお話です。 安芸区の区役所と地域の連携の一環で生まれた、女性たちの地域活性化グループへ先生としてお邪魔させていただいた事がはじまりでした。 立派な公民館
金曜日、新しくカフェを開くお店の方々が山のパネテリエへ遊びに来てくださいました。 すごいね!良いね!と、恥ずかしいほどお店を褒めてくださる大人たち。 腐りかけて庭に落ちた柚子。 干草まみれの庭。 枯れた枝葉のままの焚き火。 店内に並ぶステンレスで冷たい給食室のカゴに気づいてくださる。 庭に落ちた柚子を見つめて一言。 これがアートだよね。 伝わる方がいる。と安心した瞬間です。 カビの生えた庭の朽木とステンレスの陳列棚。清潔や安心の概念へ対する私からの皮肉です。その
webセミナーを終えて 静岡県の空き家対策プロジェクト「しずみん」にて少しお話をさせていただきました。参加してくださった方々、ありがとうございました。これからも応援させていただきます! そのセミナーの後半に質疑応答の中で、シェリーさん(https://www.sasuichi.org/)から、アニマルウェルフェアについて、触れてもらって嬉しいと、コメントをいただき嬉しくなって以前ホームページ上に記載していた内容を転記させていただきました。 フェアではない世の中で暮らしてい
山の中で動物に囲まれて暮らしていますというお話を少し。 山の中にはイノシシや鹿、フクロウやアナグマ、イタチなど連れて来たわけではないけれど、お互い気配を感じながら暮らしている仲間と、色々な理由で私のところへやってきてくれて、食事を用意してあげることになった仲間が暮らしています。 始まりは野良ネコでした。 最初に招き入れたのは、豪雨の直前。灰色の幼い雄猫でした。 ニャーと呼んでいます。彼のお陰で豪雨災害の後の暑い夏や、早朝からの仕込みを乗り切ることができました。 そして、
不思議なご縁で、広島市現代美術館の学芸員さん達と、お食事したり、何度となくお話をさせていただいたりしていく中で感じた事を少し。 学芸員、キュレーター、賢そう はじめてお会いしたのは2021年、以前記したアートってなんだろうで出会いについて紹介させていただいた学芸員さん達。今までの人生で全く交わる事のない世界を進んでこられた方々です。 アートをいかにして私のような人へ伝えることが出来るのか、日々努めていらっしゃるのだと思います。 今は広島市現代美術館の大規模改修が行われてい
人も自然も同じこと、と思う言葉。 水至って清ければ則(すなわ)ち魚(うお)なし。人至って察(さつ)なれば則ち徒(と)なし 綺麗すぎる川にはホタルも住めないように、少しくらいは欠点や間違いがある人の方が居心地良い気がする。 自分の失敗を認めることって、相手を庇う事なのかも
私のお店では経営の肝となる、採用について少し複雑なプロセスがあるのですが、なかなかうまくいかないという現状のお話です。 得たいか与えたいか 私のお店は特殊なためか、ありがたい事にここで働きたいといっていただく方には恵まれています。お店で働きたいという方には、その方がここで何をしたいのかしっかり話を聞かせていただくよう心がけています。 そこで、「何を得たいか、何を与えたいか」に注目しながら「収入を得たい」「知識を得たい」等、得たいものがはっきりしている方と「自然が好き」「パ
普段私がお店づくりで大切にしていることをメモがわりにここへ。 静かな山の中での定休日は、試作や仕込みもそこそこに、頭の中では色々な考えが浮かんでは消えを繰り返しています。お客様をお迎えする営業日にはそれがもう一度甦り、間違っているのか、それでいいのかを確認する。そんな日々の中、変わらず私のお店として今後も大切にしていきたい考えをここに記しておきます。 最近出会った方に私はどんな人で何を考えてこんな場所でお店をしているのか、お伝えする際に記したものを再編集したものです。 お店
私の家族のようにしている小さなアヒル達の事を少し。数が増えたり減ったりとよくご存じの方は不思議に思われているかも知れません。 近くの協力してくださる知人のところに預けたり、里親として引き取ったりなどもこれまでありました。 また、事故や事件もあり、アヒルを飼う難しさをお伝えする事で、アヒルブームのような状況に少しブレーキが効いてほしいなと思い書かせていただきます。 私が一緒に暮らしているコールダックという品種のアヒルは山鳩とヒヨドリの間くらいの大きさで、通常のアヒルの半分に
私のやっているお店では予約制などのおかげもあり食品ロスはゼロ。フルーツの皮やコーヒー豆は飼ってるミミズの食事、庭のテーマは環る庭(メグルニワ)、木を植え、個包装を嫌い、ストローは無しと、まるで「SDGsに取り組むお店」をしているようですが、それを知ってSDGsだねなどとは決して言わないでくださいね。そして、もっと詳しくどなたかSDGsについて教えてほしいです。 SDGsとは乗りものではなくて、目標であり、課題です。社会活動とかエコとかをブームに持っていくための一時的なツール
そもそもはカレーパン工場? 広島市安芸区阿戸町の山の中、この場所に出会ったのは、2011年の冬の事でした。 googlemapで見かけた変な場所にあるお店へふらりと立ち寄ったのがきっかけです。 きっとそういう方は多いお店だと思います。 そのころは「ベーカリーカフェ山のパン屋さん」というお店をしていらっしゃいました。 オーナーさんのお父様(おじいちゃん)の山や田んぼに、近所のカレー屋さん向けのカレーパンを作る工場として2010年頃はじめられたようです。 ↑このように、私が初
生活芸術を表現したくて パネテリエを開業する時に決めたテーマの一つが 「生活芸術 Art de Vivre」 とはいえ芸術家でもない私がそんな事を表現できるのか、挑戦するつもりで始めたことを覚えています。 広島へ帰ってから農家さんに出向くことの多い仕事をしていた私は、おばあちゃんやおじいちゃんとお話しする機会に恵まれ、昔の暮らしのお話をとても楽しく聞いていました。 まるで宮沢賢治の農民藝術論の世界観。勝手にセピア色の景色を想像してしまいます。 そこに暮らしがあり知恵があ
食料品店を営む私たち、安全な食品を提供しているつもりではいるものの、「安全」を表現する上で必要な物差しが曖昧だなと感じています。 天日塩だって塩なのだから添加物?カビの生えた無添加食品?果たして安全安心なのでしょうか? 品質保持剤?入れないことが危険だったりしませんか? 無農薬?Bio?なんとなく生野菜だけのことになってませんか? 安心安全な食品です。そんな事を生産者や製造者が言っていいのか、いつも疑問に思っています。 私たちのお店では、お客様が安心して使用していただくた
不思議な出会い 2018年各地で豪雨災害が起きる直前、長雨が1週間ほど続いている7月6日の夕方、一匹の灰色の猫がやってきました。 1週間ほど前から気配は感じていたものの、接点といえば試しに置いておいた牛乳がなくなっているくらいで、気になっていました。そんな猫がその日は、まるで腹を括ったかのように、葛藤を滲ませるような低い姿勢で私の足元へやってきました。 寒かったろう。ずぶ濡れだ。 そんな声をかけて、無言で見上げるその猫からそっと離れ、レンジで温めたミルクを少しあげることに。
ゴミとの五年戦争 普段オシャレとかかわいいとか、そんなありがたいお言葉をいただいているパネテリエですが、裏側には色々な事が進んでいます。 そのひとつ、パネテリエにとって大きな宿題だった産廃の問題が解決したので少しだけ披露させていただきますね。 あまり見せたくはなかった部分ですが、少しだけ。 2021年1月頃までパネテリエの少し上にある敷地には以前の所有者さんや、そのご近所のお友達などが大量のゴミを捨てていました。 昔は家の解体を安価に請け負ってここで焼いていたこともあった