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プログラミング未経験の新卒エンジニアへ。

こんにちは、白井です。


先日、私の勤めている某IT企業で、新入社員の皆さんの前でプレゼンをする機会がありました。

まだ、緊張が解けない様子でしたが、フレッシュさが溢れていて、とても新鮮な気持ちになりました。


そんな中で毎年のように上がる定番の疑問。
「未経験エンジニアでもやっていけるのか?」について、個人的な見解を述べていきます。


なぜあなたは採用されたのか?

結論から述べますと、あなたが採用されているのは、その会社があなたを必要だと判断したからです。

もちろん、初めてのことに直面する際には、痛みが伴います。

ですが、その挑戦権を与えられたということは、その会社にとって価値があると認められたということです。

だからこそ、まずは自信を持って良いと思います。


そもそも、この人は活躍できないだろうと思う人は、会社は取りません。

だからこそ、選考を通り入社することを許可された者には、それなりの理由があります。

プログラミング未経験だろうが、文系だろうが関係ありません。


まずは、会社があなたを必要としているということを頭に入れておきましょう。


プログラミングは誰でもできる。

なぜ未経験者や文系出身の大学生が、エンジニアに採用されるのか。

プログラミング以外の場面で活躍する可能性が秘められているからです。


そもそも、エンジニアの仕事において、プログラムを書く機会はほんの一部にすぎません。

私は今年で4年目になりますが、業務で1番プログラムを書いていた時期は、新入社員研修の2ヶ月間でした。

仕事のほとんどは、開発するシステムの要件検討、システム設計、リリース前のテストなど、Webシステムを世の中に出す前に様々な工程があります。

プログラミングをする工程は、ほんの一部にすぎません。

プログラマーを目指すのであれば、主にプログラミングがメインになると思いますが、エンジニアはもっと幅広いスキルが求められます。

だからこそ、プログラミング経験は、新卒のエンジニアにとっては、そこまで大きなアドバンテージにはならないというのが、私の見解です。


また、プログラミングで人並みになることはそこまで難しくありません。

大抵のIT企業は、新入社員研修でその会社で活用しているプログラミング言語を学ぶことになりますが、ほとんどの人は3ヶ月もあれば基本は習得できます。

昨年度、私も新入社員の方向けにJavaの講師をやっていましたが、私が担当していた20名程度はもちろんのこと、全体で約140人程度いる中のほぼ全員が問題なく現場に出れるレベルになったと思います。

ほんの一部、プログラミングというものが全く分からないという人もいましたが、指で数える程度です。
そういった方も、研修後につきっきりで勉強していたので、なんとか最低限のプログラムが書けるレベルには強引に引き上げましたが。


そういった具合で、本当に突き詰めると奥が深く、一朝一夕で身につくものではありませんが、ある程度のレベルであれば、文理経験問わず誰でも習得できます。

だからこそ、あまり気張らずに、勉強すればできるんだというくらいに思っておいてください。



本年度から初めてプログラミングに触れ、エンジニアとして活躍していくことを決意した皆様へ、良くある疑問に対する私の意見を伝えてきました。

学生からプログラミングをやってきた人の方が、スタートダッシュは早いため、文系の方や未経験の方は焦るかもしれませんが、安心してください。

ちゃんと意欲を持って学んでいけば、すぐに追いつくことができます。


プログラミングについて、重く受け止めすぎずに取り組んでいってください。

プログラミング未経験の方々が、エンジニアとして活躍できることを祈っています!

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