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「お金のある高齢者」が笑い「お金のない若者」が泣く「美しい国、日本」

こんにちは。みーきちです。

今日は「日本人が保有する資産」についての話です。

今日のお話は、ちょっと、難しいかもしれません。

結論から言うと、この日本という美しい国は、タイトル通り「お金のある高齢者が笑い、お金のない若者が泣いている」世界です。

以下、堅苦しい話になっています。ご興味のない方は、そっとこの画面を閉じ、外の美味しい空気で軽やかに深呼吸しましょう。

それでは、参ります。

とりあえず、総務省統計局のデータを見てみましょう。

負債保有世帯

出典:総務省統計局/家計調査報告(貯蓄・負債編)-2019年(令和元年)平均結果-(二人以上の世帯)

すごいですね。個人的に率直な感想を述べると「これはひどい」です。

白の棒グラフが「貯金の額」、青の棒グラフが「借金の額」です。

私を含む、50歳未満の若い人は、多くの方々が「借金まみれ」です。どうりで、我が家の家計が「火の車」な訳です(私たちも日々頑張っていますが、誰か消火を手伝ってください!笑)。

逆に、50歳以上、特に65歳以上の高齢者を含む「70歳以上の方々」の資産を見ると、借金がほとんどなく、多くの方が「潤沢な資産」を保有しています。どうりで、テレビで「なんでも鑑定団」を見ると、高齢者の方々が高価な骨董品を買い集めている訳です。ちらりとテレビのニュースを見ると、特殊詐欺で高額な被害を被っているのは、もっぱら高齢者の方々です。

このグラフには掲載されていませんが、単身世帯の20代、30代のもっと若い人たちは、その多くが「さらに悲惨な状況」だと私は考えています。

noteを見ると「貧乏で困っている」という若い人の記事がちらほら散見されます。中には「卵と醤油をかけた豆腐と白飯」で毎日飢えをしのぎながら生活している若い人もいるようです。そんな中、ふとテレビを見ると、マダムが飼っている可愛い小型犬が「贅沢で美味しそうなお肉」を食べています。

スーパーには、から揚げやお惣菜など、毎日美味しそうな食料が溢れるほどに並んでいますが、お金のない人は食料が買えません。消費期限が過ぎ、余った食料は、廃棄されてしまいます。

私は、この「資産の偏り」「大きな問題」だと考えています。

もちろん、すべての高齢者の方々が、お金持ちな訳ではありません。

私は賭け事をしませんが、競艇場に行くと、昼からワンカップ酒を飲みながら、ヨレヨレの恰好で「今日も負けだァ」とお財布をスッカラカンにして笑っているおじいちゃんがいます。

中には、道端で寝転がり、カラスにたかられている、おじいちゃんもいます。

また、すべての若者の方々が、貧乏な訳ではありません。

noteを見ると、若い年代にも関わらず、努力して成功している方がたくさんいらっしゃいます。

ただ、平均値をとると、冒頭のグラフのように「悲惨な光景」が広がっています。

ちなみに、googleで調べると、noteを利用している主な年代は「20~40代のビジネスマン」です。

「おじいちゃん、おばあちゃんがnoteを使っている姿」は、あまり想像できません。

・・・あれ?冒頭のグラフを見ると、20代~40代の方々は「お金がなくて困っている人が多い」のでは?と思ったあなたは、多分、鋭い視点を持っています。

そうです。これは個人的な考えですが「もはや、noteやブログだけでは、恐らくガッツリ稼ぐことはできません」

これも個人的な考えですが「今からnoteやブログだけでガッツリ稼ごうと考えている方は、多分、稼ぐ方向性を間違えています」

あと、最近noteを見て思うのですが、「お金稼ぎ」にまつわる記事が「あまりにも乱立」しています。情報爆発です。記事を読みすぎて、私の頭は昨日爆発しました。

noteは、まるで小さな個人商店が所狭しとひしめく「商店街」のようです。ただ、この商店街にやってくる、ほとんどのお客さんは「お金に余裕がありません」

私も、この商店街で、こじんまりとお店を開いていますが、お金に余裕がない方がいらっしゃっても「大歓迎」です。

私は、noteで稼ぐつもりはありません。記事は全て無料です(無料にする理由をあえて述べると、私の記事は生ゴミの様な価値しかないからです)。

私は、この資産が非常に偏っている「美しい国、日本」という国を何とかしたいと考えています。ですが、しがないサラリーマンの私では、あまりにも非力で、選挙で投票に行くぐらいしかできません。ちなみに、議員として選挙に立候補するという手段もありますが、立候補するだけの資金がありません(私のお財布は、年中氷河期です)。

私ができるのは、ここまでです。日本を支える議員の皆様、どうか日本をより良い国にして、火の車となった私たちの家計に消防用水をかけてください。

つい、主張に力を込めすぎてしまいました。先ほど一味唐辛子をかけたラーメンを食べたので、文章が辛口になっているのかもしれません。

そうこうしていると、隣でテレビを見ていた妻が、ぽつりと「もっと、お金が欲しいなぁ」とつぶやきました。

私は焦りました。妻の意向は「絶対」です。逆らうことは許されません。

非常に心苦しいですが、先ほど書いた「noteで稼ぐつもりはない」という文章を、全力で撤回致します。

「この文章をご覧になっている、全国の裕福なおじい様、おばあ様、どうか私たちにサポートのほど、よろしくお願い致します」

(しーん)

<<追記>>

家計の統計について、より詳しい情報を得たい方は、以下のサイトをご覧ください(総務省統計局)

なお、ちきりんさんが2009年に記録したブログも参考になります(個人金融資産の年代分布)。

よろしければ、こちらもどうぞ。


換気扇にこびりついた油汚れのような私の記事を読んで頂き、本当にありがとうございます。サポートして頂けると、妻がニッコリします。