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#83 死ぬんじゃないよ、絶対に

明日は始業式ということで、こんな話を思い出しました。
みなさん、一年の中で自殺する子供が多くなる日を知っていますか?
その中の一つに夏休みが明けるタイミングがあります。

普段、夏休みの間は名の通り休みで学校はありません。
つまり、学校でのいじめがストップします。
SNSやLINEのいじめはストップしないのかもしれませんが、、

いじめられている子からすれば夏休みが明けることは、同時にいじめが再開してしまうことを意味しています。
辛くて、怖くて、親にも先生にも心配かけないために相談できなくて、始業式の日には重いランドセルを背負って学校に行かなければなりません。
そして、二学期は一番長いです。
いじめられている子が自分の一か月後や二か月後に希望を持てるわけがありません。
自分の未来に失望して学校に行くぐらいなら死んだほうがましだと思ってしまう子がいます。
これは現実です。

この文章を書いてる今も、日本のどこかで子供が自分のこれからの人生を悲観して命を終わらそうとしています。

いじめだけでなく、勉強のことや体調のこと、自分のこと、いろいろなことを考えては死んだ方がましだと考えて命を絶ってしまいます。

自殺するのはよくない
周りが悲しむ
死なないで

きっとこんな声はもう届かない

暗闇の中でボロボロになってどこを見ても真っ暗で
自分が大人になった姿なんて、冬休みを迎えている姿なんて、進級している姿なんて想像できない
地獄に毎日行くぐらいなら死んだ方がいいと思ってしまう
親に毎日、学校楽しかったよって嘘をつかないといけない
苦しくて、苦しくてどんなにもがいても誰も助けてくれない世界に生きていると思う人はたくさんいる

どんな言葉をかけたらあなたのことを救えるのだろう

あなたが見えている世界がすべてじゃない
遠く離れた新しい場所ではあなたを大切にしてくれる人がいるよ
周りにはあなたの力になってくれる人が必ずいるよ

でもきっと、現状、新しい場所に逃げることができない人もいる
そんな人には響かないし、無責任な言葉になってしまう

どうしたら伝わるのかな
逃げ場の用意されていない子たちにはどうすれば未来への希望を持たせてあげられるかな

今の私にはなんの力もなくて何もできない

すごい悔しい

今すぐにでも自殺しようとしている子供たち全員に会って抱きしめてあげたい

ちょっとでも人のぬくもりを感じてほしい

たくさん泣いてほしい

きっと我慢して周りに心配かけないようにしてきた強い子たちばっかだ

強がらなくていいと

周りを信用していいと

あなたがいるべき場所はそこではないと

全員、救ってあげたい


無責任に感じるかもしれないし、何も知らない人に言われたところで何も響かないかもしれないけど

死ぬんじゃないよ、絶対に。学校がすべてじゃないんだからね。

それじゃあ、また明日の朝、起きてカーテンを開けて空を見上げよう。
そしておはようとあいさつしよう。
そしたら私とお友達だ!
私は明日、できるだけ空を見上げておはようとつぶやくからな!
朝だけじゃなく一日中やるからな!
いつ起きてもいいからな!
ただ挨拶してくれよ!!
誰もおはようって言ってくれないと私のおはようがただ東京の田舎の空に放たれるだけだからな!
明日、おはようって私と言い合うために起きてきてくれよ!




ヘッダーの写真の花はヒペリカムといいます。
この花言葉が私が送りたいメッセージでもあります。
調べてみてくださいね。


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