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オーストラリア留学を決めたきっかけとは?私の留学体験談1

私は、過去にオーストラリアへ留学したことがあります。もう20数年前の話になってしまうため、参考になるかわかりません。当時を思い出しながら書くため、更新は不定期になるかと思いますし、読み苦しい文章もあるかと思いますが、もし、この記事が読んでくださる方にとって少しでも参考となれば嬉しく思います。

当時大学生だった私は、留学なんて全く考えていませんでした。当時通っていた大学は割と留学プログラムが充実していて、留学前や留学後のプログラムもしっかりしていて、基準を満たせば留学を満喫できる環境下にありました。

ただ、まだまだひよっこだったため、留学など考えず、普通に大学生としてバイトに部活に恋に遊びに一生懸命でした。そんなある日、留学を考えているクラスの友人が何名かTOEFLとTOEICを受験するというので、私はノリで受験することにしました。

今考えるとかなり無謀な挑戦でした。大学の友人の多くは、高校時代に短期語学研修や交換留学、もしくは帰国子女と英語や外国語に慣れ親しんできたメンバーばかりで、私はというと英語なんて全く喋れない状態でした。

授業中も英語で質問されるとうまく回答できず、周りに助けられているような能力です。はっきりいって下の下で、よく大学入れたなくらいのレベルでした。よく色んな映画や本で下剋上的に低い学力から大逆転した!なんて話がありますけど、私はそんなすごい方々ではなく、平均の平均、中肉中背のどこにでもいる学生でした。

話を戻しますと、TOEFLやTOEICの存在を正直このタイミングで知りました。どういったテスト内容なのかを把握せず、大学受験時に使った単語帳ターゲット1500を少しパラパラ見てテストに挑みました。

TOEFLのテスト当日、問題冊子を開けてびっくり。リスニングは何を言っているかわからない、単語は知らないものばかり、長文はもはや魔法にしか見えず、ライティングはもはやほぼ何もかけず、まさに壊滅状態でした。

続いてTOEICも別の週に受験しましたが、こちらも同じく壊滅状態でした。ただ、TOEFLと違い、多少知っている単語があったため、なんとか爆死は防げたところでした。とはいえ、壊滅しましたが。

両テストの結果が後日送られてきますが、友人たちは、TOEFL600点や650点、TOEICに関しては900点代の中、私は、TOEFL390点、TOEIC420点と間違いなく、学校内で受験した受験者の中で最低点ではないかと思える出来栄えでした。

この時、ようやく将来に対して少し危機感を覚えたタイミングでした。とはいえ、若気の至りということもあるのか、ただのバカなのか、この痛感した悔しい思いや将来への不安は、あっという間に遊んでいると忘れるものです。

私は、しばらくの間、この黒歴史をデリートして過ごしていました。ある日、当時お付き合いしていた優秀な彼女がイギリスへ留学するために学校が設けている別プログラムのコースへクラス変更することを教えられました。

恋は盲目ですので当然、私も同じコースへ変更申請しますが、もちろんあえなく即却下されます。それは、TOEFLの点数が低すぎるからです。後から知ったのですが、選考通過の条件は、前期の成績が平均A以上で、かつ、TOEFL550点以上でした。

ちょっと落ち込みますが、またすっかり忘れて日々を過ごしていたある日、彼女が外国人留学生たちと楽しそうに話しているところを目撃します。その光景を少し羨ましく思えたのと外国語を使ってコミュニケーションを改めてやってみたいと思えた瞬間でした。

私に気づいた彼女が輪の中に招いてくれたのですが、外国人留学生たちの話す内容に全くついていけず、静かにしているしかなく、なんだか静かにしている退屈な奴という印象しか残せませんでした。

ただ、初めて異文化に触れた瞬間でもあり、色々な国の学生たちから色々な話を聞けて楽しいと思えました。もちろん、当時の彼女の通訳ありで理解したため、自力でコミュニケーションはとれませんでした。

この時、ようやく留学という文字が頭をよぎることとなりますが、少し長いので次回また続きを書きます。読んでくださってありがとうございます。

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