東京の懐かしい風景を探しに──、写真集『東京レトロ街並み散歩』のご紹介です!
今回はnicoさんの写真集『東京レトロ街並み散歩』のご紹介です!
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nicoさんは学生時代から一眼レフ片手に写真を撮り続けていた方で、2019年から東京の風景を記録する活動をされています。
地域別に7つの章に分け、レトロな建物や路地などを散歩しているように味わえます。本郷、上野、谷根千、浅草、神田神保町、向島など、地域によって、町の空気感も違って見えます。
鳥越本通り商盛会は通称『おかず横丁』と言い、創業100年以上の『高岡酒店』や、昭和10年創業の佃煮やお惣菜の店『入船や 水上商店』など、戦後に建てられた木造建築が数多く残っている商店街です。
ぼくはまだ訪れたことはないのですが、ぶらぶらと歩きながら買い食いしてみたいですねー。
上は、近年見かけることの少なくなった『井戸』や『看板建築』の掲載写真です。コラムページにちょっとした解説もあります。
これはそれほど古いものではないそうですが、江戸川乱歩の短篇小説『D坂の殺人事件』のモデルとなった団子坂に、こんな可愛らしい看板が立っています。乱歩好きのぼくにはたまらない写真ですねー。
実際に乱歩は、団子坂で『三人書房』という古本屋を営んでいたそうです。
nicoさんの写真集は、ほかにも何冊かありますので、良かったらAmazonの著者ページをご覧になってください。
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