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約束をひとつふたつ

載せたい記事を思いついたとき、これをよろこんで読んでくれる人は誰だろうと考えるクセがあります。この人は面白がってくれるんじゃないか?などと勝手に想像します。私のモチベーションの原点はここです。

そこからフォローしている人たちに対象を広げ、さらにここを訪れた人にも楽しんでほしくて、これで伝わるだろうかと推敲を重ねることになります。読んで良かったと思ってもらえたらうれしいのだけど。

そして自分の書いた記事をひとつのきっかけにコミュニケーションが深まっていけばもっとうれしい。私がnoteを続ける理由はこれです。

それができるなら別に自分のnoteにこだわらなくてもいい。いろんな人の記事を読んで、いいなと思うものがあればできるだけコメントするようにしています。そこから始まるコミュニケーションが楽しいから。

フォローしている人の記事に刺激を受けることも多いです。自分の知らない話に感心して調べてると何かひらめくことがあったり、記事の内容から他のことを連想してみたり、自分が書こうとしてたキーワードを見かけてうれしくなったり。そうなると自分も書きたい気持ちがどんどん募ってきます。

「こんなこと考えたんですけど」とコメントして、関心を持ってもらえたら「それじゃ書きますね!」と答えてしまうこともしばしば。その人が読んでくれるなら、それだけで十分です。

ただその場の思いつきでこれから書く場合はプレッシャーも感じます。でもそんな時に限って「タイトルは〇〇で、こういう話から始まってこんな展開になるんですけど、どうですか? 頭の中にあるからあとは取り出すだけ。」みたいなこと書いちゃうわけですよ。確かにアイデアとイメージは浮かんでるのでウソではないんだけど… 。安請け合いここに極まれり。

「本当に書けるかな」と「たぶん書けるだろう」の間を行ったり来たり。でも私の場合はこれくらいプレッシャーがあったほうがいいみたいです。何よりも書く励みになる。べーブルースが病気の少年にホームランを約束して実際に打った有名な話を思い出しました。あれは見方を変えると、約束がべーブルースにホームランを打たせたと考えることができます。

約束には ほんの少し未来を変える力がある気がします。自分と相手それぞれの未来に影響を与える何か。その先に待つわくわく。そんな約束の力を信じてみたい。

出来ないなんて微塵も考えなくて、軽々と約束を実現してしまう、べーブルースみたいになれたらいいな。

だからと言っていろんなところで安請け合いしてはいけません。私のように四苦八苦しますから。でも楽しいからいいか。

私のnoteでなぜこのタイミングでこんな記事?と不思議に思うことがあれば、それはこんな理由があるからです。

そんなこんなで今日も安請け合い。そして約束をひとつふたつ。

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