繭の外へ *ソーシャルメディアとSNSの間で*
ソーシャルメディアとSNSの違いをご存じでしょうか?
多くの日本人がSNSと呼ぶものは、この2つが混同されているのだそうです。正確にはソーシャルメディアの一つとしてSNSがあるらしい。
情報発信のためのツールとして用いられるのがソーシャルメディア。
SNSはソーシャルネットワークサービスの略で、ソーシャル(社会的な)ネットワーク(繋がり)を促進する会員制のオンラインサービス。個人間のコミュニケーションに重点を置いたものがSNSです。
※詳しくはこちらのサイトが分かりやすいです ↓
Twitter、Instagram、Youtube、Facebook、mixi、LINE、そしてnote 等。
これらを厳密にどちらかに分類することはできないけど、広く伝えたいソーシャルメディアの側面と、人と繋がるSNSの側面の、どちらがより強いかを意識することで、認識の違いから生じる誤解を避けることができます。
以下、私の個人的見解ですが…
【広く伝えたいソーシャルメディア寄り】(1対多の関係)
Twitter、Instagram、Youtube 等
【人と繋がるSNS寄り】(1対1もしくはグループの関係)
Facebook、mixi、LINE 等
ソーシャルメディア寄りのツールは、発信者ができるだけ多くの人に情報を届けたいのでフォロワーが多いほうが有利です。
人と繋がるSNS寄りのツールは、個人間でのコミュニケーションを促進する仕組みが発達しています。
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ではnoteは? どちら寄りなのでしょうか?
note公式にこう書いてます。
ミッションは、「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」。
"クリエイターのための街をつくる" 使命で立ち上げたのがnoteというサービスなので、ソーシャルメディア寄りのツールと言ってよいと思います。
そう考えるとnoteでクリエイターとして活動するためフォロワーを増やす行為は"是"というのが私の見解です。クリエイター活動に支障が出るようならコメントは返信しないという選択肢も有りかもしれない。そのクリエイターはできるだけ多くの人に作品を届けたいだけなので。コミュニケーションを求めないクリエイターもいます。そこを理解しないとこちらが傷つきます。
ただ私のような一般ユーザーもいるので、そこが難しいところだなと感じています。私はnoteで人との繋がりに重点を置いたSNS的な使い方をしたいのですが、そうするとnoteは途端に使いづらいものになります。
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DM(ダイレクトメッセージ)機能がないので、個人に連絡を取るのが難しい。手段としては、相手のコメント欄に書くことになるけど、記事と関係ないことは書きづらい。しかもLINEのように相手がタイムリーに読んでくれるとは限らない。相手が喜びそうな情報があっても知らせにくい…
公開設定がない。相互フォローした人だけに読んでもらいたい記事があってもそれはnoteでは叶わぬ夢。
noteでSNS的に使うなら「自分のnoteはこんな方針で運営してます」と説明しておくと訪問してくれた人にも分かりやすいと思います。
noteの使い方を考えたマガジンです。↓ ヒントがあるかも?
例えば「現在過去問わずどんな記事でもコメントはいつでも何回でも大歓迎です」なんてことを記事の中で表明しています(^^)。
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私の理想は「ソーシャルメディアとSNSの間にいたい」です。
noteで人との繋がりを大切にしたSNS的な使い方をしながら、ソーシャルメディアの良さを生かしてたくさんの人にも読んでほしい。コミュニケーションを大事にしたい。大切な人たちとも。これから繋がる人たちとも。
noteでこんなこと出来るんだ!こんな関係つくれるんだ!と思ってもらえるよう精進していきます。"note公式の使い方"の外側に在る世界を切り拓いてみたいのです。
(続く)※全4回シリーズ 2/4
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