another note
SNSには必ずタイムラインがあります。
と書き出して、最初の1行でつまづきました。いやむしろタイムラインがあるのがSNSなのでは? それほどタイムラインは重要です。
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を考えるとき、タイムラインがつながりを促進する手段として大きな働きをしているのは間違いありません。
フォローした人の投稿を時系列で表示してくれるのがタイムラインです。これがあるおかげで、いつ更新されたか気にする必要もないし、ひとり一人の投稿をその人のページまで見に行く手間が省けます。マイページに表示されるタイムラインで一元的に管理することができて、気軽にフォローした人の記事を読めます。なんて便利な時代!
でもね、私は困ってるんです。
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自分のこだわりのせいでフォローがなかなかできないのです。私にとってのフォローとは「人」そのもの。その人たちから生まれる表現そのものに関心があるので、時間がかかっても全部読むようにしています。
フォローの基準として、どの記事読んでも(私にとって)全部ストライクゾーンに入る必要があり、そんな人にはなかなか出会えません。ただフォローの基準をゆるめてしまえばタイムラインに流れる記事が増えすぎて、全部読みたい人の記事はどれで、特定の分野で読みたい人の記事はどれか、途端に分からなくなります。結果、読み飛ばしてつまみ食いのようになるのは避けたいのです。
フォローの基準はあくまでも私の都合。いやタイムラインの都合か…。フォローしてるか、してないか、そんなことで差をつけたくはありません。
noteには優れた書き手がたくさんいます。その人たちとも交流したいと思うのは欲張りでしょうか?フォローしてなくてもそれは可能ですか?
ごちゃごちゃ言わずに相互フォローしたほうがいいですか?
◇
SNSにはつきもののフォロー・フォロワー問題。なにが最善か分からないけど、いまの私の課題はタイムラインをどう管理するか?です。
結論。もうひとつタイムラインを作ることにします。
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フォローした人の記事を表示するマイページのタイムラインは今まで通り。それとは別に気になる人を気軽に追っかけてくれるタイムラインがあったら便利じゃないですか?フォローしたりされたりを気にせず、そんなタイムラインを手に入れることができたらどうでしょうか?
◇
そんなことができるのか?発想を変えればそれは可能です。
noteでそれをやろうとするから無理がある。
noteの外に別のタイムラインを作ってしまえばいいのではないか。
そこまで考えてひらめきました。RSSリーダーを使えばいいじゃないか!
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RSSリーダー(フィードリーダー)をご存じでしょうか?
ウェブ上にある様々なフィード(RSSまたはAtom)を取得し、フィードの管理を行うのが、フィードリーダーの役目である。ーWikipediaよりー
気になるサイトを巡回して、更新情報をまとめてくれる便利なアプリケーションです。RSSフィードを登録することで、更新順に記事を表示してくれるお役立ちソフト。以前はこれでお気に入りのブログをチェックしてたけど、SNS全盛になってあまり使わなくなっていました。
そんなRSSリーダーですが、仕組みがタイムラインにそっくりです。
フォローした人の投稿が時系列で表示されるのが、タイムライン。
登録したサイトの投稿が時系列で表示されるのが、RSSリーダー。
どうですか?そっくりでしょ?
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実はnoteにもRSSがあります。クリエーターページのプロフィール文の下に、扇形のアイコンがありますが、あれがRSSフィードです。
RSSアイコンをクリックすると、なんだか分からないテキストがわーっと出てきますが、慌てなくても大丈夫。そのページのURLをコピーして、RSSリーダーに登録すれば、それ以降そのnoterさんの更新情報を取得してくれます。この登録を繰り返せば、あら不思議。タイムラインの出来上がりです。
ちなみに私は Inoreaderという無料ソフトを使用しています ↓
※RSSリーダーは他にもあり。使い方はネットで調べてみてください。
もうひとつ別のタイムラインを持つというアイデア。
面白そうじゃないですか? (^^)
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そんなわけでこのもうひとつのタイムラインを、あれこれ試してるところです。気になるnoterさんもこれで登録して記事を読むことができそうです。
私にはnoteを始めてからずっと心苦しく思ってることがあって、それはフォロワーさんへの対応でした。自分の妙なこだわりのせいで相互フォローになってない方が多くいます。スキやコメントで交流させてもらってますが、一回きりではなく良好な関係が続くなら、このタイムラインを使ってこちらから遊びに伺うこともできるかなと思っています。
「フォローされてるか、されてないかで、人の価値が決まるわけじゃない」というのを証明してみたい。フォローはあくまでも私の都合によるもの。フォローしないことで不都合があるなら、それは変えていきたい。
フォローしてない何百万の人とつながる方法だってあるんじゃないのか?
その第一歩がこのアイデアです。実践あるのみ。
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