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復職後に気をつけたいこと〜うつ病から回復〜

うつ病や、なんらかの病気によって長期間仕事を休んでしまった、、。
色々なことが不安ですよね。
今回はそういった場合の、復職したときに気をつけたいことについてお話ししてきたいと思います。

【その1】今の最大容量を知る

うつ病になると、発症前に比べて自分の最大容量は明らかに少なくなります。
発症前が100%の状態であったら、それの半分または、それ以下になっていることが多いです。
1日に活動できる時間、疲労度、キャパオーバーになる速さ、、
このようなことが以前よりもこなすことが困難になります。

だからといって、“全然できない“ “前よりも仕事がこなせない“と思い悩む必要はありません!

自分の容量が今どのくらいなのかを知ることで、復職したときにキャパオーバーせずに仕事をこなすことができると思います。

【その2】自分の状態について、上司に正しく理解してもらう

復職前に上司と調整を進めていても、復職してみると想像していた部分とは違っていたと思うことが出てくるはずです。

そういったときに1人で悩みを抱え込んでしまうと、場合によっては職場定着が遅れてしまうことがあります。

今はどんな状態なのかを理解することで、安心して仕事を行なっていくためにも、自分のことを支えたいと思って待ってくれている人がいるかもしれません。
変に気を遣われるのが嫌な人も、中にはいると思いますが、できるかぎり上司や信頼できる同僚には相談しておくことをおすすめします💡

【その3】休む時間をしっかりとる

特に復職直後は、休む時間をきちんと取るようにしましょう!

復職直後は自分が思っている以上に疲れが溜まりやすい状態にあります。
仕事が終わったら早めに帰宅して、身体を休めるようにしましょう☺️

大切なのは、職場に通い続けることです。
最初は仕事のよしあしはあまり気にせずに、適度な休憩をはさみながら仕事に取り組んでみましょう。

【その4】徐々に慣らしていこう

“自分の身体を徐々に慣らしていく“
復職直後は、負荷が身体にかかりやすいため、以前よりもつらく感じることがあるかもしれません。

復職前に行なった運動や、人と接する機会を増やしていったときの過程を思い出してみてください。
仕事に慣れていくのもそれと同じで、徐々に身体と頭が、仕事のリズムに慣れてくるものです。

焦らずゆっくりやっていきましょうね!

【その5】通院をやめたり、怠薬したりしないように

復職して仕事に慣れてくると、「自分は元に戻った」と思い込みがちです。
うつになると、思いがけないところで急に疲労を感じてしまうことがあります。

今後うつ症状を感じたときのために、主治医やカウンセラーとの関わりは継続するようにしましょう👨‍⚕️
また、自己判断で薬の服用をやめたり、減らしたりすることは避けてください。

【まとめ】繰り返して休職しないために

復職後に、徐々に慣れていった人の中には、長く働いているうちにまたうつ病が再発してしまう人もいます。
逆に、それを不安に思う人もいますよね。

実際に休職した人のうち5年以内にうつ病を再発して、再休職を取った人は、47.1%という結果が出ています。(厚生労働省より)

さらに、1回目の休職期間が平均107日なのに対して、2回目は平均157日と1.5倍も伸びています。(主治医と産業医の連携に関する有効な手法の提案に関する研究より)

休職を繰り返さないためにできること、意識した方が良いことを実践して安心して、職場復帰後も仕事ができるように整えていきましょうね😺

といことで、今回は前回の記事「本当に復職しても大丈夫?」の続きの記事になっています。
参考にしていただけたらと思います🙇🏻‍♀️

最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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