見出し画像

代田橋の沖縄タウン

隠すことも無いのですが実は「沖縄料理」が大好きです。
沖縄に一年半住んでいたことがあるのですが、その時に沖縄料理が大好きになりました。ただ当時中学3年〜高校一年の間で味覚がまだまだ幼い所もあったので当時はクセが強すぎて食べれなかった物もありました。

東京に戻って10年以上立ちましたが、未だに沖縄に思いをはせております。

その間、ちょくちょく沖縄料理を作ったり、食べに行ったり。けれど結構コストがかかるので結構頻繁にはできず、時々贅沢する時に「沖縄料理」を食べるという形を取っています。

さて、東京都内には多数の沖縄料理屋があり、地元にも沖縄料理居酒屋があるぐらい意外とすぐそばにあるものなのですが・・・
ある時、テレビを見ていたら気になる特集をやっていた。

「代田橋は沖縄タウンというものがある!」
・・と、沖縄タウン?中華街やそういった感じだろうか?
代田橋・・・昔、通勤で通り過ぎていた駅だなと思い出した。
今となってはあまり寄ることがなかったのだがつい先日、新宿に用事があったので、その用事が早く終わったのでふらりと寄ってみる事にした。

京王線京王新宿駅に乗り鈍行で2駅ですぐに代田橋駅に到着だ。
駅を降りると閑静な駅周辺であった。
北口から出て、少し歩き首都高速4号の下の歩道橋を渡ると沖縄タウンに到着する。

もっと派手かと思っていたが意外とシンプル。

ここが入り口なのだが・・・思ったより派手ではない?
なんかこう、煌びやか?・・・ではないが自分の想像とは違う入り口だった。期待しすぎてしまったが正しいかもしれない。

時刻は12時であるが商店街はかなり静かで人通りも少なかった。月曜日定休日の店が多かったせいで、空いてるのは一部のお店ぐらいであったし、少し歩いたらもう商店街を抜けてしまった。

当日月曜日でしたが・・・だとしても静かなような。

沖縄の居酒屋と閉まっていた沖縄の商品を取り扱っているス―パー、それ以外は特に沖縄という感じが無かった・・・。

とりあえずおなかが空いてるのでお店を散策、開いてるのはどれも居酒屋形式のお店だがランチもやっている。
開いてるお店が三つあったのだがなんとなく気になったお店をチョイスし入店をした。

席に着くとアルコール消毒をされたのだが「こちらは泡盛を使ったアルコールスプレーになります」と。手にかかった感覚はアルコールスプレーだったが恐る恐る香りを嗅いでみると泡盛の香りがふわりと漂った。高濃度アルコールだし、食用アルコールだから安全性も良し。

気になるメニューばかりです。

沢山メニューがある。悩んでしまうがとりあえず「沖縄そば」を食べるという決意はあったのでそれとちょいプラスという形にしようと決めた。そしてここの沖縄居酒屋、面白い注文方法であった。
麺2種類 スープ2種類
とあるのだ。つまり自分の好きな組み合わせで沖縄そばを食べる事ができる。

タコソバとか沖縄そばナポリタンもかなり気になる。

スープは
・豚とカツオのWスープ
・沖縄圧削りカツオスープ
麺は
・亀浜製麺の茹で麺
・首里製麺の生めん
の二種類だ。
好きな組み合わせも可能だがオススメされた王道の「豚とカツオのWスープ×亀浜製麺の茹で麺」の組み合わせにした。
そこにソーキを追加。ソーキそば・・・これがたまらなく好きなのだ。

ドリンクにルートビアがあったのでルートビアも注文、そして小さいサーターアンダギーがあったのでそれも注文。よし、後は待つだけだ。

・・・

大きいソーキがたまらない!

美味しそうな沖縄そばだ。香りが良い。
かまぼこ、青ネギ、紅しょうがになんともずくまでついている。これは嬉しい。
まずはソーキを一口、口の中でトロトロとけて濃厚な味わいが一気に広がる。これだからソーキそばがやめられない、大好きな理由がここにある。
そしてそばを啜り、スープを飲む。沖縄そば特有の食感と旨味が体中に広がるのを感じる。スッキリとし、次から次へと思わず箸が進む味わい。

半分まで食べ終わったらここで味変をする。沖縄の調味料「コーレーグース」と「ヒバーチ」を使う。ヒバーチとは島胡椒とも言われる沖縄でよく使われている香辛料であり、コーレーグースとは島唐辛子を泡盛で漬け込んだ激辛だが旨味が加速する調味料だ。

この調味料が欠かせません。

このコーレーグース、よく言われるのが「入れすぎには気を付けてくださいね」、と。
1滴2滴で劇的に味が変わる香辛料、というより濃いのだ。沢山入れてしまう人を見た事があるが案の定悲鳴を上げていた。
コーレーグース、オススメは「2滴」だ。
1滴だと物足りないし3滴だと元の味を殺してしまう。そこは本人次第だが個人的には2滴が丁度いいと思っている。

2滴コーレーグースを入れ、ヒバーチを少々。ヒバーチの刺激とコーレーグースの程よい辛味と旨味が最高の味わいを生み出す!
コーレーグースは確かに入れすぎると激辛になってしまうのだが、バランスよく入れれば沖縄そばの美味さを無限大に引き出すことができるスーパー調味料なのだ。
これが置いてない状態では沖縄そばは食べれない。(※ちょっと大袈裟だけど本当ね)

スープも全て飲み干し、ご馳走様でした。最高の沖縄そばに出会えた。

さて、次はサーターアンダギー。値段もサイズもお手頃だったので注文。
一口サイズが2個のプレーンタイプ。揚げたてなのでまだ温かかった。
食べると周りサクサク中はほくほく、甘さもちょうどよく辛味で舌が疲れてる自分にとってこの甘さはご褒美だ。

可愛いサイズ、女性にもオススメ?

そしてシメにキンキンに冷えたルートビアを流し込む。ルートビアは湿布の香りが強い炭酸飲料の為人を選んでしまうがこのクセの強さが好きで一時期は大量に買い込んで自宅で毎日飲んでいたこともあった。

ルートビアには専用ジョッキで頂きます。

辛味からきて甘味ときて、ルートビアでサッパリして味のコンボは100満点と決まった。

沖縄タウン。自分の想像より小規模でしたが中身は濃厚でした。また機会があれば訪れて変わった沖縄飯や好きな奴を注文しまくって食べてみたいと思います。あ、後買い物もね・・・!

今回訪れたお店はこちら!


この記事が参加している募集

#ご当地グルメ

16,058件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?