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【身近に】OEMとは何なのか【あるよ🐱💕】

お疲れ様です🐱ゝねこきちです。

さて、今回はOEMとは何なのかをかきますね。



OEMとは

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簡単に言うと、【自社製品を他社に製造してもらう(委託側)】【自社製品を他社に販売してもらう(受注側)】という感じです。共存🐱ゞ

双方メリットがあります。

委託側は、生産技術のある会社に製造してもらう。受注側は販売してもらう事により技術を生かして製造できる。

自動車でも自社製品を自社の工場で作り、他社に流して販売している形態がとられています。のちに具体例を出します。

何もわからない学生の時は「パクリ」などと言ってふざけていましたが、ビジネスとして考える場合、さまざまなメリットがあり、共存することにより、ともに成長存続することが可能となりますww

若いころは何であんな無敵で強気だったんだろうなあw恥ずかしい限りですw🐱💦無知だった事もあり、カッコつけたい時期だったのでしょうね。逆にかっこ悪いですがw




OEMの形態

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「ハイレベルの技術を持つメーカーが、そうでないメーカーを指導する形態」

「同レベルの技術を持つメーカー同士が行う形態」

があります。


委託者(生産を依頼する)側、受託者(生産する)側、それぞれメリットがあります。

車業界ですと、よく「この車種、あのメーカーのあの車種に形似てるよなぁ」などありますよね。それ、OEMです🐱ゞ





具体例(自動車業界の場合)

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ダイハツ <ウェイク>  →  トヨタ <ピクシスメガ>

スズキ <ワゴンR> →  マツラ <フレア>

などです🐱ゞ





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メリット

<委託者側のメリット(生産をお願いする側)>
【 第一フェーズ(導入期)】
・生産力を生かし、知名度向上が可能
他社工場での生産が可能なので、コスト削減できる
開発と管理が他社母体なのでコスト削減できる

【 第二フェーズ(成長期)】・飽和状態になったりなどの場合、生産量を柔軟に対応することができ、在庫リスク削減可能
・逆に生産能力不足をカバーできる

【 第三フェーズ(成熟期、衰退期)】
既存の製品を維持しつつ新商品の開発時間を確保することが可能となる。


<受託者側のメリット(生産させて貰う側)>
【 第一フェーズ(導入期)】
・他社製品の製造をすることで、技術力向上が可能となる

【 第二フェーズ(成長期)】
新商品など製造の受注により生産量が増える可能性がある。相手先の販売が好調ならメリットは大きい

【 第三フェーズ(成熟期、衰退期)】
・既存製品の生産量が落ち着いた状況であっても、他社ブランドでの新製品展開により安定した生産が見込める



デメリット

<委託者側のデメリット(生産をお願いする側)>
・工場設備は要らないが、製造生産を他社に依頼するため、生産フェーズ関連で得られる収益がない
・他社生産のため、自社の技術、開発力の向上が見込みがたい
・委託者が受注側に技術支援することになるため、将来的に受託者が競合になってしまう可能性もある


<受託者側のデメリット(生産させて貰う側)>
・他社資本での技術力向上ができるが、製品の販売フェーズ関連がなく自社ブランド(社名)が市場に浸透がたい
・独自の技術ノウハウが流出し、類似品を開発される可能性がある
・価格設定する権利を失う可能性があり、委託側に、低価格での設定がされ、収益率が下がる可能性がある
・委託者側により生産量が左右されてしまう可能性がある


※取引形態や契約形態により変化する可能性があります。



デメリット記載のリスクを減らすために

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OEMの際に、条件などを設定しお互いに寄り添うため、信義則に沿った契約書をまく、NDA(秘密保持契約書)などを作成するなどを行う。




「OEM」という単語の使用例

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【ビジネスシーンでのOEMの使用例】
・「この製品は、〇〇社のOEM製品となってます。」
・「当社はOEMも承ります。」
・「全製品、OEM生産となってます。」
・「前期の収益増加の要因の一つとして考えられる事は、OEM受託による生産量の増加です。」
・「当社の生産コストを削減するには、OEMの委託の検討は如何でしょうか。」


類似用語

「PB」「ODM」などがあります。




それでは🐱ゞ


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