最初のいっぽ。

先ほど、坂口 恭平さんの「自分の薬をつくる」という本を読んだ。
そこで自分に足りないのは”アウトプット”ではないかと感じたため、
手始めに文章を書くことにした。

最近くすぶっている。
あんなに辛かった仕事を辞め、何年も願ったパートナーと結婚し、
今充電期間として仕事をしていない。
さらにコロナ渦も落ち着き始め、世の中に活気が戻ってきている。
私が望んでいた状況が全て手に入った今、私は生きている感じがしていない。
無気力で、早く時間を経たせるためにただ寝る。
本当によく寝る。

これは良くないと思い、”何か”を始めたいと思った。
本当に何でもよくて。
漫画を読むでも、映画を見るでも、ゲームをするでも。
本当になんでも良いからしたくてたまらなかった。
でも、実際手を付けてみるとつまらない。
過去楽しかったことに手をつけてみてもつまらない。
寝てるほうがマシだと思ってしまう。
うつ病なのか?と思ったけども、きちんと笑えている。
なんなら、仕事をしていたときよりもよく笑う。
でも、何をしてもつまらないのだ。

私はヤフー知恵袋女なので、すぐに自分の状況を検索にかけてしまう。
でも、なんと検索したら良いのかもわからない症状だ。
それなら誰かに相談するか?と思ったが、
最近相談する相手を間違えると望む答えが返ってこずに余計くすぶる経験をしてきたことから
相談相手を誰にしようかとうんと悩んでしまって誰にも言えずにいた。
歳を重ねるにつれ、友人もみな私に時間を割く暇がなくなってきている。
だから、そこまで真剣に私の悩みに付き合ってくれる人がいない。
また、みな生き方が上手くなっているので
他人の悩みにそれほど時間を割いても意味が無いことも知っている。
もちろん友人とは価値観が違うから楽しくて一緒にいるという人も多いから、
そもそも解決策が私にはピンとこないことだってある。
実にめんどくさい年齢になってきたなと感じる。

そんな時にふと坂口 恭平さんの「自分の薬をつくる」という本を手に取ってみた。
そこには、私の今の状況に対して”アウトプット”をしないと死んでしまう状況になっていると書いてあった。
私は必死に”インプット”をしようと藻掻いていた。
でも出来ない。楽しくない。と泣いていた。

でも違った。

私はもう”インプット”は終わって、”アウトプット”したがってるのかと気が付いた。
もちろん私は大した人間では無い。
世の中のことは何も判らない。
義務教育で習ったことですらまともに分からない。
足りないことだらけだから”インプット”にこだわっていた。

でも違った。

じゃあ何を”アウトプット”したいか。
これについてはよく分かっていない。
でも、なんとなく過去の経験を”アウトプット”していきたい。

別に読者なんていなくていい。
私は今久しぶりに夢中にパソコンの文字を打っている。
途中で投げ出したって良い。
何を書いたって良い。
そんな気持ちで、ただ私の過去を”アウトプット”していきたいと思う。

さて、ちょっとわくわくしてきたな。
理想は何か見つかれば良いな。

がんばろう私。

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