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知って得するビジ単

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知って損はない、むしろ知らないと損するビジネス単語を紹介!明日からすぐできるビジネススキルが手に入る!!
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#ビジ単

MVP~一番活躍した人??ではないんだよなぁ。~ビジ単【#93】

MVP~一番活躍した人??ではないんだよなぁ。~ビジ単【#93】

MVPとは?その意味を解説!

MVPとはミニマムバイアブルプロダクトの略で「最小価値をもった製品のこと」を指します。

例えば無料コミュニケーションアプリ「LINE」を想像してみてください。LINEには「メッセージのやり取り」「通話」の他にも「LINEニュース」「LINEペイ」「LINEゲーム」「LINEオープンチャット」など様々な機能があります。このなかで、MVPは前半のメッセージと電話機能で

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UXブループリント~イノベーションの青写真~ビジ単【#92】

UXブループリント~イノベーションの青写真~ビジ単【#92】

UXブループリントとは?その意味を解説!

UXブループリントとは「試作品の設計図」のことを指します。ニーズ検証段階において、実際にものを作ってしまうのは危険です。そこで、コスト0でニーズ検証をハイレベルで行うために、UXブループリントを使います。

UXブループリントは、たとえばスマホアプリだったら、そのアプリがこんな感じでうごくよーというくらいの動画だったり、形ある製品ならその設計図だったりと

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パラフレーズ~別の言葉、同じ意味。~ビジ単【#91】

パラフレーズ~別の言葉、同じ意味。~ビジ単【#91】

パラフレーズとは?その意味を解説!

パラフレーズとは「相手の言ったことを、同じ意味を保ったまま言い換えて、質問すること」を言います。具体的な例を見てみましょう。

AさんはBさんにインタビューを行っています。

A「あなたは何か、勉強するときに困りごとがありますか?」

B「そうですね、兄弟がおおいので自分の部屋にいてもうるさい声がするところですかね。」

A「なるほど、では静かな空間で勉強をし

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ジャベリンボード~何を検証しようかな~ビジ単【#89】

ジャベリンボード~何を検証しようかな~ビジ単【#89】

ジャベリンボードとは?その意味を解説!

ジャベリンボードとは「検証すべきことを洗い出すボード」です。ニーズのあるなしを確認する際に用いられることが多いです。

ジャベリンボードでは、まず顧客とその課題を書き出し、顧客がその課題に対してどんな解決策をとっているかを書き出します。ここはまずは過程でいいですが、いずれ顧客インタビューが進んでいく中で、具体的なものにしていきます。

そのインタビューで聞

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エンパシーマップ~ペルソナ設定のお供に!~ビジ単【#88】

エンパシーマップ~ペルソナ設定のお供に!~ビジ単【#88】

エンパシーマップとは?その意味を解説!

エンパシーマップとは、「ペルソナを設定する際に、その心理を深堀るツール」です。上の画像のようなものですね。

ペルソナが見ているもの・聞いているもの・考えていること・いったりやったりしていることを書きだすツールです。

ペルソナは、具体的であればあるほどその効果を発揮します。とくにインタビュー段階では、考えていること・いったことをメインに整理しておけば、こ

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TAM~対応可能市場とは~ビジ単【#85】

TAM~対応可能市場とは~ビジ単【#85】

TAMとは?その意味を解説!

TAMとは「対応可能市場」のことを指します。

自分たちの製品が対応可能であるのはどこまでの範囲で、それゆえにどんな価値をうみだせば一番効率がいいのかを考えることができます。

TAMは広ければ広いほどいいというわけではありません。対応の深さや良さも大きく評価にかかわってくるからです。

このビジ単が載っている本→入門 起業の科学~スタートアップの第1歩に最適の1冊

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PEST分析~4つの視点から自己分析!~ビジ単【#82】

PEST分析~4つの視点から自己分析!~ビジ単【#82】

PEST分析とは?その意味を解説!

PEST分析とは「政治的(Political)、経済的(Economic)、社会的(Social)、技術的(Technological)の頭文字から自分たちの組織を分析していく手法」です。

この4つの指標から自分たちにどんないい影響ないし悪い影響があるのかを調査します。例えば、政治の部分からは、法の改正や新しい条例、社会の部分からは人口の推移やトレンドの変化

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アセットライト世代~身軽に生きる~ビジ単【#81】

アセットライト世代~身軽に生きる~ビジ単【#81】

アセットライト世代とは?その意味を解説!

アセットライトとは「形ある資産を持たない生き方」という意味で、アセットライト世代とはそういう考え方の人が多い世代のことをいいます。

例えば、実店舗をもたないAmazonのようなショップから買い物をし、車などで店に出向くことなく宅配してもらう。シェアリングエコノミーの考え方から、車はシェアカーで十分であり、スマホ1台あれば生きていける。というのはアセット

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UX-ユーザー体験~ひとりひとりに違うUX~ビジ単【#80】

UX-ユーザー体験~ひとりひとりに違うUX~ビジ単【#80】

UXとは?その意味を解説!

UX(ユーザー体験・ユーザーエクスペリエンス)とは「ユーザーが製品やサービスとのかかわりからうける体験」のことをいいます。

なので、UXはユーザー1人に対して1つあり、同じUXはありません。なぜなら、UXは個人の特性や性格、経験にもとづくものだからです。

世の中に広まる前の製品やサービスがUXを考えることは大切です。UXを考えることで、どのような層にどのような効果

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フェイクジョブ~意味のない仕事、すっぱりやめよう~ビジ単【#79】

フェイクジョブ~意味のない仕事、すっぱりやめよう~ビジ単【#79】

フェイクジョブとは?その意味を解説!

フェイクジョブとは「何の価値も生み出さない仕事」という意味の単語です。

例えば、顧客インタビューをするのに自分たちが聞き出したいことをあまり理解せずやればいいやという気持ちで適当に話しておわってしまうというのはフェイクジョブの1つです。

簡単な例だと、学校の宿題の答えを丸写しにした!なんてフェイクジョブをしたことはありませんか??タスクを終わらせること、

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Jカーブ~スタートアップが背負うリスク~ビジ単【#78】

Jカーブ~スタートアップが背負うリスク~ビジ単【#78】

Jカーブとは?その意味を解説!

Jカーブとは「スタートアップの急激な成長を描いたグラフ」です。

まず、スタートでは資金もかけた時間も0です。そこから資金が生まれるには、1度マイナスの部分をくぐり抜けて上へ伸びていきます。

だからといって、リスク覚悟でバンバン開発していけばいいというものではありません。リスクは最小限に、ニーズの確認から順々に着実に進んでいけるよう努力します。

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AIDMAモデル~顧客の行動を理解することから商品の提供は始まる~ビジ単【#77】

AIDMAモデル~顧客の行動を理解することから商品の提供は始まる~ビジ単【#77】

AIDMAモデルとは?その意味を解説!

AIDMAモデル(アイドマ)とは「顧客が商品を認知してから購入に至るまでのプロセス」をあらわしたものです。A(Attention:注目)、I(Interest:興味)、D(Desire:欲求)、Mは(Memory:記憶)、A(Action:行動)の頭文字をとったものになっています。

まず顧客は商品に注目し、興味をもつ。調べたり比べたりする中で欲求がわき、

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ロイヤリティループ~ファンになってもらうには~ビジ単【#76】

ロイヤリティループ~ファンになってもらうには~ビジ単【#76】

ロイヤリティループとは?その意味を解説!

ロイヤリティループとは「顧客が熱狂的なファンになるまでの過程」という意味のビジ単です。

熱狂的なファンをつけるには、なんといっても顧客とのかかわりを持ち、顧客を理解することが大切です。せっかくSNSが発達した現代、顧客の方々と接する機会はいくらでもつくれます。

熱狂的なファンのことをEA(アーリーアダプター)といいます。このEAを大事にしていくことが

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イノベーションカーブ~スタートアップが意識すべき顧客とは?~ビジ単【#75】

イノベーションカーブ~スタートアップが意識すべき顧客とは?~ビジ単【#75】

イノベーションカーブとは?その意味を解説!

イノベーションカーブとは、スタートアップの製品やサービスが市場に浸透していくまでの過程を示した図で、この図の理解なくしてイノベーションはありえません。といっても、簡単なものなので、だれでもすぐに理解できます。

まず、市場に製品を打ち出そうとすると、「デッキー」と呼ばれる人たちから製品をつかいたい!という声が上がります。ですが、このデッキーたちは「新し

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