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コラム「国会が校長室に見える肖像画」

知らなくてもいいけど知ったら面白そうな事

国会議事堂内、国会審議の舞台となる委員会室での審議の場面をネットニュースで観ていた時のことです。ずらりと壁に掲げられている何枚もの肖像画。

んん?これはなんだろう?

すごく気になる、よく見ると古参の議員たちの懐かしい顔ぶれ。

なかなか迫力のある肖像画に目を奪われてしまいました。

「委員会室」 「肖像画」

のワードで検索したところ、こちらの絵画は在職25年以上、かつ表彰された衆議院議員が描かれているそうです。

上記に貼り付けたブログ記事(松島みどりさんという議員さんのブログです)を拝見したところ、その詳細が少し触れられていました。

◉肖像画は表彰を受けた議員が自費で製作しなければならない

◉飾っている間は国に貸与している形になっている

なるほど。
こんな絵があるなんて知らなかった。自費で製作された肖像画とは。もしこの肖像画が税金から賄われていたとしたら、反感を買うのかな?そんな風にも思う。

ぜひ記事に掲載されている写真を見ながら、どの議員なのか当ててほしいのですが、一人一人の特徴をよく捉えた味のある肖像画達です。

肖像画が、掲げられているだけでなんだか少しフランク。
学校の校長室か音楽室みたい。


今の日本では、国会なんて遠い世界の話と感じるけど、校長室か音楽室と考えるとすごく近づく距離。少し身近な気がしました。

普段のイメージは...

国会議事堂は国会答弁する本会議室や中央玄関等、表立っていつも目に入るのはそういった景色が多い(修学旅行もこの辺りを見学した気がする)。

それに放送されている国会答弁も、私は真剣に観たことはないけれど、長時間議論してる割には国民には伝わりづらく、関心が薄れていくように思います。

それだけに、音楽室や校長室のように見えてしまう肖像画のある委員会室はすごく興味深いと思いました。

何気なく見たのに、
「この肖像画は誰?」を自分の中で自問自答してみたりして、すぐに分かる人もいれば、謎の人もいます。思っている程当たらなかったのですが小沢一郎さんはすぐ分かりました。

この肖像画を飾った当時(2012年)で在職42年だそう。そう考えると小沢さんは今年で50年以上、なかなか一般の会社員より在籍期間って長い。普段、気にも留めなかったけど、国会内に飾ってある絵画なんて知らなかった。もう少し開かれていたら政治家も国民の意識も変わりそうな気もしました。


知らない事って世の中には溢れている。

ただ通り過ぎれば
「なぜ?」
を見過ごすだけ。

知らなくても困る情報ではないですが、見過ごさず様々な「どうして?」を知る事は役に立つ知識ではなくてもなんだかとても、面白い。

(MacBook)

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