見出し画像

ことばのつくり方

昔から、ことばが好きだ。
同じ対象であっても、ことばによって、印象が変わる。

進む方向を指し示したり、クッションのように衝撃をやわらげたり、価値があることに気付いてもらったり。

空間にことばを与えると、そこに新しい機能が生まれる。
ことばについて考えることは、思考について考えること。

多種を蒔く。
建築家の敷居を下げる。
この業種はここまでと決められている
枠組みを少し溶かす。
前提から関わる。
その後も関わる。
境界を取り除くことで、新たな領域を生み出す。建築の捉え方を拡張させ、アイデアを自ら
実現する。
そうして種を蒔き、得た実が、自分たちの
建築に還元されている。

SUPPOSE DESIGN OFFICE : IDEAS

これは、僕たちの会社のコンセプトメッセージ。モノをつくる前に、まずはどの山を登ればいいのかがわからない。
登るべき山を決める上で、ことばをつくる。

ことばには、いろいろな役割があり、はかり知れない力がある。
今回は、「ことばのつくり方」について。

ここから先は

2,496字
遊びと仕事を同居させながら楽しく働き、クリエイティブにビジネスをしていく方法をお伝えしていきます。 お金や税金、相続対策、保険、株、資産運用などもふくめ、今を生き抜くための知見を惜しみなく書いています。 もやもや考えて変わりたいけど変われないだとか、これからどうすれば良いのか迷った時、きっと背中を押すことが出来ると思います。

月刊 谷尻誠

¥1,000 / 月

建築家(suppose design office 代表)、起業家。 tecture、絶景不動産、TECTURE、DAICHI、Yado …

公には出来ないけれど、ここだけで書くことが出来る情報も含めて、皆さんに共有出来ればと考えています。 建築業界の凝り固まった環境を見直しながら、新しい働き方や、経営方法、ブランディングについて綴っていきます。