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負債と資産のちがい

これからの設計者は、資産運用の知識と技術は必須だと思っている。

ぼく自身、長らくお金の運用に興味はなかったのだが、子どもが生まれ、自邸を建てたことによって向き合うようになった。

たとえば、予期せぬ事態が起きてぼくが亡くなったとする。
その時、残された妻や子どもが相続するために十分なお金を持っていなければ、家を手放さなくてはならないのだ。
ローンさえなくなれば家は家族の元に残り続けるものだと勝手に思い込んでいたが、そんな単純な問題ではないらしい。
土地が売り出される大きな要因として、故人名義の土地を相続できずに仕方なく手放しているケースは珍しくない。
これはほんの一例に過ぎないが、このような資産運用や将来設計がなされていなかったことによって起こる問題はたくさんある。
「ぼくが生きているうちに家族のために準備をしなければ」と、そう思って勉強をはじめた。

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建築家(suppose design office 代表)、起業家。 tecture、絶景不動産、TECTURE、DAICHI、Yado …

公には出来ないけれど、ここだけで書くことが出来る情報も含めて、皆さんに共有出来ればと考えています。 建築業界の凝り固まった環境を見直しながら、新しい働き方や、経営方法、ブランディングについて綴っていきます。