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もしも仕事がなくなったならば

仕事の依頼がなくなったらどうするだろうか。
以前、『今、ぼくが無名の設計者だとして』という文章を書いた。
仮にぼくが独立したばかりだったとして、実績も信頼もない状態からどのように仕事をつくるか、という内容だ。
https://note.com/tanijirimakoto/n/n15a6a538d3a2

独立したばかりではなくとも、突然仕事がなくなることだってある。
それをリアルに考えるようになったのはコロナ禍の時だ。
当時、SUPPOSEの全ての仕事は止まった。
このままスタッフに給料を支払い続けると会社を運営できなくなる。
リアルにそれを実感した。

人はお金があることで安心感を覚えるが、本来は「お金がいない状態」がデフォルトだったのだ。
あらためてそのことに気付かされた貴重な体験だった。

仕事が来るのを「待つ」しかできなければ、この状態から抜け出すことはできない。
大事なことは、自分から動ける状態をつくること。
今回は、仕事がなくなったとした時にどのようなアクションをとるかについて書こうと思う。

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1,627字
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建築家(suppose design office 代表)、起業家。 tecture、絶景不動産、TECTURE、DAICHI、Yado …

公には出来ないけれど、ここだけで書くことが出来る情報も含めて、皆さんに共有出来ればと考えています。 建築業界の凝り固まった環境を見直しながら、新しい働き方や、経営方法、ブランディングについて綴っていきます。