世界が変わった高校生活と忍び寄るどん底さん

こんにちは。tani22です。前回の支離滅裂な文章、読んでくださった方本当にありがとうございます…。

評価してくださる方もいて、初めてのnoteなのに…、こんなめちゃくちゃなのに…、全然チャイもスパイスも1文字も出てこないのに…、ほぼ愚痴というか今までの恨みつらみを固めてぶつけたようなものだったのに…嬉しいようなお恥ずかしいような気持ちでいっぱいです(汗)

あっけなく終わった苦痛とストレス地獄の2年半

さて、そんなこんなで中学2年生を血を吐くようにして何とか乗り越え、ようやく迎えた中学3年生。先輩方も卒業し、今度は自分たちの総体ということもあり、顧問の先生も何となく穏やかです。人数が少なかったこともあってか、「上手い下手関係なく3年生はみんな最後の試合に出すぞ!」と言ってくれたのはちょっとびっくりでしたが、今まではほとんどスタメンではなく2群にしか入れなかった自分が、下手ながらにも最後にグラウンドに立てたことは嬉しかったですね…。

結果は1回戦敗退。あんなに辛く苦しかった部活がこんなにあっさり終わってしまうと、なんだか急に全身の力が抜けるようでした。ただ、そんな部活動でも続けてきた、今までやってきたことを思い出して試合後はみんなと一緒に自分も大泣きでした(笑)

そしてそれとほぼ同時期に生徒会長としての任期も終わりを迎え、「生徒の見本」「全学生の代表」「先生と学生の板挟み」というプレッシャーや重すぎる責任を抱える立場も離れることになりました。

この時の解放感は今でもありありと思い出せるくらいです(笑)

もうみんなの見本になるために無理してできること以上のことをやろうとしたり、先生に言われた「生徒会長として、全生徒の代表として恥ずかしくないように」という言葉に怯えて本当の自分を押さえつけて、楽しそうにしているみんなと同じように遊んだりふざけたりすることは、絶対にやらなかったり、そんなことしなくてもいいんだ、と思うとこれからの学生生活が急に楽しみで、拝みたくなるくらいに有難い物に感じるほどでしたね。とはいえ、特にはっちゃけて何か校則をやぶったり、勉強をさぼったり行事やイベントの手を抜いたりなんてことはしませんでした。むしろ今までのストレスやプレッシャーや身体的な苦痛から解放されてもっと色々な事に夢中になれたように思います。

生徒会長だったこともあり、高校は有難いことに(他の友達には申し訳なかったですが)推薦で合格する事が出来ました。そして無事に卒業し、長かった修行のような、ストレスと我慢で心も体も8割方ズタズタになった中学生活は終わり、ようやく自由と希望と喜びであふれた毎日が始まる!!はずでした(約4回目?)

ようやく訪れた素晴らしい平穏な日常。充実した高校生活の始まり・・・

そうして入学した高校、幸い同じ中学の男友達2人ともクラスが一緒になり、なんとか孤独は免れました。そして幸か不幸か、中学生の頃からのいじられやすい体質?オーラのおかげで初対面でも話しかけてくれる人がいてくれて友達もでき、クラスにもそこそこ馴染むことができました。中学生の頃は1クラスの人数が少なかったことに加え、生徒会長だった事もあり、何かとクラスの盛り上げ役、まとめ役にならないと・・・というこれまた謎のプレッシャーを感じ、とにかく皆と仲良く、誰にでも優しく同じように接しないと・・・と考えてしまい、正直クラスの人と一緒にいるのが苦しかった事も多かったです。

しかし、高校ではそこまで注目されなかった(良い意味で)ことや、野球部の男の子がまとめ役になってくれたこと、明るくにぎやかな人が沢山いたこともあって自分は友人関係やクラスに対して中学生の時のような負担を感じず、平穏な高校生活を送り始めることができました。音楽の趣味が合う友達ができたり、今も続いている新しい趣味を始めるきっかけをくれる人に出会ったり、バンド活動なんかもやってみたり、今まで感じられなかった楽しいとか、幸せという感情が一気に、爆発するような毎日でした(笑)

問題だった部活動も、あれこれ悩んだ結果サッカー部で校庭をひたすら走り回って、唯一手に入れられた「体力」を活かせそう、ということで陸上部の長距離を選びました。受験中、受験後はほとんど運動をしていなかったので体力はかなり落ちていましたが、先輩もたまに怒ったり厳しいことを言ったりしましたが、大抵は優しく接してくれました。顧問の先生があまり部活に出てこられなかったこともあり自分たちが練習のメニューを考えていたのですが、そこでもおにごっこやリレー、罰ゲームをつけたり、勝った方にはコロッケやアイスを奢るなど遊びのようなめちゃくちゃ楽しいものばかりでした。大会前になればそれに備えて本格的なメニューも組んで、記録が上がらないと怒られることもありましたが、理不尽な事で怒られて校庭を走らされたり無意味な筋トレやらされたりすることもなく、自分が練習した分だけ早く長く走れるようになり、記録も延びていくので中学の時とは比べ物にならないくらい楽しかったですし「充実ってこういうことなんだなあ」と初めて実感したのもこの時期です。

練習終わりにはみんなでゲームしたりカラオケ行ったり、休みの日にはラーメン食べに行ったりそんなことを楽しみながら、「高校生っていいなあ・・・」と謎の幸福感と自由を感じていました。 

あの出来事が起こるまで。

ここから先は

2,206字

¥ 300

チャイの試作、スパイスの購入に使わせて頂きます!少しでも多くの方にチャイやスパイスを飲んでもらうため、癒しを届けるため…どうかよろしくお願いします!!