強制送還と必死の抵抗。無理は続かないっていう話と自分を変えた栄養の力

こんにちは。今回も引き続き記事を読んでいただきありがとうございます。

少しづつ読者登録して下さる方もいらっしゃって有難いやらこんな記事でお恥ずかしいやら・・・。本当に自分の今までの事を淡々と(余談多めで)書き綴っているだけなので、正直需要があるのか、意味があるのか分からなくなる時もありましたが、こうして読んでくださる方がいらっしゃる、もしかするとこの記事で誰かに「悩んでいたり苦しんでいるのは自分だけじゃない」と思っていただいたり、「この人何やってるんだろう・・・。いや、またかい!!」とつっこみつつ笑って?頂けたなら幸いです。そんな方の存在を励みに(いるのかすら心配)書いていきます~。


強制送還!自分の固執と母の優しさそして献身。そこまでしたのにえ?なんで?という事態へ。

体重があまりにも落ちすぎると学校すら通えなくなる、勉強すらさせてもらえなくなる。ほとんどの方が知らない話かと思います。たかが体重で・・・。とはいえ体重が少なすぎると、食べないで栄養が足りなくなりすぎると確かに勉強に支障が出ますし、日常生活にも問題が起きてきます。勉強が頭に入らないことはもちろん、勉強へ意欲そのものが無くなったり、自分のように耳鳴り、耳詰まり、めまい、謎の疲労感や眠気、精神面の極度の不安定さなどが表れる事もあります。

そんな状態では危ないよーという事で国が基準を設けているそうです。この体重までは自宅療養、ここまで増えたら運動許可、何kgになったらバイトも一人暮らしもOKなど。ちなみに自分はこの最低ライン(病院入院レベル)を下回りかけていました。それは学校どころじゃないわけです。

そういうわけで前回の話の通り実家に強制送還されました(泣)

ただ、そうは言ってもあそこまでの思いをして、一度はあきらめかけつつもなんとか学費免除にもなって入学しました。ここで留年になったら全てが無駄になるだけでなく結局親に更に負担が・・・。と考え、必死に保健室の先生に掛け合った結果・・・・。


週一の内科医の先生の検査を受けながら、実家からなら通学してもいいよ

という事に!!

自分の必死さ、学校は止めたくないという意思を汲んでくれた父親と母親は奇跡的に許してくれ、なんとか留年の危機は回避しました。結局それ以上に負担はかかっていたことは後々分かります。(この時は留年回避しか考えられなかった。)

そんなこんなで実家の栃木県から東京の大学に通うというハードかつ金銭的にも非常に負担大な生活が始まりました。留年しないためといえ、ここまでするか・・・?と感じられた方、その通りです。更にもう一つ条件がありそれが一番辛かったのですが「保護者同伴で通学する事」でした。大学生だよ?もう20歳だよ?新幹線だよ?負担増えるよ?色々言いたい事はあったのですが、さすが強迫観念が強すぎた当時の自分、母親にひたすら謝って一緒に来てもらえることになります。いやあ、なにやってるんですかね・・・。それを許してくれた母親が何よりすごいと思いますし、どれだけ優しいのか、凄まじく申し訳なくなりましたね。

そんなこんなで毎朝5時くらいに起きて母親と車で駅まで向かい、新幹線と電車で最寄駅まで、バスで大学に行って授業を受ける。授業が終わったらまた同じように帰るという状態でした。母親への申し訳なさから授業を早抜けすることもしばしば。母に迷惑や負担をかけたくない一心とは言え、かなり大学生としては規則ぎりぎり(アウトも)な事をやってましたね。頭が働かないって怖い。

そんな色々な意味で慌ただしい毎日が続きます。

が、ある日の内科医の先生の検診で

「体重やっぱり増えないね。このままだとまずいから今度こそ休学しようか」

の一言。


・・・・

え?

今までの苦労と母の付き添いは?何とかやりくりしていた頑張りは?

「大丈夫、学費免除は休学なら次の年に受け継がれるから」

なんで早く言ってくれなかったの?そもそも今はそれよりもっと別な大事な事が・・・。

なんて言えるはずもなく、言っても通らない事は分かっていましたし、精神的にも身体的にもやっぱりこういう生活は厳しく続けていく自信も、体重が増える見込みもなかった、更に頭が完全に回らない、ではなく停止しかけていたので迷いなく休学を選びました。

とはいえ、なんとかその時までに必要な単位をとれていたので(本当に奇跡的に。早抜けした授業も評価BかCで何とか通過。)もう一度今までの授業をやり直す、ということにならなかったのがせめてもの救いでした。

ただ今までの母親の付き添い、新幹線代、かけた心配と迷惑と負担。

間違いなく最初から休学した方がよかったのかもなあ(汗)

休学と試行錯誤の治療。ある本との出会いと復活の兆し。

そんなこんなで休学が決定した日の夜、父親がある紙を見せます。

「ここでtaniと同じようにご飯食べられない人も治療できるっていうから行ってみよう。」とのことで、見ると千葉のとあるカイロプラティックのクリニック様のホームページの物でした。確かにそこには「炭水化物府対象も治療します」との表記(自分の状態をそう呼ぶことをここで知ります。)

早速翌週の水曜日に診察に父と訪れました。

感想としては「???」という感じでした。初めてのカイロプラティックという事もあって分からなかったのですが、なにやら足や手をもってふらふらとしたり、食べられない、口に入れると痙攣をおこす米(症状が再発していました 笑)を食べさせられ、また足をぶらぶらとされて。簡単な質問も治療前後にあって、という感じで不思議な、というより効果出るのかな?と思うような治療でした(本当に失礼なことを言って申し訳ありません・・・。)最初の治療の後、思わず先生に聞いてしまいました

自「どれくらいで治りそうですか?」

先生「そうですね、2カ月から1年・・・・」

いや、間に合わないかもしれないし、期間の幅広すぎやしませんか!?

ちなみにしつこいようですがクリニックは千葉、自分の実家は栃木の一番北側。通うのは3時間ほどかかりますしここでまたしても新幹線で行くように父から促されます。

そこまで何回も通うとなると、いくら治療のため、父が許してくれるといえ、自分が許せませんし、何よりなぜか「ここでは治らないんじゃないか」という気持ちがかなり強く感じられました。

しかしそれも思い込みだろう、続ければ変わるだろうと2回目の施術。

・・・???

やっぱり同じ?先生は「少し楽になっていませんか?」と聞いてくれるけれど、本当に申し訳ないけれどむしろメンタルが削られて更に悪化しそうです。(もちろん言いませんよ!)という状態。

父親にもその事を伝えても、やはりまだ2回目ということで「もう少し様子を見よう」とのこと。自分としてはこのままじゃダメだ、という気持ちで一杯でした。このままでは確実に身体も心もすり減らされて食事どころじゃない・・・。そう思ってしまうほどでした。

そんな時ふと大学の図書館で読んだ本を思い出します「食べ物を変えれば脳は変わる」という生田哲先生の本です。

完全に頭が回っていない、保健室で呼び止められる前位に読んでいたにもかかわらずこの本に書かれていたことははっきりと覚えていました。精製糖質の摂りすぎ、たんぱく質の不足で機能性低血糖という症状が起こり、血糖値が乱高下する事で強迫観念や摂食障害、うつなどの精神的な病につながる、ビタミンB群やミネラルをサプリや食事で補うことで改善できる。ご飯やパンを普通の人が食べているくらい食べていると更に悪化する可能性が高い、肉や魚、卵などたんぱく質をしっかり取る事が何より大切。などどれも今までの自分にとっては衝撃的な内容でしたがどこかで「ここに書いてある症状かなり当てはまるし、確かにたんぱく質しっかり摂ると気持ちも安定しているかも・・・。この方法試してみようかな」と思っていました。しかし、強迫観念にまみれ、余裕も何もなかった自分は「お肉は高いから豆腐でたんぱく質ガッツリ摂ろう!ご飯やパンは止めよう」と考え、ひたすら豆腐料理と野菜、ゴルフボール大のご飯を1日2回か1回食べるという極端すぎる食生活をしていました(本に書かれていた動物性たんぱく質の重要性、完全無視 苦笑)その結果栄養不足、カロリー不足でこのような事に。

と言っても実家に帰ってお金をあまり気にせずたんぱく質中心にして(というよりも糖質を体が受け付けないので必然的にそうなる)から、なんとなく気持ちが安定していて、反対に糖質が多く含まれるもの(ご飯やパン、お菓子、砂糖を多く使った料理など)を食べるとテキメンにメンタルが沈んで、めまいや痙攣、だるさ、謎の眠気に襲われることを実際に感じて、「やっぱりこれが自分にあっているのかも、必要なのかも」と感じて調べると「栄養療法」というものにたどり着き、やはり同じような経験をした方が、食事を変えてサプリ取り入れてから着実に改善したとの話しをされているブログも見つけました。

「これだ!やっぱり自分の体が受けつけないものは今は必要ないということなんだ!」そう実感してすぐさま栄養療法を取り入れているクリニックを探します。するとここでもまた奇跡的に実家から車で一時間ほどの場所にあるクリニックを見つけます。本当に藁にもすがる思いで自分の現状やこれまでの経緯、治療はできるかなどメールを送ると、やはり原因は低血糖でそのクリニックで治療できるかもしれないとのこと。

その病院のホームページを父に見せ、「うーん、自分で決めたなら試してみたら?」となんとか納得してもらい、これまた有難いことに母もついてきてくれると言ってくれたこともあり受診する事になりました。(本当にいつも申し訳ないでは済まないくらい色々助けられてます。将来家でも買わなきゃですね)

ここから先は

802字

¥ 300

チャイの試作、スパイスの購入に使わせて頂きます!少しでも多くの方にチャイやスパイスを飲んでもらうため、癒しを届けるため…どうかよろしくお願いします!!