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【取材】種子島を好きな理由vol.2

40代女性 西之表市下西地区在住 Iターン
移住暦11年(2009年~)

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――こんにちは!今日はよろしくお願いします。さっそくですが、出身地はどちらですか?
生まれは、東京都調布市です。

――移住前はどのような生活をしていましたか?
サーフィンと出会い、高校卒業後は旅行やワーキングホリデー(海外で働きながら学校へ行ったり観光したりした生活ができること)を活用してオーストラリアやハワイ、バリを転々としていました。休みの日はサーフィンをする、まさにサーフィン
中心の生活でした。

――種子島を知ったきっかけは?
正直、種子島は全く知りませんでした。オーストラリアで出会った友人(大阪出身)とたまたま国内のサーフィン大会で再会して、その彼女が「今は種子島にいんねん」と聞いて種子島が気になり、友人を訪ねて種子島へ行きました。
その後は、種子島が気に入って日本にいるときは何度も訪ねていました。

――種子島への移住を決めた決定打は?
決定打となったのは「2009年の皆既日食」でした。その年は、どの波も最高で種子島に惚れた瞬間でもありました。その日のうちに仕事を紹介してもらい、翌月には荷物を持って移住してきました(笑)

正直、種子島は全く知りませんでした。オーストラリアで出会った友人(大阪出身)とたまたま国内のサーフィン大会で再会して、その彼女が「今は種子島にいんねん」と聞いて種子島が気になり、友人を訪ねて種子島へ行きました。
その後は、種子島が気に入って日本にいるときは何度も訪ねていました。

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――国内外、様々な地域に行っていましたが海外への移住は考えなかったですか?
バリで移住しないかと誘われました。ただ物価が安いので、収入が少なくて・・・オーストラリアも良かったけど本当にタイミングです!

島での暮らし

――種子島という小さな島。不安はありませんでしたか?
不安は、全くありませんでした!
元々海外生活の中で小さな地域に日本人が集まっていることが多かったので、近所に友達がいる環境は種子島でも同じだと感じました。コンパクトな町感が良かったと思います。
ただ、冬が苦手で日本の冬時期はいつも海外にいたので初めて種子島の冬を体験した時は思った以上に寒く感じて驚きました。

――2009年に思いたった移住、島を離れたい気持ちはありませんでしたか?
もちろん島を出たいと思うこともありました。
その節目でよく国内外問わず旅行に行っていました。けど、やっぱり種子島の波が恋しくて戻ってきていました。種子島は東西の距離も近くて、ビーチが豊富というのが魅力でサーフィンを楽しんでいたら今に至りました。
しかし実家(東京)が遠く感じるのは、やっぱり難点でもありますね。

――仕事や住まいはどのように見つけましたか?
OLをずっとやっていたので、種子島でも事務職と思いましたが、サーフィンが主軸にあるため仕事探しは悩みました。最終的には、人の縁で見つかった感じです。

島での出会い~子育て

――種子島の人と結婚を決意!どう思いましたか?
本当に優しい人だったのでこの人となら・・・と決意しました。私の両親は、結婚することで寂しい気持ちもあったようですが反対はありませんでした。それに、Iターンの友人たちも種子島の人と結婚していたので、身近にいたことで種子島での結婚生活をマイナスに思うことはありませんでした。

――現在3歳のお子さんがいらっしゃいますが、ズバリ、子育てしやすい環境ですか?
子育てはしやすいと思います!
出産は、高齢出産のため東京で里帰り出産をしました。出産後は、すぐに種子島に戻ってきました。
子育てしやすいと思ったのは、「海に行きたいなぁ」と思ったとき、友人たちが自分の気持ちを察して子どもを見てくれることもあったからです。サーフィンを通じた友人なので以心伝心です(笑)
また、良い流れもあり、友達家族が食事などで集まるときには、必ず上の子どもが下の子の面倒を見てくれる。その流れがしっかり継承されているから、いつも面倒を見てもらっていた子が次の年齢の子の面倒を見てくれています。今では自分の娘も3ヶ月の子どもに対して、面倒を見てくれている姿は、親としても嬉しく思います。
周りの友人が声をかけてくれて、一緒に子育てをしている感じは本当にありがたいと思います。

また、旦那の実家の近くの保育園に通っていて送り迎えやお泊りも快くさせてもらえるので、一緒に子育てをしてくれている環境があり、本当に感謝しています!

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現在の仕事~地域活動について

――現在の仕事は、どのようなことをしているんですか?
今は、宿泊施設の管理とおひるねアートをしています。

――おひるねアートとは、どのような仕事ですか?
元々「おひるねアート」というものは全く知らなくて・・・娘が生まれ、実家に帰るときに何か遊べる場所はないかと検索していた中で「おひるねアート」というもの知りました。実際に体験すると面白くて、わが子の写真もたくさん撮れて楽しかったです。
種子島には親子で楽しむ娯楽スポットも少ないので、少しでも楽しんでもらえたらと資格を取得しました。季節に応じた仮装を取り入れて写真を撮影し、わが子の一生に一度の記念日を飾ることができるおひるねアートは好評でしたが、現在は新型コロナウイルス感染症の影響で営業はできていません。状況が落ち着いたらまた再開したいです。
そして、いつかは「おひるねアート」の出来る場所として自宅を開放できたらと思っています。

――地域のお祭りの「安納おおきにまつり」に参加しているということですが、どのような参加の経緯について、教えてください。
「楽しいことがしたいよね」たまたま通っていた美容室の日高さん(安納おおきにまつりの発起人)とそんな話になりイベントを一緒に計画しました。場所は旦那の実家がある安納になり、イベントではサーファー仲間も集めてイベントを実施、来場者が思った以上に多くて無事に成功しました。
まだまだイベントはやりきれない状況です。楽しいことをこれからも色々したいと思っています。

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――最後に種子島の好きな理由を教えて下さい。
同じ趣味の友達がいて、支えてくれる家族がいる、そして素敵な波に出会えることが最高に幸せです!

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インタビュアーよりコメント


趣味のサーフィンを通じた移住。実際に種子島のサーフィン人口は増えつつあります。川東さんのコミュニティも広がって、取材当日も、友人から波情報メールがたくさん届いていました。Iターンでも島だからこそ支えあい、友人や家族と共に子育てをしていく姿がとても印象的でした。
取材についての内容をもっと知りたい方や島暮らしの相談をしたい方は、下記のHPまでアクセスください^^
オンライン相談も随時行っています♪♪
http://iju-tanegashima.jp/

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