「ものは捉えよう」ができると生きやすい~精神科入院の場面から~
十人十色。
人って、いろいろな考え方の人がいますよね。
そのいろいろな考え方、自分で思いつけばだいぶラクになる、
と考えたお話です。
⓪泣きわめくほど痛いおばちゃん
7度目の入院の時のこと。
静養室という個室で、一日中、原因不明の痛みで泣きわめいているおばちゃんがいました。
最初はびっくりしたのですが、のちに入院生活を送る中で談笑するようになりました。
話をしていると、
・大声をあげて迷惑をかけて申し訳ないと思っていること、
・大声をあげたくてしているわけではないということ、
・時々大声のせいできつく言われることがあり悲しいこと、
という心境を教えてくれました。
↑↑以上のようなベースで、入院中に考えたことが2つあります。
考え事の軸を言うと、痛いあまりに泣きわめいてしまうおばちゃんを見て、
・人の感じ方はさまざま、
・さまざまだとわかった上で、自分はどのように行動するか、
という考え事を次から具体的に書かせていただきます。
①3つの立場の人の感じ方と行動修正
まずは、入院生活という社会の中で、立場別にどのように感じて行動するのか、よくあるパターンを書いてみます。
入院生活中の社会での3つの立場とは、次のA.B,Cです。
よくあるパターンとは、↓↓≪例えば≫のような感じ方です。
考えたこと、というのは、↑↑≪例えば≫以外にも
それぞれ、感じ方を改めることができるのではないか??ということです。
≪例えばその2≫になります↓↓。
まとめは最後にしますので、とりあえず、
事実の受け止め方を変えることはできる、というお話でした。
②患者さんの3つの感じ方とその行動
次に、3つの立場の中でも、患者さんの感じ方を深掘りしたいと思います。
【事実】は同じです。
つまり、「患者さんはうるさく感じている」という事実があります。
「うるさい」の感じ方ひとつで、3つも行動が違うことに、考えて気づいたので、書きます。
患者さんD,E,Fの3通りです。
みなさんは、患者さんD,E,F、のうちのどの人に最も近いですか?
正解はなく、どれも自然なことです。
逆に、「そんな発想もあったのか!」と思っていただけたら嬉しいです。
①の3つの立場の中でも、患者さんの感じ方も
さまざまであることがわかります。
③さまざまな感じ方がある上で自分はどうするのか
①の≪例えば≫と≪例えばその2≫、②の患者さんD,E,Fのように、
感じ方・捉え方がさまざまあることがわかってきました。
わかった上で、「じゃあ、あなたならどうしますか?」というお話です。
正解はありません。
だけど、多様な見方がある上で、その考え方を採用したのならば、
少しは納得しているというべきか、
「うるさい」ことに意識がいきがちな部分が、自分/相手がどうしたらよいのか、
わかりやすくなるのではないでしょうか?
たななこんぶの場合を書いておきますね。
≪例えばその2≫
→文句を言うなら、言い方に気をつける。
文句を言わないなら、挨拶だけはするようにする。
≪患者さんD,E,F≫
→絶対にこれ!と決めるわけではなく、その時の自分の体調と相談する。
・・・体調が良い時→患者さんE「大丈夫かなあ」を採用。
体調が悪い時→患者さんF「私が部屋で休もう」を採用。
↑↑こんな感じだと思います。。(あくまでもシミュレーション(笑))
言いたいのは、柔軟な発想を持ち合わせているほど、柔軟な対応ができ、
それはイライラしたり不快な気分になる時間を少なくできるのではないか?
と考えました!ということです。
今回は、精神科入院生活という小さめの社会の中で考えてみましたが、
実生活でも、自分でさまざまな考え方があることに気づき、
その上でどの考え方を採用するのか?
これができたら、少しは生きやすいのではないか?
と考えていたお話でした(笑)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました😊
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たななこんぶ
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