パパの子育ての悩み〜一緒にお風呂に入ってもらえない編〜
入ろう〜って笑顔で働きかけているんですよ。
でも、ママ〜ってなってしまう。
なんでもかんでもママは、NG。
ママの営業時間は19時までならしく、それ以降は受け付けないとのこと。
ということで、我が家のお風呂入れと寝かしつけはパパの仕事。
でも、一緒にお風呂に入ることに対して、ここまで拒否感を示す必要はないのでは?と思うくらい、パパの人気がない。
3人の子供をどうやってお風呂に円滑に誘い、楽しいひと時に仕上げようとしているのか。その戦いの一部をちょっと書いてみます。
1.お客様のベネフィットを提示する
言わずもがな、子供がお客様です。
いきなりお風呂入ろう!はすぐに商品を売りつけてくる営業マンと同じです。
そのため、お風呂に入ることで得られるベネフィット(=満足、効用)を提示してあげましょう。
この段階でめんどくさいなぁと思ったパパ。私もそうでした。
ですが、お客様はどうも、直線的な指示には従ってくれない…
パパ:お風呂入ろう〜 ※とっておきの笑顔
子供:ヤー(嫌という意味)
パパ:入ろう!※ちょっと強い
子供:ヤー(かなり嫌がっている)
パパ:入るよ!※もう強制
子供:ヤ〜(ママに向かって逃げる)
結局物事を成し遂げることができず。
そして、ママからは冷たい目線。
お風呂に入ることでママから離れてしまう。これが子供が嫌がる理由です。きっと。
だからこそ、ママから離れることよりも、より大きな満足を提供することが必要。それが、ベネフィットの提示となります。
2.お風呂グッズを使い倒す
・入浴剤、何を入れる?
・おもちゃは何を持っていく?
・このボタン、押してもいいよ!
先人達が生み出した、お風呂グッズを使いましょう。
子供の興味をそそるものがたくさんあります。
パパの笑顔だけでは事足りないため、使えるものはなんでも使いましょう。今こそ大人の力を見せつける時です。
そして、
子供に選択肢と役割を与えること
これは私が生み出した、子供をお風呂に誘う極意。ふふふ。
それだけかと言うなかれ。
入浴剤を入れるのを、子供と一緒にやってあげる。
おもちゃを選んだり、それをお風呂に入れることをやってもらう。
押しても良いボタンがあるならば、それを押してもらう。
なんでもいいのですが、子供に選択肢と役割を担ってもらうことで、お風呂に入ること=子供のお仕事にしてしまいましょう。
子供がいないと物事が進まない状態にすることで、積極的に関与させるイメージです。どうでしょ。
3.たゆまぬ努力を続ける
しかし、お風呂グッズにも飽きがきてしまいます。
栄枯盛衰、諸行無常です。
新商品を投入する。
もしくは、もう汚れても良いおもちゃがあれば、お風呂用ではないものを入れてしまうのも一考です。(サビないもので)
今までお風呂で遊べなかったおもちゃが、お風呂で遊べる。
これだけで、結構、魅力的なものですよ。
子供にとってお気に入りのおもちゃを、お風呂でも確保しておく。これが大事かもしれません。
お風呂入れから学べること
売りたい気持ちが強すぎると、売れませんよね。
これ、仕事にも通じます。
仕事であれば、相手は日本語が通じますし、理屈もわかってもらえる。その上でのジャッジ。
しかし、相手が子供であれば、なんとなくイヤという、理不尽な理由で断られてしまいます…
ここをどうやって巻き込み、ゴキゲンをとり、お風呂に入れるミッションを完遂させるか。これは仕事で培ったスキルと経験をフル活用して、パパが取り組むには最適な育児です。
ぜひ、ミッションを完遂させるために、日々戦っていきましょう!
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